mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

今日から安眠!?

2012-06-14 20:11:39 | 日々の出来事

今朝、短期留学の一団(アメリカ人?)が帰って行った。

新楼から今の敏行楼に引っ越してくる際に、静かな方が良いと6階を選んだのに・・・

3週間ほど前にやって来た留学生たちが宿舎に溢れ、6Fも満員状態になった。

彼らは深夜までお酒を飲み、歌い踊った!

6Fの屋上はさながらビヤガーデンである。

朝帰りの学生も少なからず、公安に注意される不祥事もあって学校も頭を痛めていたらしい!

 

夫も私もそう神経質な方ではないのだが、度々深夜の奇声で目覚めた。

加えて夫のパソコンが壊れてしまい、早朝に私のPCを使って作業をするようになった

夫は毎朝3時起きで頑張っている・・・・が

私の体内時計が異常をきたし始めた。

ここ数日、授業中に眠くてたまらない! 

昨日老師に「今日は元気がないがどうしたのか?」と聞かれてしまった。

 

今日から熟睡できそうだ。

明日は綜合課の大テストがあるので早めに休もう


雲南旅行⑲~成都;峨眉山

2012-06-12 23:52:34 | 旅行

今回の旅行は雲南省の観光が目的だったのだが、以前四川旅行に出た時夫が青島→成都を
汽車で2泊3日かかる所を1泊2日と勘違いし、時間が足りず峨眉山と楽山の観光を取りやめた。
どうしても峨眉山&楽山に行きたかった夫は雲南の観光を削って成都に来ることを望んだのだ。


昨夜ホテルに着くとすぐに、ホテル内の旅行者の係員に相談した。
峨眉山&楽山ツアーは無いかと尋ねたが、夫々1か所のみのツアーしかなく包车baoche11(チャター)で行くことを勧められた。
成都を5:30に出発し峨眉山に8:00に到着したので往復5時間で800元とは相当高い!

 迎えに来たのはこのかっこいい車。 早朝車が少ないこともあって飛ばすこと!
所がこの運転手さん峨眉山は初めてらしく登山口バスセンターをを知らない。 何回も訪ねて降ろされた所は・・・・

 

1;報国寺

 

現代最大の寺院報国寺 1615年万暦43年)に明光道人が創建したとされている。

登山口には間違いはないのだが・・夫が門の和尚さんに尋ねると「前の道を1K程下るとバスセンターがある」と
教えてくれる。  教えられたとおりに歩くがなかなか見当たらずその後何度も尋ねることになる。

 

 

2;バスセンター

  

バスセンターに入るのも手荷物検査が必要。 夫のリュックが重いので荷物を預ける(1時間0.5元)
雪洞坪まで往復(3回乗車可能)90元 バスは頻繁に出ている。


 

地図を買ってコースをチェックする
1;報告寺→2;バスセンター→3;黄湾門→4;五显岗→5;万年寺→6;峨眉山入山センター(入山料一人80元)→
7;雷洞坪(バス終点)→8;接引殿(ケーブル)→9;金顶→10;(ケーブル)接引殿→11;万年ケーブル→12;万年寺
→13;バスセンター

 分かりにくいのでサムネイルも載せました。 拡大してご覧下さい

 

峨眉山は道教や中国の仏教で言うところの聖地で、中国三大霊山五台山天台山、峨眉山)や中国四大仏教名山五台山九華山普陀山、峨眉山)の一つである。26の寺院を有し、普賢菩薩の霊場とされる。一帯は聖地となっていたために自然が護られ、約3,000種の植物と、絶滅危惧種を含む約2,000種の動物の宝庫でもある。
1996年12月6日には文化面、環境面両方が考慮され、楽山大仏と共に「峨眉山と楽山大仏」としてユネスコ世界遺産(複合遺産)に登録された。
一番高い峰が万仏頂(標高3,098メートル)で、頂まで32の名刹が続いている。後漢時代から仏教施設の建設が始まり、南宋時代に最盛期を迎えた。

 

 バスに乗って出発を待っていると竹の棒を持ったお婆さんがバスに乗り込んできた。 初めは何だか分からなかったが竹を杖にして歩かなければならないらしい。 ・・・が、私たちは買わなかった。


3;黄湾門

黄湾バス停は素通りして、山に入る。
途中,五顕崗、と 万年寺に寄り、一部観光客を下ろす。

 


6;峨眉山入山センター

 ここで全員降りされ・・
料金を支払い券をを見せて再び乗り込む。  嬉しいことに60歳以上は半額の80元になる。 

7;雷洞坪(バス終点)

10:30 終点の雷洞坪に到着 海抜2430M 天気が悪く雲の中に居る様だ
此処からケーブル乗り場(接引殿2540M)まで歩かなければならない。

半袖の私は寒いので貸しコートを借りる(20元) 押金yajin11(保障金)を100元取られる

 

足の痛い私はゆっくり登る。 昨日は雨が降っており、本日もその影響がありガスっている。
道の脇に土産物店が沢山並んでいる。
バスの終点より上に道は続いて
いるが、地元少数民族に還元のためのお店だろうが途中からの売り場もちらほら見える

                      

 

 

昨年5月に行った黄龍でもたくさんのシャクナゲを見ることが出来たが、今回も綺麗に咲いた自然のシャクナゲを霧の合間に観ることが出来とても嬉しい!

