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スズキ コレダ50の維持のうんちく続き。

2013年09月27日 | 日記
前に記事にしていた「維持のコツ」のボヤキです(笑)

コレダ50とはいっても、元はビジネスバイクのK50なのはご周知の通り。
K50もコレダ50も絶版になって随分と時が経ちました。





あ、真ん中の画像はコレダ50ではありません(笑)
K50ですが、混合ガソリン仕様セルペットからCCIが追加された時代のモデルです。

パーツはメーカーからまだ出ますので心配は要らないのですが、なにせエンジンは戦後まもなく完成された形から、セルミックスになった位で基本はほとんど変わっていないんですね。

ので、今の原付スクーターなどに比較すると鈍足&ローパワーですので、リミッターカットすれば・・なんて手段は通用しません(笑)

実際の実用運行速度は平坦地でも50km/hあたりが限界です。
何故かというと、トップギア(4速)のトルクの山が40km/h位のあたりにありまして、ノーマルのエンジンでは数%の緩い登坂でもこれくらいの速度まで落ちていきます。

ちなみに私のコレダ君はエンジンを若干イジってますので、同じような状況の登坂であれば55km/h位で走行できます。
あくまでも純正パーツの組み合わせでですよ。ボアアップなんぞはしていませんのであしからず。

まあ、それだけ単純で耐久性は良いエンジンですので、滅多な事では故障しません。

ただ、原付ですので法定速度は30km/h、純正指定のプラグはNGKでBP6HSですが、これはそれに合わせたプラグですので、回転を上げて使用する環境下では7番が安心です。

2スト全般に言えることですが、プラグを抜いてガイシが白っぽい場合はかなり危険信号です。

リーン(混合気が薄い)の場合、エンジンレスポンスが鋭くなりますので結構これを狙って調整する場合もあるのですが、当然、抱き付き・焼き付きの可能性が出てきます。

それは特に、全開走行での登坂や急加速、高回転からスロットルの急激な全閉操作などの時に多いですね。

昔は2ストで高速道路を走る時は、プラグをコールド側に交換しまして。
それはメーカーでもキチンとコーションプレートなどで推奨していたんですよ。

これは何故かというと、出力の余裕のあまりないエンジンで高速域を使用するために、プラグ熱価と吸入混合気で燃焼室(ピストン)周辺温度を下げて焼き付きなどを防止する為なんですね。

コレダのエンジンも設計の古いエンジンですので、出力にそれほど余裕がありません。
堅牢とはいえども、現在の高速化した交通環境の中で使用する場合は特に注意が必要です。

で、あとは先述の記事の追加事項など・・。

シリンダーフィンの防振ゴムが新車時から付属しているのですが、これが硬度の高いゴムで脱落し易く、結構欠落している車輌もあります。



K50の後期モデルチェンジで追加されたパーツですので、無くなっても機能には支障は出ないのですが、あえていえばエンジン回転によって高周波音が多少気になるかな、位ですかね。

また、どのバイクでも古くなればありうる事ですが、ボーデンケーブルの被服がたいていヤラれます。




これも、すぐには操作に支障は出ませんが交換したほうが無難でしょう。

ミッションオイルはギアオイルでなくとも4ストのエンジンオイルが使えます。



私は軽自動車のエンジンオイルが余るので転用(笑)、ちなみに粘度は10W-30です。

エンジンオイル残量警告灯がニュートラルランプ上にありますが、信用しないで私は昔の残量確認窓付きモデルからのクセで直接残量を確認しています(笑)

また、気を使うのがシートですね。



これ切れちゃうと張替えにお金が結構掛かるので、基本的には陽に当てないようにカバーをしています。

では、また。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです (カズ)
2013-11-13 18:44:57
だいぶ寒くなってまいりました。
こちらの茨城でも今朝は今年いちばんの寒さです。
そろそろマフラーを首に巻く必要が・・・

スズキは部品が出るので助かりますね。
スクランブラーはヘッドライトやフロントフェンダー、タイヤが違うのですね。

御身大切になさってくださいませ!RGのほうも期待しております。
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