もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「男たちの中で~In the Company of Men~」見てきました

2019-11-05 01:09:49 | お芝居
「男たちの中で~In the Company of Men~」 座・高円寺1 2019.10.21 19:00~

どんな芝居になるんだろうか?
松田くんをはじめ、千葉哲也さん、植本純米さんなど、キャストで選んで見に来た芝居。
キャストは男性6人。なかなか濃いキャラな面々だし、男臭い芝居になるのかな?

「どこに向かって、走っているのか、何を求めて、戦っているのか
大丈夫、自分は、うまくやっている。
でも、なぜ、そう言い切れるのか。
男たちの駆け引きの、その結末は……」


これだけだとわからない~

イギリス演劇を代表する劇作家の一人、エドワード・ボンドの作品だそうで。
不勉強などでよくわからないんですけど。

1980年代に書かれた巨大軍需企業を舞台にする戯曲。
父と息子、部下、敵対企業……世界を支配しようとする駆け引きの中で、政治権力の構造を露呈し、
権力が人間性を奪うことを、スリリングな言葉と言葉の応酬で見せていく。

だそうです。



ざっとの話の内容は

軍需企業の当主(龍さん)は、もう高齢だが、当主の座を守っている。
その養子のレナード(松田さん)は、そろそろ世代交代をしてもいいのではと
取締役会への参加を直訴する、実力不足もあって、当主に、拒否されている。
その企業の乗っ取りをたくらんでいるウィリー(植本さん)だが、資金繰りに苦慮している。
また当主の秘書(真那子さん)も当主への忠実を誓うふりして、腹に一物ある。
一方ライバル会社のハモンド(千葉さん)は、冷静に見ているのだ。

そんな中、レナードはなかなか自分を評価してくれない義父を殺すことを思いつく。
が、それに失敗すると、乗っ取りを画策しているウィリーと手を組むことを考える。
しかし、それもうまくいかず、ハモンドにも恫喝され。。。
最終的に、レナードは命を絶ってしまう。


すごいはしょった内容ですが、こんな感じでした。
途中ちょっと睡魔が。。。というところもあったので、微妙ですが。


金融。乗っ取りなど。。。けっこう一人の難しいセリフが長く、
すごいキャストのみなさんは大変だっただろうな~
金融の話なんだけど、一人一人のキャストの対決が、けっこう重くて迫力があった。
レナードは、こういう狡猾な大人たちの中で翻弄されてしまって、最後は壊れてしまったのだろうか
なんて思ったけど。。。
だって、義父もハモンドもウィリーもみんな一筋縄ではいかないわけですからね。

このメンツの中で、この芝居の主人公は松田くん演じるレナードなんだね。
ちょっと感動。
でも、さすがでした。翻弄されるたびに表情がくるくる変わるし。
悲哀も感じたりしてね。
ただ、若いのに。。。命を絶つのはもったいないな~
だって、普通にしてれば、父親年代は先に死んでしまうのだから、会社も相続できるのでは
と思っちゃうんですけどね。(私。。。やっぱり単純かな)

ハモンドの千葉さんは、なかなか怖いし不気味でした。いい味だよね~
いい味と言えば、植本さん・・・自分のことを「クズ」とか言いながら、絶対そうは思ってないでしょって
いう、二枚舌的なところがよく出てて。。。壊れかけてる性格なのがよかったです。
一種ひょうひょうとした感じを出すのがうまいよね~

なかなか難しい内容ではあったんだけど、
個々のキャストの演技はすばらしく、楽しませてもらいました。
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