 

      

雲が晴れると瞬間深い谷が見えるが、名物の雲海は残念ながら今日は見ることが出来ない


野生猿群

途中「野生の猿に注意!」の立札が続く
とても慣れていて観光客に食べ物をねだるが、気に入らないと捨ててしまうし、
日本の高崎山の猿と同じで欲しい物は油断していると奪われてしまう


 歩くこと一時間、接引殿に到着

 

8;接引殿

 

 

天気の所為か?ケーブルに乗る客は少ない 
り料金65元 下りは55元と料金が違う。 歩いて景色を楽しみながら来る客が多いせいだろうか。

 

5分程度で太子坪(2858M)に到着、此処から金頂(3077M)まで最後の登坂である。

12:00 金頂到着 夫が上の様子を見に行くが、私は足の状態が悪いので手前で待機する。

 

  気圧の差でパンパンに膨れた袋
小腹のすいた夫が持参していたパンを食べようと取り出すと・・この通り!
今にも爆発しそうです

 下見に行った夫が撮ってきた写真は霧が深く良くお顔が見えない

 

 

霧が深く座って待っているととても寒い。 ツアー客が美味しそうにカップラーメンを食べている。
余りに美味しそうなので戻って来た夫と海鮮ラーメンと煮卵を食べる。 暖かい! 美味しい!

 

折角来たので金頂まで行き四面十方普賢金像を観てから帰りたいと、霧が少しでも晴れてくれることを願いながら登って行く

 

9;金頂に鎮座する 四面十方普賢金像

 

晴れました! 奇跡とも思える瞬間があってはっきりとお顔を見ることが出来ました。

 

 観音様の足元で眠る可愛い猫ちゃん

 

  
大雄宝殿             本尊            金堂

 

 

 

霧と疲れの為に峰が万仏頂まで行くの断念して下ることにする

下山しながら素敵な雲を見ましたが、カメラが悪いのか、腕が悪いのか・・・

 

 長い石段には駕籠かきのおじさん達が客引きをしています


この後、再びケーブルカーで接引殿に戻り、バスで万年寺に登ぼるケーブルカー乗り場に向かいます

 

11;万年索道wanniansuodao4231

 

 

10;万年寺

峨眉山の主要寺院の一つ。東晋隆安年(367-401)に建てられた。名は普賢寺、彗持大師により建てられた。
もともと本殿が7重で規模は大きかったが、1946年の大火でほぼ焼失した。現存する本殿は1953年に再建されたものだ。

現存しているのは山もん、弥勒殿、観音殿、般若堂、毗卢殿、无梁殿、巍峨宝殿、大雄宝殿、钟鼓楼、行愿殿
その間に花のガーデン、亭榭、水池等がある。この園林式寺院は峨眉山最大の寺院となっている。
この他この寺には貴重な”峨眉三宝”(貝叶経、佛牙、御印)が収蔵されている。寺には石碑も多く、最も有名なものは宋代の書道家、米芾の手による”第一山碑”だ。

私はここで足に限界を感じケーブルカー乗り場に残り、夫は一人で万年寺に向かった

   

本殿の中には北宋太平興国5年(980年)鋳造された普賢菩薩騎6牙白象銅鋳像があり、24個の小仏像、
307個の小さい銅の仏像等も置いてある

    

   聖寿万年寺の本尊と天井

 

 

峨眉山観光を済ませ、楽山に向かう・・・

バスセンターから楽山行のバスに乗るが、この姿の車掌さんには驚く。 伝票を整理ししばらくしたらバスから降りたので車掌さんではなかったのかもしれない。

再び驚かされたのは、私たちの乗ったバスは満員になっていなかった為か後続の楽山行のバスの乗客が少なかったためか、途中で降ろされ後続のバスに乗り換えさせられた

 

 

 楽山のバスセンターから出るとホテルの客引きのお婆さんがやって来てしつこく付きまとう
いくら断ってもびくともしない。 最後には気持ち悪くなってくるほどで、どうしようかと困っていたら一人の女性がやって来てホテルに招いてくれて助かった。

 

    

芳香剤? 部屋の隅にフレッシュなパイナップルが置いてあります。 とても爽やかな良い匂い!

1泊258元の小奇麗なホテルで最後の夜を過ごします

 

 

 明日はいよいよ最後の楽山大仏の見物です


雲南旅行⑱~麗江;束河古鎮→成都

2012-06-12 06:41:27 | 旅行

七星街から9;45のバスに乗り最寄りのバス停で10:05下車します。
それから延々30分も歩くことになりました。  しかし、道すがらの景色はとても興味深い物でした。
今の中国は外国からの影響でどんどん新しくなり、古い物と混然となって素敵な雰囲気になっています。

「束河」は、ナシ語で「高い峰のふもとにある村」という意味です。
束河古鎮は、麗江古城の北西、約4キロ離れたところにあります。
ナシ族の最も古い集落の一つであり、かつて茶馬古道の要として栄えた町です。
古鎮は標高2440m、面積約5平方km、中心保護区域1平方km、ナシ族を中心に約千世帯、
約3000人が暮らしている昔ながらの村落です。



              

