mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

雲南旅行⑯~麗江;納西族民族芸能

2012-06-09 04:29:45 | 旅行

 15:40 「納西印象」に到着 入り口では何とも厳めしげな長老?が迎えてくれる

 

16:00 開演

 

司会進行は二人の若い男女。 彼らは流暢な英語と普通語を話したのでよく聞き取ることが出来ました



初めはナシ族の儀式の紹介のようです

 宗教の儀式

         
東巴(东巴 dōng bā)と呼ばれる祭祀者が東巴経典を読みあげる。 今ではすべてを正確に読みこなせる人が減ってきたらしい

          奉献の踊り? 

 



 これも祭事の際の舞踏です

                 
          「犬追馬鹿」 伝統楽器を口にくわえて弾く民族歌 とても哀愁を帯びた音色です

 「谷気」(ナシ族の山歌の一種)を歌う女性



 この後若い男女が登場し色んな踊りを披露します(一つ一つにストーリーがありますが・・)

 



 

 

ナシ族は労働の楽しみと人生の辛さをも楽しむ

 

 客席に下りてきて糸紡ぎを披露

 

 

 

 

【ドンパ文字】
ナシ族はトンパ文字と称する象形文字を持っているが、宗教的に使用されるのみで、別に表音文字もあった。しかし、これもあまり使用されず、1957年に制定されたラテン文字も行われている。トンパ文字は現在も宗教的に使用され原始仏教にもっとも近いとされ世界唯一の生きた象形文字としてユネスコ世界の記憶に登録されている

 演奏される民族音楽に合わせてとてもスラスラと書いてゆく



            変顔の踊り

 

 
結婚の儀式にまつわる舞踏

 結婚が決まり母親と語り合う娘
 この時父親は居なかったが・・・ナシ族は母系一妻多夫制で、女性の地位が高い 
      

新郎新婦は赤い帯で結び合わされる


 

出席者にメダルのようなものを見せ二人の結婚を宣言する。  その後、出席者全員で祝宴を開く

 

(残念ながら写真はないが)ここで見物客の中から間もなく結婚する二人が舞台に上げられ同じような儀式を受ける
その後観客も一緒になって祝の踊りを踊る

 

 【フィナーレ】

           

昆明で観た民族芸能も素晴らしかったが、この様に色んな儀式の舞踏を観るのはなかなか興味深い物がある

 


おまけに・・・

終了後、夫がトイレに行って撮ってきた写真  ナシ族の文字も絵もなかなか味があって面白い!

 

 

 

17:50 麗江古城近くの黒龍潭前で解散

数年の旱魃で黒龍潭の湧き水が干上がっている と聞いていたが・・・
環境保護費の領収書があれば無料との事なので、中に入って散策してみることにする

 

 

黒龍潭公園は清の乾隆年間に地元のナシ族の人々がここに「玉泉龍王廟」を建て、乾隆帝が「玉泉龍王」を封じたことから、龍王廟とも呼ばれる。園内には龍神祠、得月楼、鎖翠橋、玉皇閣、また後にここに移された明代の芝山福国寺解脱林の門楼や五鳳楼、もともと役所だった明代の光碧楼、清代の聴鸝榭、一文亭、文明坊などの建築物が点在する

 

これは想像に絶する酷さです!

園内の建築物も整備が悪く、歴史がある割には興味を引かない

 

  水源も何となく哀れに感じる

 

 

明日は古城を散策し獅子山万古楼、束河古鎮に行く予定です


雲南旅行⑮~麗江;玉龍雪山(氷川公園&白水台、藍月山谷)

2012-06-09 03:45:06 | 旅行

旅行6日目は楽しみにしていた玉龍雪山ツアーに参加します

昨夜ホテルに着いてすぐ、夫がフロントに「玉龍雪山ツアー」に参加したい旨を伝えると、すぐに旅行者の社員がやって来て契約を済ませる

ツアー料金は一人580元(7000円強)と少々高いと思ったが<防寒コート、酸素ボンベ1本、入山料、ケーブルカー、昼食、白水台観光、ナシ族民族芸能、環境保護費80元>全てを含む料金なので1日遊ぶ料金としては安いかもしれない。

 

7:30 水車前集合 私たちのガイドはナシ族のかっこいいお兄さん
辺りには別のツアー客も沢山集まって、ガイドさんは参加者の確認で大変です(日本人は私たち1組だけのよう)

 

 途中、防寒コートと酸素ボンベを受け取りに寄る。 1本は無料だが余分に欲しい人は買うことができる(値段は忘れました)

 

玉龍雪山: Yùlóngxuě Shān4231雲南省麗江市玉龍納西族自治県にある高山。横断山脈のうち沙魯里山脈の南部を占める。付近一帯は玉龍雪山国家重点風景名勝区として世界遺産に、同時に麗江市玉龍雪山景区として中国最高レベル(5A級)の国定公園に指定されている。北半球で最も南に位置する氷河がある。
観光地としての整備も進んできており、麗江古城地区の北から7路のバスで雪山ロープウェイ乗り場まで行けば、扇子陡のすぐ下の4506m地点までのロープウェイに乗れる。ロープウェイの運行は天候に左右されやすく、一日4000人限定のため、注意を要する

  8:40 ケーブルカー乗り場に到着。 ここも大勢の客でごった返していて乗れるまでに少々時間がかかった。 夫とおしゃべりをしながら待っていると「日本人ですか?」と声をかけてきた二人連れの若い女性が居た。 聞いて見ると香港から来た学生で、一人は大学生一人は高校を卒業したばかりとの事だった。 一人は全く日本語は話せず彼女たちの広東語でのおしゃべりはまるで聞き取れない。 日本のアニメが大好きで覚えたと言う娘はとても上手に日本語を話した。 彼女はその後も老人でしかも手が不自由な私に何かと気を配ってくれ嬉しかった。

 

 ケーブルカーで到着した所は標高4506m。
皆一斉に酸素を吸い始める。(何とも情けない格好の記念写真だが、この日私が写した写真は全てカメラから無くなっていた。仕方なくこの日は全て夫のカメラからの拝借写真である)

 

皆、5月末なのに雪の上を歩ける楽しみを味わっている

 

展望台から眼下の雄大な景色を楽しむ

 

                 

皆、酸素ボンベを持って上にある展望台を目指す(そこから多分氷河が望めるのではないか!?)
学生時代は山男だった夫も勇んで登って行ったが、途中、酸欠で足が動かなくなったと戻って来た(無念)

    

夫が上から写した下の展望台付近。  私はここで夫を待っていた

 

 

 民族衣装を着て楽しむ女性たち


 

11:45 下のセンターで昼食

テーブルに10人集まると料理が運ばれてくる。 ナシ族の料理だろうか?
申し訳ないがあまり箸が進まなかった。

 

 

12:00 食事終了 専用バスに乗り換えて 白水台、藍月谷の観光へ。

遊覧バス券を配布され15:00までにバスに戻ってくるように指示あり、その間自由観光。

 

 この券で3回の乗車が可能になっているが、一番奥の玉液湖まで行って見物しながら歩いて下ってくる(镜潭湖,蓝月湖,听涛湖と続く)

 

 

 玉液湖

 

玉液湖から玉龍雪山を望む

 

可愛いヤクが2頭水遊び中。 あまりの可愛さに皆大騒ぎ!

 

 

カルシュウムを含んだ水なので綺麗に百枚皿が出来ている?! 
所が人工的に加工しているとの説明に、ここまでしなくても十分なのにと残念に思う。(黄龙,九寨沟を真似たつもりだろうか)

 

 

次は納西族民族芸能を見物に行きます