mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

雲南旅行⑫~大理;胡蝶泉

2012-06-06 18:52:18 | 旅行

 旅行4日目、昨夜は思いがけず入浴できゆっくり目覚めることが出来ました。

今日は午前中胡蝶泉、白族村を見物し、麗江の移動のバスを待つ間古城内で昼食をとりブラブラする予定です。
主な観光地は決めているものの、飛行機以外は何の予約もしていない行き当たりばったりの旅なので、夫は今日もフロントで細かな相談をして1日の予定を決めます。

タクシーで行くと片道でも往復料金を請求されるので100元かかり乗り合いバスだと一人8元らしい
タクシーより当地の生活を感じることのできるバスに乗るのは私的には大歓迎です。

 案の定バス停では民族衣装の白族の女性がが立っています。
やってきたバスに乗り込もうとするとこんな笑顔が迎えてくれました。旅行者はどうやら私たち二人だけのようです。 皆さん朝早くから何処に行かれるのか・・・ご出勤?
後から乗って来た白族の民族衣装の女性たちは大きな声で話始めますが、白族語なのでしょう、全く分かりません。 私の隣に座った女性に普通語で話しかけると思いがけず日本語の挨拶が返ってきました(驚)
ずっとバスに乗っていたい気持ちの中、30分ほどで到着です。

8時15分過ぎに到着、8時開門となっているのに・・しかも係員らしき人が数人おしゃべりをしている・・結局入場できたのは8時半近く(入場券売りのお姉さんが遅刻)でした。 多分こんなに早くから観光にやって来る客は少ないのでしょう(こちらが早くて申し訳ありませ!と言う雰囲気、次の観光客は9時ごろに観光バスで到着です)

竹の長い並木を暫く歩きます。 カッコウの鳴き声が聞こえてきて何とも気分が良い!

      

途中に園内遊覧バスの駐車場がありましたが動いていません(バスに乗っていたらこの気持ち良いお散歩は出来なかったでしょうから幸いでした)
近くに従業員宿舎があり、外のベンチでは食事をしている人たちが居ました。

 

 

ここからが胡蝶池でしょうか。 右の写真は道路に置いてあったゴミ箱ですが白族が背中にしょっている籠のようで風情があります。

    

胡蝶泉は面積50数平方メートル、大理蒼山の頂上溶け流下し、雲弄峰の麓に湧き出て溜まった四角形の泉潭のため、周囲は大理石でガード・レールを築きます。泉の水は澄みきって鏡のようです。

 (拝借)


水がとても澄んでいるので7mもあると言う池の底が見える。 ここにもご多分に漏れずお金が投げ込まれている。
ゴミや木の葉が浮かんでいて残念に思っていたら、暫くしておじさんがやって来てゴミを網で掬い始めました。

「上の方にも何かあるようだから行ってみる」と夫は一人で登って行ったが暫くすると「大したことは無かった!行かなくて良かったよ。」と降りてきた。

             

 

 

私はその間仕事をしているおばさん達を観察していました。 これは皆手刺繍なのですね、ミシン刺繍のように繊細なので驚きました。 敬意を表して? 1個5元と言う刺繍の蝶のストラップを3個10元で買いました(苦笑)

 

左手が大きな池でこの先には胡蝶館があるそうなので周りを散歩がてら行ってみることにしました。
しかし、早朝と言うこともあってかとても気持ちの良い空間です!

  

      

現在胡蝶泉公園には胡蝶楼、八角亭、六角亭、望海亭、月牙池、詠蝶碑などが建てられ、多くの花や木も植えられている。

  胡蝶館の中には飼育室もあり標本もたくさん並べてあった

以前付近の農村で大量に使用された農薬の影響で草木が減り、気候も変化したため飛来する蝶の数が減少していたが、この数年でだんだん元の状態に回復しつつある。1985年には胡蝶標本館がオープンし、蝶のいない季節でもここで大小さまざま、色とりどりの蝶の標本を見て楽しむことができる。中には雌雄一対で百万円を超える高価な蝶も展示されているという。

 

伝説

大理胡蝶泉は深く底無で、封建王公に反抗した恋人が絶望のあまりその深い泉に身を投げた後、二人が美しく大きな蝶に化したという伝説があり、ドラマ化されここで撮影もされたようです。
今度暇な折に探して観てみようと思います

 

 

次は白族の村の見学に向かいます