古鎮内には涌き水を集めたせせらぎが流れ、入り組んだ路地にも気持ちを和まさせられます。
軒を繋ぐ古民家、一面の田んぼ、昔の佇まいが残るのどかな風景に心癒されます
古鎮内は二つの湧き水があり、その一つは九鼎竜潭と呼ばれます。
生い茂る垂れ柳に囲まれた潭(ふち)は、玉龍雪山の雪解け水が溜まって出来たもので、
水が澄みきり、鮮やかな透明感の高い水中に小魚の泳ぐ姿がはっきりと見えます。 


            

天然良質の湧き水は、三本に分かれて村に入り、家屋の前、畑のほとりを流れ、
村人はその水を使い米を研いだり、野菜を洗ったり、洗濯をしたり、昔懐かしい姿を残しています。

 

 

このゲートを潜って敷地に入ります。 入場料は徴収されていません

    

馬が繋がれていて、乗馬姿の人や遊覧馬車もあります

 

 暫く古民家街が続きます。 歩き疲れたので一郭の洒落た喫茶店で一息つきます

         
とても風情の感じられる街並みです。 右端は夫が泊まりたかった昔ながらのナシ族の住居で、今はホテルですが、とても重厚な感じです。

  喫茶店では夫はシャーベットのような物、私はパンケーキを食べました

  特徴のある壁。 トンパ文字の書かれた壁はとても綺麗でした

 

 

 

古鎮内の道路は概ねこんな感じです。  麗江古城と似た感じなのですが少し違います、何なのだろ?!

 

 古鎮内での特徴的な建物(土産物屋や食べ物屋は沢山あって古城内と同じ感じです)

ここでナシ族民俗芸能披露?

                   

トイレはとても綺麗で感激です

    

可愛いワンちゃんも綺麗な石畳の上で気持ちよさそうにお休みです。    右は民家?を模したゴミ箱

 

 古城に12:30頃に戻り、麗江空港17:45発の飛行機に間に合うように、
宿のご主人が車で空港まで送ってくれるとの事なので、15:00まで古城内をブラブラして時間を潰す。 
車代100元也

 

成都空港には18:50に到着したが、宿泊予定のホテルのある成都北口まで行くリムジンバスは無く 
路線バスで1時間以上かかる。
前回来た時は汽車だったので空港からの景色は初めてで成都はこんなにも大きな町だったのかと驚く 

  

このホテルは前回の旅行で偶然泊まったホテル。 
三ツ星で料金は280元と安いにも関わらずバスタブまであるのです(何とTOTOのマークが付いています)。
峨眉山観光の為に成都にはもう一度来る予定だったので、その時には必ずこのホテルに泊まろうと決めていたのです。

 

 

明日は夫の念願の峨眉山に行きます


がっかり!

2012-06-11 23:38:35 | 日々の出来事

6月12日に右手を骨折して4週間が過ぎました。

診断は全治1か月半でしたが順調に回復し痛みもすっかりなくなっていますので、今日の診察時にギブスを取ってもらえるものと思っていました。

しかし、医師に「あなたの歳が40歳以下なら今日取るけど・・あなた歳は幾つ?」

「65歳ではだめだね!」と言われてしまいがっかり!

 

昨夜、記念写真も撮っておいたのです。

                       

ご覧頂けるように、1度も包帯を巻き替えて貰っていないので真っ白だった包帯は黒ずんでしまっています

日本の病院だったら包帯の交換はおろか、指も綺麗にアルコール綿で拭いてくれるでしょうに!

身軽になれるのは2週間後です。

 


今日は中国の病院の笑えない話をご紹介します

病院に着くと・・・

1;再診受付をし支払いをします(写真なし) 支払①


2;診察室に行き順番を待つ。 ここが問題です、看護婦さんも居なくて受け付けもないのです。
患者がカルテを持って医者に手渡します。  ご覧のように扉は開け放たれていて診察を受けて居る患者の後ろに並んで見ているのです。 守秘義務は全く果たされることはありません。


今日、私の診察時にも医師が何か質問する度に後ろの中国人が繰り返して聞いてくれます。
医師の中国語に癖があったので、日本人の私たちには聞き取りにくいと思われたのでしょう。
でも、私の診察に他の患者がワイワイ言っているのですからとても変な感じなのです。


3;医師の指示でレントゲンを撮りに行きますが、その前に料金を払い領収書を持って受付をします 支払②
此処にも受け付けは無く、技師に直接カルテを渡します


レントゲンを撮って現像が出来るまで小1時間待ちます
出来上がると技師が待合所にある机の上に無造作に置いて(放って)行きます。
写真は名前が分かり易いように私がきちんと並べたものです。


4;レントゲン写真を持って再び診察室に行き医師の診断を仰ぎます
この時も、何故か何度も年齢を尋ねられ、次の患者が私の前に来て「若い! 若い!」と言っているのです。
此処でも患者全員参加型の診察を体験します(私が中国人だったら何も言わないのかもしれませんが・・)


5;医師の書いてくれた処方箋を持って会計に行き薬代を支払います  支払③

 收款处shoukuanchu134(会計)


6;領収書を持って薬を受け取りに行きます

 中成药zhongchengyao124(漢方薬)

 

