しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

「天空の城」に登る 備中松山城

2020年10月21日 | 「天空の城」に登る
備中松山城

岡山県高梁市松山

かつて、お猿の山として岡山県の観光地だった臥牛山。
今は、「天空の城」として全国版の観光地となっている。





観光駐車場からスタート。





城下町を歩いて、最初に「御殿坂」。
武士は、この坂からお城に入った。











通常時の「お城」は「尾根小屋」と呼ばれる場所に、御殿、政庁があった。
今は高梁高校なので、石垣を眺めながら通過する。







これより、天守閣がある臥牛山へ登る。


その登城の道は、江戸時代からの道で、「大石内蔵助の腰掛石」がちょうど中間点に残っている。
ここで腰を掛けて休憩する。








やがて「ふいご峠」と呼ばれる駐車場がある。
観光客がいう「備中松山城」とは、ここからのこと。



ふいご峠から少し歩くと石垣が現れ、
以後次々に石垣がつづき、最後に天守閣が現れる。





幕末の城主は日本史でも有名な板倉勝静(かつきよ)だが、
現在の城主は「さんじゅーろー」という猫で、これも全国で有名になっている。



登城日・2019.5.15


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天空の城」に登る 琴石山城

2020年10月20日 | 「天空の城」に登る
琴石山城

山口県柳井市 


琴石山は柳井市にあり、その聳え立つ姿は多くの場所から望むことができる。







問題は登ることにパワーまたはスタミナが必要。

標高545.5m、比高もほぼ同じ。山は大きい。





山頂までの道は、遠くて高かった。







山頂付近は今「琴石グリーンパーク」となっていて、車で登ることもできる。
展望はすばらしく、
柳井港から室津半島までの絶景。





戦国時代には毛利の城があり、九州の大友氏の侵攻に備えていたそうだ。





登城日・2013.4.26

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天空の城」に登る 日和佐城

2020年10月20日 | 「天空の城」に登る
日和佐城

徳島県海部郡美波町日和佐


日和佐は太平洋に面した、美しい町で
海にはウミガメ、町には四国霊場の薬王寺が ある。







白亜の天守閣は町のどこからも眺められ、

お城を目指して登ればいい。







天守閣からは、海・町並み・薬王寺が見渡せるが、

残念ながら城の遺構は無く、模擬天守。展望や花見を楽しむ市民の公園になっている。





登城日・2012.4.5


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天空の城」に登る 船上山行宮

2020年10月20日 | 「天空の城」に登る
船上山行宮
鳥取県東伯郡琴浦町別所


隠岐島に流された後醍醐天皇が、名和長年により島から脱出し、ここ船上山に行宮を置いた。









幕府との「船上山合戦」後、ここから”建武の新政”が始まった、とも言える。









遠目には断崖の山に見えるし、事実絶壁の山だが、

ハイキングの道があり、四季折々の自然あり、大山方面の展望あり、自然と歴史の公園になっている。






登城日・2010.11.5
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天空の城」に登る 伽藍山城

2020年10月20日 | 「天空の城」に登る
伽藍山城

岡山県矢掛町江良



朝霧の伽藍山。








伽藍山は矢掛町のランドマーク的な山。

伽藍山の麓を流れる小田川、旧山陽道。
川からも道からも、東からも西からも、その山容を眺めることができる。








伽藍山は名の通り、最初は大伽藍が建っていた。(奈良時代)

戦国時代、織田と毛利の争いの時は毛利方の支城があった。





山頂からは、矢掛町や吉備高原、広島県域まで望める。

標高は290m、登山道は整備されている。




登城日・2018.1.25
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天空の城」に登る 屋嶋城

2020年10月19日 | 「天空の城」に登る
屋嶋城(やしまのき)

香川県高松市屋島



屋嶋城は香川県を代表する観光地「屋島」にある。
屋島の山頂全体が古代山城で、7世紀に大和朝廷により築造された。






そこへの道は、お遍路道を登っていく。
道は急だが、お遍路さん以外にも市民の遊歩道を兼ね上り下りの人が多い。





城門・城壁は四国88ヶ所霊場の「屋島寺」のすぐ近くにある。
山頂手前で、遍路道と分かれる。



城門・城壁は2016年に復元して公開された。









屋島寺に近く、獅子の霊巌にも近い。
霊場と観光地と史跡を備えた場所に「屋嶋城」は位置する。
前面に高松市街地が望める。




登城日・2018.5.5


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天空の城」に登る 備前天神山城

2020年10月19日 | 「天空の城」に登る
天神山城

岡山県和気郡和気町田土


天神山城は吉井川の左岸、標高400mの山城。






曲輪が何重にも連なり、石垣遺構が残っている岡山県指定の史跡。









山城の場所や高さや規模から、難攻不落の城だったが、
城主・浦上氏の家臣であった宇喜多直家に攻められ天正3~5年ごろ落城した。




登城日・2011.3.23
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天空の城」に登る 高越山城

2020年10月19日 | 「天空の城」に登る
高越山城

岡山県井原市東江原町・神代町 


写真の、やや左の山が高越山。北条早雲が生誕の高越山城として知られる。






標高は172m。

麓の公民館から登山道が整備されている。

毎年、桜の季節に”早雲まつり”が催され、地元の児童が武将姿で登場する。









山頂の周囲は山城の曲輪跡がよく残り、

小田川をはじめ、周辺の眺めがいい。





登城日・2018.4.21  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天空の城」に登る 羽衣石城

2020年10月18日 | 「天空の城」に登る
羽衣石城
鳥取県東伯郡湯梨浜町羽衣石(うえし)


羽衣石城は、登城口への道(車道)も、登城(登山)の道も、それなりに険しい道だった。







登城の道は、途中に石垣の遺構もあり楽しめるが、その一方で転落の危険もある道だった。







標高は372m、展望はいい。
手前に東郷湖、彼方に日本海。い~い眺め。







城主南条氏は戦国時代、尼子についたり、大内についたり、毛利についたりして生き延びた。
模擬天守閣は二代目だが、初代の模擬天守阿は昭和の初めに南条氏の子孫の方が建てられたそうだ。






登城日・2020.10.13
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする