ボヤキまSHOW

I talk to the window ~窓に語りて~

問題の部屋。

2007-03-10 02:17:41 | リゾートバイト

私(わたくし)が島のリゾートホテルでのバイトを終えるまで
残り2週間くらいでのことだったと思います。

その日も、仕事の終わりにいつものように厨房でみんなと
まかないを食べていたんですね。

すると、どういう流れからその話になったのかは知りませんが、
「あの部屋、今だれが住んでるの?」という話が聞こえてきました。

「あの部屋はヤバイ」とか、「あそこには行きたくない」とか、「もう、入ったと同時に嫌な感じがする」みたいに話してるんです。

私(わたくし)たちが住んでた寮は、私(わたくし)が入る前には「よく出た」という話が頻繁にあったということは聞いていました。

その、まかない食べてる時に話してた人たちは、私(わたくし)たちのような派遣ではなくホテルの正規の従業員なので、私(わたくし)たちとは別の寮に住んでる人たちだったんですが、どうやら問題の部屋は私(わたくし)たちの寮のようです。

しかも話が進むにつれ、それが私(わたくし)自身が寝てる部屋だということが判明しました。

その時話していた人たちは私(わたくし)が使ってる事は知らず、その人たちと私(わたくし)とは、からかったりからかわれたりするような間柄でもありません。

私(わたくし)が寮に帰るなり同居人に確認しましたところ、やはり問題の部屋は私(わたくし)が寝てる部屋ということでした。

少しはその部屋についての過去の話は聞いてましたが、数人の人が口をそろえて「ヤバイ」と言うのを聞くと、ホントにヤバイと思わざるを得ません。

しかも私(わたくし)に直接言ってるワケではなく、普通の会話でそう言ってるのです。冗談っぽくないでしょう。

ずっと前からいる同居人の話によれば、私(わたくし)が入る以前まで霊感の強い人が一人いたらしく、その人がいた時にはすごく頻繁に「出た」らしいです。

結局、私(わたくし)は最後までその部屋を使う事になるのですが、幸い何事もなく過ごす事ができました。