楽山大仏のある楽山市一帯の地形は起伏に富み、良好な自然環境と景観にも恵まれ、この凌雲山も古い物が沢山残されていてとても趣のある所でした。
私の感じたままにカメラに収めてきましたのでご一緒にお楽しみ下さい(写真はサムネイルです)
階段が多かったのですが、こんな小路を歩いているとふと現実を忘れてしまいそう!
左の門を潜ってからは山側には仏像や絵,書などが刻んであり、さながら小さな歴史美術館です
凌雲寺
凌雲寺は天王殿、大雄殿、蔵経楼により構成された3重式四合院だ。天王殿の前には高くそびえる古いクスノキがあり、殿外両側に分かれて明・清両代に寺を再建したと書かれた碑が4つ並べられている。
殿内中央に弥勒座像の塑像があり、大きなお腹とにこやかな顔で俗に”大腹羅漢”と呼ばれている。
両脇にはそれぞれ四天王が置かれている。天王殿の後ろにはい駄殿、金装飾の施された木彫りの護法神い駄が祭られている。
天王殿を通り抜けとところにある明代建築の代雄宝殿は僧侶たちが宗教活動を行う重要な場所だ。
殿内中央には釈迦無二参三身像(今身、応身、報身)が正座している。両脇にはそれぞれ十八羅漢が並べられている。大雄宝殿の背後には新しい塑像である浄瓶観音があり、両側にはそれぞれ文殊、普賢、地蔵と大勢至四菩薩像が並べられているが、これは明代以前の作品だ。
現在凌雲寺は”楽山大仏陳列館”を開設している。館内は多くの史物、文献、図画、写真や模型を陳列しており、楽山大仏90年の建造史と歴代修復史を展示している。
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1;大雄殿 2;釈迦無二参三身像 3;弥勒座像(大腹羅漢) 4;流石、トイレも綺麗でした
东坡楼(东坡とは詩人蘇軾の字名)
此処もとても印象深い所でした。 雑木林の一角は霊的な感じさえしました。
写真では定かではありませんが、楼の入り口には蘇軾の像が置かれ沢山の作品が掲げられていました
蘇園
早朝で観光客が少ないこともあって格別静かな空間です。
売店があり軽食もありましたが、夫とアイスを食べながら小休止を楽しみました
入口(出口?)の門の傍の洞窟には石碑が並べてありました。 じっくり読んでみたら面白いだろうと思います。
他にも現在建設中や改修中の建物がありました。中には興味を引く資料や仏像もありましたが割愛します。
東門付近の公園ではのんびりと憩っている人たちが居ます。
10:00 一通り観光が済み下って行くと 観光客の一団が次々と上がってきます。
私たちが味わった静寂はこの時はもう無くなっていました。
この後、遊覧船に乗って大仏様を見物しました。
下船した時、丁度お昼時分だったのでここで昼食を済ませることにし食堂を探すと・・・
帰りのバス停近くに「西海豆腐店」と言うお店を見つけ、豆腐と言う文字に惹かれて入りました
名物の四海西垻豆腐30元と盐煎肉25元、米飯3元(四川もそうでしたが、雲南もご飯はお櫃のような物に入って来ます)
写真では分かりませんが相当な量です! 皿数を減らしたのと、美味しかったのでどちらも残さず食べました。
無事8日間の旅を終え帰途に着きますが、今回の四川航空の飛行機は今までになく大きくて素晴らしい!
何時もは横に6席で狭くて窮屈なのに、2席,4席、2席の8席で、各席にテレビモニターが付いている。
注意のアナウンスも手話通訳付きで嬉しい!
機内食もまあまあだったし飲み物などのサービスも行き届いていて服務員の態度も感じが良い!
いつも飛行機に乗ると1度は嫌な思いをするのだが今回は全くなく疲れが吹っ飛んでしまった。
「終わり好ければ全て好し!」とはよく言ったもので、旅自体が素晴らしかった思いがした。