今学期の初級1班は韓国人がとても多い。
韓国人は団結力が強く、韓国人同士でまとまってしまう傾向が強いようで、まだ、中国語での会話も儘ならず、でどうしても母国語で話してしまうようだ。
かく言う私もつい日本語が出てしまうので、会話の相手は日本人になりがちなのだ。
日頃からどうしたら韓国人留学生と交流が出来るのかを考えていたが、やはり食事に招待するのが一番だと思った。
それで、来期博士課程を目指して我が初級1班で復習をしていると言うベテランのQさんをお誘いし、「韓国人同学も一緒にどうぞ!」と言っていた所、韓国人8人が集まり、今日の我が家での昼食会となった。
序でに第2選択の「発音のクラス」で一緒に学んでいるKさん(中級2班)も誘った。
彼女は日本人で、韓国の大学に留学してる韓国の大学からの交換留学生だ。
食事は勿論“カレー”だが、今回はいつもより入念に準備した。
土曜日に作り始め3晩寝かせた。
また、全員が韓国人だと言うこともあって、唐辛子や生姜、ニンニクはいつもの2,3倍は入れた。
Kさんから韓国のカレーは日本の物に比べて少し甘いと聞いたので、急遽甘味を強くした。
お陰でとても好評で、「ご飯は入らないので、ルーだけお代わりを。」と言う求めに驚き、嬉しかった。
食事が終わって、おしゃべりタイム。
彼らのうちの一人、S君が「趣味は二胡」と聞いていたので、二胡を取り出し彼に弾いてくれるように頼んだが尻込みをするので、先ずは私がと、“チャングムのテーマ”を弾くと、私のあまりうまくない演奏で安心したのか、彼もテレサテンの「甜蜜蜜」を弾いてくれた。
暗譜していて、始めたばかりにしてはかなり上手な演奏だった。
因みに中国語でバイオリンや二胡等を「弾く」は「拉 ラー;1」と言う。
その後、やはり韓国語でのおしゃべりが始まった。
彼らの中に日本語が出来る男生【男子学生】(その内の一人は英語が出来る)が二人居たので、私は日本語と中国語と英単語を並べながらの会話となった。
3時間たっぷりおしゃべりして少々疲れが見え始め、「では、この辺でお開きに
しましょう!」と、宿舎に戻っていった。
ずっと気がかりだった韓国人留学生と親しく交わる事ができて、とても充実した
気分になった。
明日からの教室の雰囲気も少し変わってくるだろうか!?
来週予定している、日本人同学の「アカシア祭」見物にも誘ってみた。
「一期一会」、折角だから仲良くなって一緒に良い思い出を作りましょうね!