笑えないと言うより笑ってしまうでしょう


雲南旅行⑰~麗江;獅子山万古楼

2012-06-11 06:50:01 | 旅行

旅行6日目も快晴です
今日は古城内を散策しながら獅子山に登り、万古楼wangulou432を見物します。
その後,束河古鎮shuheguzhen4234に行き、飛行機(麗江発17:45)で成都に向かいます

  

もう8時だと言うのに古城はまだ眠っているようです

 

これより獅子山に登ります

       

    

登りの道すがらの風景です。 家々が夫々に風情があってとても素敵でした。
途中で道を尋ねたナシ族の女性は笑顔も明るくとても親切でした。

  

途中で出会った看板犬?の可愛いワンちゃん  招き猫さんと忠実に務めを果たしています

 

 

細い階段の道を必死で登ってきましたが、ベンチを見つけて小休止です
それにしても、こんな所で火事になったら大変だなぁと少々心配です

 

ここで一人15元の見物料金を払って入山します

 

「麗江古城獅子山展望台」から見た麗江古城方面の街並み

 

 

またまた急な階段を上り、山門を潜って遂に万古楼に到着です(疲れた!朝一の元気な時で良かった!)

 

  敷地内を掃き清めるナシ族のお婆さん


万古楼
は麗江県の獅子山山頂にある五層の楼閣で、22mの高さの16本の木の柱が各層を貫いている国の木造建築で最初の楼閣。

万古楼の屋根の隅の反り返った部分は併せて13箇所で玉龍雪山の13の峰を表す。楼閣には「披星戴月」など2300の吉祥図案が彫刻で施され、麗江に暮らす23の民族を象徴する。龍の彫刻の装飾は9999あり、楼閣の屋根のてっぺんの一つをあわせると「万龍万古之盛(一万の龍は永遠の繁栄)」になり縁起が良い。また楼閣の高さは33mで、これは33万人の麗江の住民の数を表している。万古楼の上からは麗江壩全体が一望でき、北には玉龍雪山の13の峰が連なり、東には麗江古城とまるで故宮の建築群のような木府が見渡せる。この景色は壮観。

 

万古楼の入り口では狛犬が各地からの旅行者を迎える。 
ここまで来るのがやっとだった私は、一人で登って行った夫の帰りを下で待っていた。 入口の階段の周りに紫陽花が綺麗に咲いていて、中に入って行く観光客が口々に綺麗だと言って写真を撮っていた。 話を聞いていると、日本riben43と言う言葉が盛んに出て来る。 気になったので帰ってから調べてみると、「紫陽花はガクアジサイから日本で改良された品種・・」だそうだ。 

紫陽花は大好きな花なのに知らなかったなぁ!

    

入口にあった仏像?  由来は分かりませんんが可愛いのでアップしてみました

 

コレクション

 

        

万古楼の敷地内にはこの様に色んな形にデザインされた石があちこちに敷いてありました
とても綺麗だったのでコレクションしてみました(興味のある方は拡大してご覧下さいね)


下りの道すがら・・・

     

下りは束河古鎮に行くバスに乗るために七星街方面に歩きます。
途中綺麗な東家があったり、心地よい鳥のさえずりが聴こえて来たり・・・気持ちよく歩いていると
何と木の枝に沢山の鳥かごが! 途端に鳥の声がうるさく感じてきました。
中国ってこんな演出をするのですよね・・・私的には逆効果に思えるのです。

 七星街方面の街並
古城方面とは趣が全く違います

 
     

麓の住宅街に入るとまた狭くて急な坂道を歩くことになりました。 
しかし、民族衣装姿の人に出会ったり、ナシ族の色んな住居(「浪費一生langfeiyisheng4441」と言う言葉を掲げた家に興味を惹かれました。 この家の住人の思いはどういうものなのでしょう?! 中国語のランフェイには無駄使いをする、浪費するの他に贅沢をすると言う意味があります・・深いなぁ! )を見ながら歩いているとあっという間に七星街に到着です。

 

       

道路の端には沢山の食堂が並んで居て開店の準備中?でした。 凄いでしょう?小さなお店ではこの様に店の入り口や道路の上で準備をするのです。 こういう風景を見てしまうと、チョット・・・。

     

車も多かったですが自転車もかなり走っています。 左端は自転車屋さんです。

 

      

どうしたのかな? 何かを訴えているような眼差しが気になりました。 元気で居てね!

 

 

おまけの話

  

左は万古楼内にあったトイレです。 扉も何もありません、通称「ニンハオトイレ」と言います。
こんなトイレででも用を足すことが出来ないと、中国の地方は旅することは困難です!

右はバスの座席です。 ちょっと変でしょう?初めてこんなバスを見ました。 前の方だけこんな風になっているのです。
本当は前に座ったおばさんが面白くて・・・盗撮してみました(お許しを!)

