「ニッポンの主婦100年の食卓」 主婦の友社 2017年発行
夢の暮らし、誰もがあこがれた主婦の一日
夫はサラリーマンで、朝家を出て夕方まで帰らず。
妻は自分の裁量で家事をこなします。
当時の女性にとっては、夢の暮らし。
お見合いや家どうしの約束で結婚を決めた当時、
未婚女性は「箱入り」にされ、自由を制限されていました。
でも、
理解と収入のある夫と結婚して「主婦」になれば、
旅行やスポーツも楽しめます。
当時の記事には、山登り、海水浴、スキー、テニス・・・レジャー記事が満載。
まさに「青春」だったのです。
昭和6年
20歳前後の若い花嫁と、サラリーマンの夫。
「朝はクリームと粉(おしろい)で簡単にお化粧」
「朝食はパンと紅茶、果物」
「小鳥を飼う」
などリッチな感じ。
「買い出しは御用聞きにまかせる」
「寝る前には家計簿」
などは、大正時代から『主婦之友』が強調している賢い主婦像であった。
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管理人記・
リッチなのか、性付家政婦なのか、はっきりしない。
ちょっと世間離れしているような思いがする。