銀河後悔日誌、つぶやき

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再編統合へ

2008-06-03 18:38:12 | 「まなびや」ストレート
 平成23年度の、北海道公立高校配置計画案が発表された。「案」と言うものの、ここで示された統廃合案がひっくり返ったことはなく、言わば再編の“内定”である。8月に正式決定となる。

 一昨年より、来年度の計画だけではなく、向こう3年分の計画が発表される形式に変わった。なので、今年は平成21年~23年度である。

 学級の増減は割愛するとして、平成21年度以降の統廃合は次のとおり(学校名は北海道○○高等学校が正式名称、市町村立以外はすべて道立)。
・21年度
 上川南学区、旭川南・市立旭川北都商業(旭川南が母体校)
 上川北学区、名寄光凌・名寄農業(名寄光凌が母体校)
 釧路学区、厚岸水産・厚岸潮見(厚岸水産が母体校)
・22年度
 後志学区、仁木商業・古平・余市(余市が母体校)
・23年度(母体校は未定)
 石狩学区、札幌稲西・札幌稲北
 空知南学区、美唄・美唄工業
 宗谷学区、稚内・稚内商工
 網走中学区、美幌・美幌農業

 また、募集停止により自動廃校になる学校は次のとおり。
・21年度
 石狩学区、浜益
 空知南学区、由仁商業
 上川南学区、愛別
 留萌学区、増毛
・22年度
 渡島学区、木古内
 空知南学区、三笠


 23年度統合予定の美唄高校は、11年度に統合された美唄南・美唄東の新設校(美唄南が母体校)である。わたしは美唄南出身なので、“新たな母校”とも言えるが、3年後には、再び再編で廃校の虞がある。

 同じ空知では、再来年に三笠高校が募集停止になり、24年3月で自動廃校となる。
 どちらも産炭地であるが、炭鉱がなくなってしまえば、惨憺たる結果となっているわけだ。


 今回の発表での注目点は、新設が続いていた札幌市内の高校も、ついに再編のメスが入った、ということだろう。人口は増加しているが、中卒者はそれにもかかわらず、減少している、という事実が垣間見える。

 さて、我が岩見沢市内は安泰だろうか…。

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