 

 

次は束河古鎮見物です


お祝いの食事&京劇観劇

2012-06-10 05:26:34 | 日々の出来事

昨日は念願の京劇を観に行った。

元来、歌舞伎好きの私は中国の京劇にも興味があって、いつも観に行くことは出来ないので誕生日の記念行事として京劇を観に行くことを決めた。
しかし、去年は情報が得られず観ることは出来なかった。 今年は早くから中国人の友人に情報を集めてくれるように依頼していた。
島には常設の京劇院はないが時々京劇が公演される劇場があると友人が教えてくれ、昨日観劇を果たすことが出来た。

誕生日は来週の土曜日なのだが、先日「日本語スピーチコンテスト」で優勝したZさんのお祝いも兼ねて3人で食事をすることにした。
場所は先日行ってとても気に入った韓国料理の「紫霞門」

 

 Zさんも記念撮影

料理は先日私が食べたセットメニューの量で充分だと思ったのだが、あれはランチメニューで夜はないとの事。  
一番量の少ない「竹」を注文する。
その際発見したのだが、中国では「松、竹、梅」ではなく「梅、蘭、松、竹」と表示するようだ

 

1 2 3 4

5 6 7 8

91011

1;先ずさっと生ものが並ぶ サーモンのお造り、サーモンサラダ、生野菜、白菜の漬物
2;ランチメニューにもあった韓国麺の料理(聞き覚えのある名前だったがまたも忘れてしまった)
3;骨付き肉の煮込みと焼き肉  4;エノキの豚肉巻(日本のものと同じ)
5;小さく焼いた薄い餅に具を載せて食べる
6;ニンニクの串揚げ(夫が食べられないので私が2本も頂く)
7;鯖(夫が大喜び)  8;海鮮チヂミ  9;鉄板焼き麺(麺と野菜に特有のタレを絡めて)
10;うどん鍋  11;デザート(日本の金時の様なもので、店員さんが掻き混ぜて注いでくれる))

老人二人とお昼をたっぷり食べたので・・と言うZさんと3人では食べきれない量だった(量が多そうだったので2人前を注文し3人で食べたのだが)

 このお店は焼き肉専門店ではないので、焼き肉はお肉を見せた後部屋の隅にあるコーナーで店員さんが焼いて持って来てくれる

 

 

先日ピンボケだったトイレはZさんもとても気に入った様子

 

 

開場の時間になったので、Zさんと別れて、中山公園の上の方にあると言う劇場にタクシーで急ぐ

 着いた劇場には「青島京劇院」と言う文字がある。 以前は京劇の専用劇場だったのだろう

 

 

開演は7:15となっていたが私たちが到着した7時前にはもう沢山の観客が席に付いている。
何故だか子供が多く、場内を走り回り幕の隙間から舞台の中を覗いたりしている。
劇場内はとても狭く、座席は100席足らずのようだ。 

 

【火烧裴元庆】

 隋唐時代のこと将辛文礼と言う武将と裴元庆と言う二人の武将が瓦岗寨と言う場所を奪い合って戦うと言う話

              

 

【乌盆记】

  扬州商人李浩を丁千と江万里と言う二人が共謀して殺してしまい骨を土と混ぜて乌盆を作り老人に売りつけることから始まる話

 


【断橋】

昔々、峨眉山に千年以上にわたり修行をしていた白と青の二匹の蛇がいた。二匹は人の世の美しい景色にあこがれ、二人の美女に身を変えて、「白素貞」と「小青」と名乗り、有名な景勝地・杭州の西湖にやってきた。そこで白娘子は人間界に住む書生の許仙と出会い、彼と相思相愛の仲に。やがて二人は夫婦となって幸せに暮らし始めたが、金山寺の和尚・法海は白娘子の正体が人間ではないことを見抜き、彼女を雷峰塔の下へ閉じ込めてしまう。
と言う「白蛇伝説」に基づいてつくられた京劇

    

               

 

       花束贈呈

 

【刺王僚】

姬光は吴王姬僚の弟。 宴会の席上は料理人を装い魚の中に刀を隠し魚を献上すると見せかけて姬僚を刺し殺す。 そして、兄に代わって王となると言う話

 吴王姬僚

 宴会 右端が姬光

        料理人に扮した姬光

         姬僚を刺し殺す 

 

北京の劇場では日本語の解説器を借りることが出来、大連では演目や内容を日本語で書いた紙が配られたので内容を理解して楽しむことが出来たが、この劇場は電光掲示板に演目が表示され、一部の台詞が書き出されるだけであったためなかなか理解しづらかった。 
ただ嬉しかったのは断片的にではあるが台詞が聞き取れたことである。

来年も是非観劇の機会が得られることを願っている                                                                                           


雲南旅行⑯~麗江;納西族民族芸能

2012-06-09 04:29:45 | 旅行

 15:40 「納西印象」に到着 入り口では何とも厳めしげな長老?が迎えてくれる

 

16:00 開演

 

司会進行は二人の若い男女。 彼らは流暢な英語と普通語を話したのでよく聞き取ることが出来ました



初めはナシ族の儀式の紹介のようです

 宗教の儀式

         
東巴(东巴 dōng bā)と呼ばれる祭祀者が東巴経典を読みあげる。 今ではすべてを正確に読みこなせる人が減ってきたらしい

          奉献の踊り? 

