「金浦要覧」編・増成松平 昭和11年6月発行より転記
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金浦病院
本県社会課の構想により町長は気運の促進を図る。
町財政を考慮し小規模の施設となし、意見もあった。
幾多の障壁を辿り、昭和8年1月開院式を挙行せり。
町民の利用は勿論、隣接各町村の診察を求むるもの増し、健全なる発達を遂げつつ今日に至れり。
金浦消防組
明治32年、団員154名。明治44年341名。昭和2年394名。
金浦町青年団
本町在住の15歳以上25歳以下の学籍にあらざる青年を以って組織す。
現在団員総数三百余名に達せり。
本団の創立は昭和4年、各にあったものを大日本連合青年団の一町一青年団の方針に則り、統一せられり。
弁論会、体育会は近県青年の大会を挙行し、且つ「若人」を発刊して地方文化に貢献し傍ら社会奉仕の作業に懸命に努力をしつつあり。
金浦町婦人会
昭和6年に至り、従来の主婦部、処女部を分割し主婦部のみを以って金浦町婦人会を組織し現在会員243名。
婦人の資質向上、賢母良妻家庭婦人の修養となるべき講習会講演会の開催、農繁期の託児所、敬老会を開く。
金浦町女子青年団
本町在住の満12歳より満25歳までの未婚女子を正団員とし現在団員総数67名。
岡山県国防義会金浦支部
昭和8年1月29日現在会員、1487名に達し、本町の補助金を受け設立以来在郷軍人分会、青年団、婦人会等と連絡を保持し左記事業を実施しつつあり。
1・皇室の尊崇忠君愛国心の振起を図るため、祝祭日には率先祝意を表し努めて拝賀式参列す。
2・国防に関する普及を期する。有識者より聴取す。
3・戦時事変の際に於ける町民の訓練。
金浦小学校
明治32年高等科を設置し金浦尋常高等学校と改編、
同年5月裁縫専修科を附設す、34年廃して裁縫専修学校を附設す。
大正4年,実家学校を附設す。
大正9年実科補習学校を附設す。
児童数は尋常科927名、高等科198名。
金浦青年学校
大正9年小学校に附設農商補修学校として開校、その後水産課を加えた。
昭和6年金浦実業学校へと改称す。
昭和10年勅令により、
金浦実業学校、金浦青年訓練所を廃して、金浦町立金浦青年学校を設立す。
生徒数は110名、
本科の教授及び訓練期間は、普通科2年、本科は第一第二とも5年、研究科1年である。
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金浦病院
本県社会課の構想により町長は気運の促進を図る。
町財政を考慮し小規模の施設となし、意見もあった。
幾多の障壁を辿り、昭和8年1月開院式を挙行せり。
町民の利用は勿論、隣接各町村の診察を求むるもの増し、健全なる発達を遂げつつ今日に至れり。
金浦消防組
明治32年、団員154名。明治44年341名。昭和2年394名。
金浦町青年団
本町在住の15歳以上25歳以下の学籍にあらざる青年を以って組織す。
現在団員総数三百余名に達せり。
本団の創立は昭和4年、各にあったものを大日本連合青年団の一町一青年団の方針に則り、統一せられり。
弁論会、体育会は近県青年の大会を挙行し、且つ「若人」を発刊して地方文化に貢献し傍ら社会奉仕の作業に懸命に努力をしつつあり。
金浦町婦人会
昭和6年に至り、従来の主婦部、処女部を分割し主婦部のみを以って金浦町婦人会を組織し現在会員243名。
婦人の資質向上、賢母良妻家庭婦人の修養となるべき講習会講演会の開催、農繁期の託児所、敬老会を開く。
金浦町女子青年団
本町在住の満12歳より満25歳までの未婚女子を正団員とし現在団員総数67名。
岡山県国防義会金浦支部
昭和8年1月29日現在会員、1487名に達し、本町の補助金を受け設立以来在郷軍人分会、青年団、婦人会等と連絡を保持し左記事業を実施しつつあり。
1・皇室の尊崇忠君愛国心の振起を図るため、祝祭日には率先祝意を表し努めて拝賀式参列す。
2・国防に関する普及を期する。有識者より聴取す。
3・戦時事変の際に於ける町民の訓練。
金浦小学校
明治32年高等科を設置し金浦尋常高等学校と改編、
同年5月裁縫専修科を附設す、34年廃して裁縫専修学校を附設す。
大正4年,実家学校を附設す。
大正9年実科補習学校を附設す。
児童数は尋常科927名、高等科198名。
金浦青年学校
大正9年小学校に附設農商補修学校として開校、その後水産課を加えた。
昭和6年金浦実業学校へと改称す。
昭和10年勅令により、
金浦実業学校、金浦青年訓練所を廃して、金浦町立金浦青年学校を設立す。
生徒数は110名、
本科の教授及び訓練期間は、普通科2年、本科は第一第二とも5年、研究科1年である。