mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

雲南旅行(21)~楽山大仏

2012-06-15 22:27:54 | 旅行

楽山大仏のある楽山市一帯の地形は起伏に富み、良好な自然環境と景観にも恵まれ、この凌雲山も古い物が沢山残されていてとても趣のある所でした。
私の感じたままにカメラに収めてきましたのでご一緒にお楽しみ下さい(写真はサムネイルです)

   

    

階段が多かったのですが、こんな小路を歩いているとふと現実を忘れてしまいそう!

     

左の門を潜ってからは山側には仏像や絵,書などが刻んであり、さながら小さな歴史美術館です

  龍の滝と虎の洞窟

  開祖海通禅師像
傍には彼が修行の禅を組んだ洞穴があります

 


凌雲寺

凌雲寺は天王殿、大雄殿、蔵経楼により構成された3重式四合院だ。天王殿の前には高くそびえる古いクスノキがあり、殿外両側に分かれて明・清両代に寺を再建したと書かれた碑が4つ並べられている。
殿内中央に弥勒座像の塑像があり、大きなお腹とにこやかな顔で俗に”大腹羅漢”と呼ばれている。
両脇にはそれぞれ四天王が置かれている。天王殿の後ろにはい駄殿、金装飾の施された木彫りの護法神い駄が祭られている。
天王殿を通り抜けとところにある明代建築の代雄宝殿は僧侶たちが宗教活動を行う重要な場所だ。
殿内中央には釈迦無二参三身像(今身、応身、報身)が正座している。両脇にはそれぞれ十八羅漢が並べられている。大雄宝殿の背後には新しい塑像である浄瓶観音があり、両側にはそれぞれ文殊、普賢、地蔵と大勢至四菩薩像が並べられているが、これは明代以前の作品だ。

現在凌雲寺は”楽山大仏陳列館”を開設している。館内は多くの史物、文献、図画、写真や模型を陳列しており、楽山大仏90年の建造史と歴代修復史を展示している。

1 2 3  4
1;大雄殿   2;釈迦無二参三身像  3;弥勒座像(大腹羅漢)  4;流石、トイレも綺麗でした

 

东坡楼(东坡とは詩人蘇軾の字名)

      

此処もとても印象深い所でした。 雑木林の一角は霊的な感じさえしました。
写真では定かではありませんが、楼の入り口には蘇軾の像が置かれ沢山の作品が掲げられていました

    

蘇園    

   

早朝で観光客が少ないこともあって格別静かな空間です。
売店があり軽食もありましたが、夫とアイスを食べながら小休止を楽しみました

   

入口(出口?)の門の傍の洞窟には石碑が並べてありました。 じっくり読んでみたら面白いだろうと思います。




他にも現在建設中や改修中の建物がありました。中には興味を引く資料や仏像もありましたが割愛します。
東門付近の公園ではのんびりと憩っている人たちが居ます。

10:00 一通り観光が済み下って行くと 観光客の一団が次々と上がってきます。
私たちが味わった静寂はこの時はもう無くなっていました。

                          

 

 

この後、遊覧船に乗って大仏様を見物しました。

下船した時、丁度お昼時分だったのでここで昼食を済ませることにし食堂を探すと・・・
帰りのバス停近くに「西海豆腐店」と言うお店を見つけ、豆腐と言う文字に惹かれて入りました

  

名物の四海西垻豆腐30元と盐煎肉25元、米飯3元(四川もそうでしたが、雲南もご飯はお櫃のような物に入って来ます)
写真では分かりませんが相当な量です! 皿数を減らしたのと、美味しかったのでどちらも残さず食べました。

 

 

無事8日間の旅を終え帰途に着きますが、今回の四川航空の飛行機は今までになく大きくて素晴らしい!
何時もは横に6席で狭くて窮屈なのに、2席,4席、2席の8席で、各席にテレビモニターが付いている。
注意のアナウンスも手話通訳付きで嬉しい!

                   

機内食もまあまあだったし飲み物などのサービスも行き届いていて服務員の態度も感じが良い!
いつも飛行機に乗ると1度は嫌な思いをするのだが今回は全くなく疲れが吹っ飛んでしまった。
「終わり好ければ全て好し!」とはよく言ったもので、旅自体が素晴らしかった思いがした。


雲南旅行⑳~楽山大仏

2012-06-15 15:54:44 | 旅行

旅行8日目は楽山大仏見物です。
ホテルに荷物を預け楽山大仏を見物した後、一旦ホテルに戻り成都空港から青島に帰ります。

7:25 ホテル前からバスに乗り、7:55に楽山大仏入口(北口)に到着 

  入場料は90元の所、老人割引で50元でした

楽山大仏峨眉山地域内の長江の支流、岷江(びん-こう)、大渡河青衣江が合流する地点にある。
近代以前に造られたものでは世界最大・最長の仏像であり、石像である[1]
顔は100畳分、岩山を掘り、90年かけて造られた。高さは71メートル。東大寺の大仏の5倍にも及ぶ。
当時、多くの大仏が国家によって造られたのに対して、楽山大仏は民衆の力で作られた。

峨眉山と楽山大仏」として、近隣にある峨眉山とともにユネスコ世界遺産に登録されている。

 階段を上って行くと正面にいきなり大仏の頭が見えます!

 

何はさておき大仏様お顔を拝見します。  右は上から撮った大仏様の足元。

  足元から拝顔するには、凄い絶壁の階段を降りて行かなくてはならないので私には無理だろうと、夫が一人で下りて行く(夫が下りた時は観光客が少なく、比較的楽だったようだが、後から遊覧船から見た時はありの行列のようだった)

 

  

下から見上げて撮った大仏様の全体像。  右は足の指。

中国は何でも大きい物が好きですが、今迄観てきた物の中でこの大仏様は群を抜いて大きい感じです。


この辺りは三本の川が合流する地点であり、洪水が頻繁に起きていたので

洪水を起こさぬように見守る目的で作られたそうですが、凄い民衆パワーです!

 


途中、苏园,东坡楼,凌云寺(次の頁でご紹介します)を見物した後観光船から大仏様を見物します

  

 

観光船は大仏様の前で暫く停まってくれたのでゆっくり見物することが出来ました。
船から見て分かったのですが、大仏様の両側の壁面にも色々と彫り物があります。

 

 大仏様から遊覧船乗り場までこの3輪車で行きます。5分の距離を10元でした(値切ったけど・・)


 この様な遊覧船がひっきりなしに出ています

            河のごみを集めている人たち


 

大仏様の対岸の風景;大仏様はこの様な発展をどんな気持ちで見守ってこられたのでしょう