 



 これも祭事の際の舞踏です

                 
          「犬追馬鹿」 伝統楽器を口にくわえて弾く民族歌 とても哀愁を帯びた音色です

 「谷気」(ナシ族の山歌の一種)を歌う女性



 この後若い男女が登場し色んな踊りを披露します(一つ一つにストーリーがありますが・・)

 



 

 

ナシ族は労働の楽しみと人生の辛さをも楽しむ

 

 客席に下りてきて糸紡ぎを披露

 

 

 

 

【ドンパ文字】
ナシ族はトンパ文字と称する象形文字を持っているが、宗教的に使用されるのみで、別に表音文字もあった。しかし、これもあまり使用されず、1957年に制定されたラテン文字も行われている。トンパ文字は現在も宗教的に使用され原始仏教にもっとも近いとされ世界唯一の生きた象形文字としてユネスコ世界の記憶に登録されている

 演奏される民族音楽に合わせてとてもスラスラと書いてゆく



            変顔の踊り

 

 
結婚の儀式にまつわる舞踏

 結婚が決まり母親と語り合う娘
 この時父親は居なかったが・・・ナシ族は母系一妻多夫制で、女性の地位が高い 
      

新郎新婦は赤い帯で結び合わされる


 

出席者にメダルのようなものを見せ二人の結婚を宣言する。  その後、出席者全員で祝宴を開く

 

(残念ながら写真はないが)ここで見物客の中から間もなく結婚する二人が舞台に上げられ同じような儀式を受ける
その後観客も一緒になって祝の踊りを踊る

 

 【フィナーレ】

           

昆明で観た民族芸能も素晴らしかったが、この様に色んな儀式の舞踏を観るのはなかなか興味深い物がある

 


おまけに・・・

終了後、夫がトイレに行って撮ってきた写真  ナシ族の文字も絵もなかなか味があって面白い!

 

 

 

17:50 麗江古城近くの黒龍潭前で解散

数年の旱魃で黒龍潭の湧き水が干上がっている と聞いていたが・・・
環境保護費の領収書があれば無料との事なので、中に入って散策してみることにする

 

 

黒龍潭公園は清の乾隆年間に地元のナシ族の人々がここに「玉泉龍王廟」を建て、乾隆帝が「玉泉龍王」を封じたことから、龍王廟とも呼ばれる。園内には龍神祠、得月楼、鎖翠橋、玉皇閣、また後にここに移された明代の芝山福国寺解脱林の門楼や五鳳楼、もともと役所だった明代の光碧楼、清代の聴鸝榭、一文亭、文明坊などの建築物が点在する

 

これは想像に絶する酷さです!

園内の建築物も整備が悪く、歴史がある割には興味を引かない

 

  水源も何となく哀れに感じる

 

 

明日は古城を散策し獅子山万古楼、束河古鎮に行く予定です


雲南旅行⑮~麗江;玉龍雪山(氷川公園&白水台、藍月山谷)

2012-06-09 03:45:06 | 旅行

旅行6日目は楽しみにしていた玉龍雪山ツアーに参加します

昨夜ホテルに着いてすぐ、夫がフロントに「玉龍雪山ツアー」に参加したい旨を伝えると、すぐに旅行者の社員がやって来て契約を済ませる

ツアー料金は一人580元(7000円強)と少々高いと思ったが<防寒コート、酸素ボンベ1本、入山料、ケーブルカー、昼食、白水台観光、ナシ族民族芸能、環境保護費80元>全てを含む料金なので1日遊ぶ料金としては安いかもしれない。

 

7:30 水車前集合 私たちのガイドはナシ族のかっこいいお兄さん
辺りには別のツアー客も沢山集まって、ガイドさんは参加者の確認で大変です(日本人は私たち1組だけのよう)

 

 途中、防寒コートと酸素ボンベを受け取りに寄る。 1本は無料だが余分に欲しい人は買うことができる(値段は忘れました)

 

玉龍雪山: Yùlóngxuě Shān4231雲南省麗江市玉龍納西族自治県にある高山。横断山脈のうち沙魯里山脈の南部を占める。付近一帯は玉龍雪山国家重点風景名勝区として世界遺産に、同時に麗江市玉龍雪山景区として中国最高レベル(5A級)の国定公園に指定されている。北半球で最も南に位置する氷河がある。
観光地としての整備も進んできており、麗江古城地区の北から7路のバスで雪山ロープウェイ乗り場まで行けば、扇子陡のすぐ下の4506m地点までのロープウェイに乗れる。ロープウェイの運行は天候に左右されやすく、一日4000人限定のため、注意を要する

  8:40 ケーブルカー乗り場に到着。 ここも大勢の客でごった返していて乗れるまでに少々時間がかかった。 夫とおしゃべりをしながら待っていると「日本人ですか?」と声をかけてきた二人連れの若い女性が居た。 聞いて見ると香港から来た学生で、一人は大学生一人は高校を卒業したばかりとの事だった。 一人は全く日本語は話せず彼女たちの広東語でのおしゃべりはまるで聞き取れない。 日本のアニメが大好きで覚えたと言う娘はとても上手に日本語を話した。 彼女はその後も老人でしかも手が不自由な私に何かと気を配ってくれ嬉しかった。

 

 ケーブルカーで到着した所は標高4506m。
皆一斉に酸素を吸い始める。(何とも情けない格好の記念写真だが、この日私が写した写真は全てカメラから無くなっていた。仕方なくこの日は全て夫のカメラからの拝借写真である)

 

皆、5月末なのに雪の上を歩ける楽しみを味わっている

 

展望台から眼下の雄大な景色を楽しむ

 

                 

