ボヤキまSHOW

I talk to the window ~窓に語りて~

裏切り者。

2007-03-11 23:23:22 | わたくし事
私(わたくし)は、人を「裏切った」経験があります。

「期待を裏切る」とかではなく、人としてやってはいけないほうの「裏切り」です。

「裏切る」という言葉は日常的な言葉ではないと思うんです。

しかも、当時は小学5年生でしたからね。そういう言葉自体、それこそテレビのワンシーンでしか聞く事がないような言葉です。

日常的でない言葉というのは、言われてもあまり実感が無かったりします。

裏切ったと言われても、実感がなければ当然反省もしませんが、この時の私(わたくし)は違いました。

冗談のつもりで言った一言だったのですが、まずそれによって彼が泣きながら私(わたくし)に向かってきました。

私(わたくし)も、冗談のつもりで言ったことに対してかかって来られて、最初はそれに対抗しました。

先生を交えたクラスメートとの話し合いで、逆切れして相手にビンタするといった、少々強引な所もある私(わたくし)です。

冗談を真に受けやがってという感じでした。

すると、彼のクラスメイトが2人ほど来て、彼が泣いてるので事情を確認しようとしました。

この二人は彼をかばうように私(わたくし)に”口撃”してきました。

その時、”口撃”を否定するように彼は言ったのです。

「ただ、コイツが裏切ったのが許せん・・・」

泣いてた意味を、この時ようやく悟ったのです。

子供の頃って、泣くと言えば叱られたり怪我して痛い時とかくらいでしたからね。それ以外の事で泣く事ってそう無いと思います。

よほど悔しかったんでしょう。そういう類の涙って、その時初めて見ました。

その涙が、「裏切り」という言葉に実感を持たせたのかもしれません。私(わたくし)はもはや何も言えず、ただ立ち尽くすだけでした。

たとえ冗談であっても、「裏切る」ような事は言ってはならないとその後反省し、人を裏切る事は絶対やめようと今日まで生きてきました。

飼いたいが飼えない。

2007-03-11 00:30:40 | わたくし事

ペットショップに行きました。

もちろん買うためではありません。「見るだけ」のためです。

子犬がおりました。子犬はこんなに可愛いものかと思いながら見つつ、子猫もさがしたんですが、残念ながらそのショップは子犬オンリーでした。

しかし、見てると本当に飼いたくなります。

だがしかし飼いません。

理由と言えば、それは留守にできなくなるからです。

私(わたくし)は旅が好きなので、そういった時に1日2日くらいならいいとして、それ以上の旅に出づらくなってしまうのでダメなのです。

犬の場合だと、飼い始めるとそれから犬の寿命(15年前後)までは犬と共に生きなければなりません。

その覚悟ができないので飼う資格はありません。

しかし、今日ペットショップで見てて思った事。

ショップにいたのは生まれて1~2ヶ月の子犬が殆どだったのですが、こいつら生まれてすぐ母親から離されてかわいそうだと思いました。

そして、「この狭いケースの中から出してやりたいなー」と思ったのです。しかしそれをするには10万円以上の銭に加えて「覚悟」と「責任」が必要なのです。

ペットとして売られてる犬などを見てて、カワイソウと思ったりもするが、よく考えてみるとコイツらが生きていくにはペットとして飼われる以外は生きる場所ってないんだなーと思いました。

”飼いたい”と思ってしまった私(わたくし)ですが、しかしやはり動物を「飼う」ということに対しては、「人間のエゴ」という感覚は拭えません。

人間てのはやはり勝手な生物なんですね。