今日は今回のメイン 蓬莱の観光です。
蓬萊(ほうらい)とは、古代中国で東の海上(海中とする説もある)にある仙人が住むといわれていた五神山(仙境)のうちの1つとされ、道教の流れを汲む神仙思想のなかで説かれるものである。
ホテルの近くから蓬莱行きのバスが出ているので、朝もゆっくりです。
軽い朝食を済ませて外に出ると、ホテル前にはすでに食べ物の露店が並んでいます。
新しく建てられた感じの蓬莱記念館。 中には入れないようでした。
【観音苑】
ご本尊? 四面観音(全てお顔が違うようでした) 興味のある方は拡大してご覧下さい。
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日本のお寺と違って色んな像が置かれています。
②はお馴染みの弥勒菩薩(どう見ても布袋様)
ここは入場券が無くて、入場料を払うと胸にシールを貼ってくれました。
帰りにはそれを剥がして貼る場所が設けてありましたので、貼って帰りましたが何かご利益があるのかな?
八仙人像
八人の仙人が遊びに来たと言われる伝説にちなんで海岸にはモニュメントが建っている。
蓬莱の海は渤海と黄海の分界線があり、遊覧船は大変人気のようでした。
お天気が良い所為もあって、モーターボートもひっきりなしに疾走していきます。
旅遊路線図
私たちもこの路線図に従って回りましたが、登州博物館以降の3箇所は気づかずバスしました。
蓬莱閣は城壁のようなもので囲われています。
以前行った曲阜の城壁に感じが似ています。 この先が東門です。
【蓬莱閣】
蓬莱閣は中国古代四大名楼の一つ で
国家級旅游景区5Aの指定を受けている素晴らしい景色の観光地です。
東門をくぐって中に入ると直ぐにこの門があります。 記念写真のスポットになっています。
東門辺りから見た景色
登州古船博物館
余りきちんと整備されていなかったけれど、昔からの船の展示がされていて右写真の船を見て鑑真が五度の失敗の後にやっと日本に着いたと言う話を思い出した。
まさかこのような簡単な船ではなかっただろうが・・・・・。
上方から見た景色
上写真の中央左にあるのは清朝時代に造られた砲台、現在も大砲が設置してある。
砲台に立って大連の方角を懐かしげに眺める夫。
登州古建築群
沢山の建築物がありました。 詳しいことは判りませんが写真を撮りましたので、興味のある方は拡大して見て下さい。
下からこのロープウエイで往復しました。
余り高くないように思ったのですがなかなかスリル満点でした。 しかし、お天気がよく景色は上々。
田横桟道
断崖絶壁にある桟道。 私は上で待機、夫も途中まで行って写真を撮って引き返してきました。
写真中央から左が渤海、右が黄海です。
登州博物館
城壁沿いにあるお土産屋さん
何故か瓢箪の製品が多く、夫は瓢箪のストラップを3個5元で売りつけられました。
無事、蓬莱観光を終えて早めに煙台に帰り着きましたので、翌日に予定していた張裕酒文化博物館と福建会館(蓬莱博物館)に行くことにしました。
ところが、張裕博物館は時間が4時までで入れず、福建会館は閉まっていて入れません。 確かにこの建物のはずなのですが・・・・・・・。
運よく、この扉から出てきた男性に入り口を聞くと「あっち!」と、指差します。
ここが入り口でないのは判り、他の入り口を探しました。
表通りに面して入り口はありましたが、閉まっていました。
きっとここも4時までなのだろうと、翌日又、来る事にして帰りました。
後で分かったことですが、何とその会館は閉鎖されていて、近くに新しい博物館が建っているのだそうです。
中国と言うところは本当に不思議なところです。 聞いたことだけにしか答えてくれません。
なぜ、「ここはもう閉鎖されていて、新しい建物が近くに建っている」と、教えてくれないのでしょう!
「入り口は何処ですか?」と聞いたから、「あっち!」と答えたのです。
日本のような察しの文化は通用しません。
何度もこのような経験をしていますが、未だに馴染めないでいます。
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