皆、酸素ボンベを持って上にある展望台を目指す(そこから多分氷河が望めるのではないか!?)
学生時代は山男だった夫も勇んで登って行ったが、途中、酸欠で足が動かなくなったと戻って来た(無念)

    

夫が上から写した下の展望台付近。  私はここで夫を待っていた

 

 

 民族衣装を着て楽しむ女性たち


 

11:45 下のセンターで昼食

テーブルに10人集まると料理が運ばれてくる。 ナシ族の料理だろうか?
申し訳ないがあまり箸が進まなかった。

 

 

12:00 食事終了 専用バスに乗り換えて 白水台、藍月谷の観光へ。

遊覧バス券を配布され15:00までにバスに戻ってくるように指示あり、その間自由観光。

 

 この券で3回の乗車が可能になっているが、一番奥の玉液湖まで行って見物しながら歩いて下ってくる(镜潭湖,蓝月湖,听涛湖と続く)

 

 

 玉液湖

 

玉液湖から玉龍雪山を望む

 

可愛いヤクが2頭水遊び中。 あまりの可愛さに皆大騒ぎ!

 

 

カルシュウムを含んだ水なので綺麗に百枚皿が出来ている?! 
所が人工的に加工しているとの説明に、ここまでしなくても十分なのにと残念に思う。(黄龙,九寨沟を真似たつもりだろうか)

 

 

次は納西族民族芸能を見物に行きます


雲南旅行⑭~大理→麗江古城

2012-06-08 14:24:48 | 旅行

今日は麗江にバスで移動することにしていたので、夫が朝フロントで情報を聞くとホテルが旅行会社に依頼してホテル近くのバス停まで連れて行ってくれる事になって、市内まで戻る必要が無くなり助かった。
バスの通過時間は2時頃との事なので、白族村から帰って暫く古城内をブラブラする

 

干ばつだと言うのに道の両側には小さな水路があって水が流れていて気持ちが良い!

 

昼食は昨日、ここでと決めていた洋人街のステーキ屋さん

 

とてもしゃれたお店で期待が持てます! 此処にもお土産売りのおばさんがやって来てしつこく勧めます

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1;店内 2;夫の黒胡椒かけ牛ステーキ30元 2;私は豚ステーキ32元 4;パイナップル入り焼き飯15元

 

大理文化園  市民の憩いの場の公園

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1;20分20元と書いた足湯の看板があったので行ってみると、30分40元だと言うので止めた「看板に偽りあり」
2;子供たちが集まって何やら楽しそう! 覗いてみると日本にもあるメンコをやっていた
3;木陰では大人たちが麻雀に興じている。 いつも思うが日本のように室内でやるよりはこの方が健康的!
4;ここの名物か、「烤乳扇kaorushan331」と書いた食べ物があちこちに並んで居る。 字から推測すると粉に何かの乳を混ぜて七輪のようなもので薄く焼いたもので、それを棒に巻いておいてある。 傍にタレが置いてあったのでそれを付けながら焼くのだろう

  

雲南地方は気候がよく、草花が多い。 大理の街中では沢山の植木屋さんをみた。 ここでもおじさん達が集まって中国将棋をやっている。 お商売はどうなってるのかな!?

 

昔の雰囲気を残した商店

 

時間が来たので南城門の手前にある五華楼で引き返し、城西酒店に戻る。

 


バスがやってきたのは14:40、それまでバス会社の男性はずっと私たちの為に待っていてくれました。感謝!

   

車窓からの風景;暫くは田園風景が続く。 ちょうど田植えの時期で私の子供の頃の懐かしい田植えの風景が見られる。 高原から観た風景は箱庭を観るようで可愛い。 やがてまた、木があまり生えて無い土ばかりの中を走る。
突如山の稜線に沢山の風力発電の風車がたくさん並ぶ。 右端の写真はトイレ休憩の際に立ち寄ったトイレだが、嫌な予感がしてどうも入って行く勇気がなかった

 途中にあった廃墟のような集落

 

 

麗江(丽江lijiang41)は中華人民共和国雲南省西北部に位置する地級市
麗江古城はかつて少数民族ナシ族の王都であり、現在でもナシ族の人々が多く居住している。またナシ族のほかにリス族プミ族ペー族イ族が居住し、漢族より少数民族人口の多い地域となっている。1996年の大地震で大きな被害を受けたが、翌年の古城区(麗江古城)の旧市街世界遺産への登録などを契機に復興が進められ、地震被害はほぼ修復されている。

 

18:00バスは麗江バスセンターに到着

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1;バスセンターには待合室があるのだが鍵がかかっているため近くの道路は大きな荷物を持ったバス待ちの客が休んでいます
2;やはり田舎の街です、色んな人が居ます
3;食堂の前には焼き芋と煮卵の鍋が並んで居ます
4;店先に置かれた兎のケージ。 ペットではありませんよ! やがてお料理されるのです。


夫は近くの店で地図を買いこの先の予定を考える
時間も遅いので直接「麗江古城」行くことにする(しかし、この地方は20時過ぎまで明るいのです)

 

