「太平洋ひとりぼっち」
当時も今も理由がよくわからないが、
あの映画は「文部省推薦」だったのだろうか?
そし、そうならなんでだろう?
金浦中学校で、たぶん一回あっただけと思うが、体育館で映画をした。
それが石原裕次郎主演の「太平洋ひうとりぼっち」。
ヨットに乗って日本からアメリカの西海岸まで単独で航行した堀江青年を映画化したもの。
当時、堀江青年は新聞・テレビ・ラジオ・雑誌に取りあげられ国民的ヒーローだった。
その話題の延長にのっかって映画化し、主演も石原裕ちゃんが演じた。
映画は、太平洋上でヨットの一人生活なので、面白さはあまりなかった。
太平洋で毎日、気が狂いそうな孤独な日々
荒れた海の、命懸けの戦いは十分感じたが
娯楽の要素が少なかった。
それで学校で上映されたのかな?
映画には、裕ちゃんと日活が得意なアクションも歌もなかった。
この時に、中学生を喜ばすことがあった。
それは話題作の”ゴジラ対キングコング”という映画を見せてくれた。
これにはみんな大喜び(特に男子は)した。
一本まるまるでなく、最後の決戦シーンの30分間程度のみを上映した。
しかし怪獣が東京を破壊しながらの決戦でなく、孤島での対決で物足りなさを感じた。
見る前に喜んだだけに、ストレスが少し残った。
学校で見る映画は、ええようには行かんなあと思った。
なお映画は金浦座の出張上映だった。
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