麗江古城は、元代初期に創建され、城壁がない古城として他に例をみない。
現在もその繁栄は続いており、「四方街」という繁華街には、青黒いつるつるした石畳で出来た狭い路地が迷路のように続き。道路沿いには民家や商店が並び、各家の前には水路が流れ、柳の木が植えられ、数百年前と変わらない風情がある。
「四方街」は以前の都の中心で、かつて交易の中心地であった。今でもそれぞれ違う方向へ向かう道が四方八方に伸びている。
 ここに居住する納西族は伝統文化をよく保存しており、各地にその文化を展示する博物館、劇場などがある。また、彼らの民俗衣装も独特のもので一見の価値がある

バスから降りた途端、大勢の人混みに投げ込まれた感じがする。 古城内では沢山の観光客が思い思いの場所で記念写真を撮っている


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大理古城とは違った雰囲気、馬に乗った男性①や民族衣装を着た綺麗な女性②が普通に居る。 広場の一角には絵馬様の物がたくさんぶら下がっている③ 広場を離れると道路や水路沿いに沢山の店が並ぶ④


先ずはホテル探しです・・・人が多いのと路が入込んでいるので容易ではない様子。 我が夫は案内所などを利用するのは最後の手段のようで・・・表通りから少し入った如何にも安そうな宿に入る
夫の計画ではここではちょっと贅沢をしてナシ族の昔ながらの住宅のホテルに泊まる予定だったのですが・・・
1泊120元の質素なホテルでした

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1;この辺りのホテルの入り口は概ねこんな感じ。  2;ホテルの前の路地
3;室内、ドアの向こうがトイレとシャワー  4;中庭にはテーブルが置いてあって深夜まで賑やかにおしゃべりをしていた

 

夕食は私が急にハンバーガーを食べたくなって、ホテルに持ち帰り誠に質素なものとなった
夕食後夫は夕暮れ時の古城内の散策に一人で出かけた

古城は遅くまで人通りが絶えず、眠らない街のようである

 

 夫の撮ってきた写真の中にこの1枚があった。 ナシ族の女性だろうか夜遅くまで働いている。 ここは共同洗い場だろうか?

 

 

明日は現地のツアーで「玉龍雪山」に行きます


雲南旅行⑬~大理;白族村

2012-06-07 17:30:59 | 旅行

胡蝶泉を3輪タクシーで9:40に出発、10分ほどで白族村に到着です・・・が、料金は20元も取られました。 他にタクシーは無く、先を急いでいましたので仕方なく乗りましたが、のどかな田園風景が心を癒してくれました。

大理古城から17km北に行った、洱海の西岸に位置する村。喜洲には白壁と青瓦を持つ。88軒のぺー族民居があるが、特に厳家大院、董家大院、楊家大院の3軒は保存状態が非常によく、明清時代の姿
をそのまま残している。ぺー族独自の建築様式は一見の価値がある。厳家大院では、民族衣装を着たぺー族による歌や踊りを見たり、伝統的作法にのっとった三道茶を楽しんだりすることができる。

村の入り口では数人の村人が集まってお話をしていました。

立派な小学校です

 

【厳家民住】 白族民居建築芸術参観

 ここは厳家の住居を一般公開している所らしい。
後に観る「三道茶歌舞表演」と合わせて一人60元です。 手前に居る彼女が案内をしてくれます。

 後ろの壁は白族民居の照壁(大門の近くに立てられる目隠しの壁) 作り方は一様だがその家によってデザインが違うようです。この照壁は鹿児島の知覧の武家屋敷跡で見た影壁に似ている。

 

ここは院落式住居で白族民居の中で一番多く漢風坊院とよばれているものらしい。 漢風坊院は、白族の伝統居住と漢の時代の伝統住居を結合したもので、白族の漢化とあわせて形成されたものである。その住居の配置は三坊一照壁が多いと言う。 私の見た感じでは四合院の作りに似ていると思う。

 

    室内

  白族は藍染をするらしくこれは絞りも入っている

  名前の付いた彼女が入口があちこちにあり彼女が説明してくれますが、白族語訛りの普通語なのかあまり聞き取れませんでした(涙)

 

【三道茶歌舞表演】

白族の三道茶とは、人の人生を例えるお茶です。 三道とは三回を飲むことに指しています。

  第一道は:苦茶。 人生のように、まず苦労をかけてからこそ、立派の人間になる
  
第二道は:甜茶。 苦労ばっかりだと、人生じゃないから、自分なりの幸せを探すこと。
  第三道は:回味茶。 回味(huiwei)とは、振り返ること
たまに振り返ってみて、反省しながら進む
人生のことを指している


 

   

表演は簡単に踊りと歌。 最後に結婚にまつわる寸劇のような物(台詞は無く電光掲示板の説明とナレーションのみ)
合間に若い男女がお茶を配って回る。
先日観た歌舞とは違いとても素朴なものでした。

 

白族のお祝いの表現は、指で顔や体をつねるのです。 観ていて何とも滑稽な感じがして笑ってしまいました。

 

厳家を出て街並みを見物しながらバス停まで歩きます

    

村民は皆働きに出ているのでしょうか? あまり人を見かけません。 その所為かとても不思議な感じがしました。 ここを民族衣裳を着た住民が歩いてくれたら様になったでしょう!

 

 

 白族村を11:00に出たバスは古城近くの大理石売り場に11;20到着(一人8元)ここで乗り換えて古城着11;25(一人1元)


この後、洋人街で昼食をし暫くぶらついてから麗江に向かいます