ヘッド、シリンダーまでバラしましたので、各部品を清掃・点検、部品交換など。
ピストンは片側のサークリップを抜いてピストンピンを押出し、コンロッドから外します。
この時、サークリップをクランクケースの中に落とさないように開口部をウエスなどで養生してくださいね。
で、付着している古いガスケットやカーボンをスクレパーやワイヤーブラシなどで除去・清掃、キレイにします。
特にシリンダーベースガスケットは密着している場合が多いので、ちょっと手間(笑)
ピストン手入れ時の注意点なんですが、オイルリングの溝にオイルを逃がす小穴が片側3ヶずつ開いています。
ほとんどと言っていいほどカーボンで詰まっている場合が多く、この穴の貫通作業が必要になります。
針では貫通できない硬さのカーボンの詰まりですので、私はピンバイスでちょこちょこほじって除去(笑)
で、新品のリングセット、これですね。
ちなみに、トップリング・セカンドリングは合い口に刻印がある方がヘッド側。
それと、外したサークリップは交換、新品は見えにくいですが、YAMAHAの「Y」の字の上(笑)
ピストンは頂部に矢印刻印がありますので、必ず「↓(矢印が下向き)」で。
この時も、サークリップをクランクケースに落とさないようにウエスで開口部を養生、ピストンピンは使い回しですが、オイルを少量塗布しています。
次はシリンダーの組立、ベースガスケットを装着しておきます。
このガスケットはそのまま組んでもよいのですが、私の場合は液体ガスケットを両面に少量塗布しています。
理由は後述、新品はこちら(笑)
ピストンリング合い口をトップ・セカンド・オイルで120度ずつずらし、シリンダー内面に少量の潤滑油を塗布、ピストンを挿入します。
ここら辺は4ストのセオリー通り、張力ではみ出すリングを縮めて少しずつ挿入する方がリングを折らずに済みます。
シリンダ組付け後はこちら。
次にチェーンガイド(地面側)を組付け、ヘッドガスケットを装着します。
メタルガスケットですね、新品はこちら。
こちらはガスケットとチェーンガイドの装着状態。
(地面側チェーンガイドはチェーンの下敷きになっています)
ここで、分解前に行ったマグネトーの刻印を合わせ、スプロケットの刻印はプレートが無いと正確な位置は決められませんので、おおよその位置にチェーンに仮に組付けします。
ここからヘッドの組付け、長くなるので次回(笑)
では、また。
ピストンは片側のサークリップを抜いてピストンピンを押出し、コンロッドから外します。
この時、サークリップをクランクケースの中に落とさないように開口部をウエスなどで養生してくださいね。
で、付着している古いガスケットやカーボンをスクレパーやワイヤーブラシなどで除去・清掃、キレイにします。
特にシリンダーベースガスケットは密着している場合が多いので、ちょっと手間(笑)
ピストン手入れ時の注意点なんですが、オイルリングの溝にオイルを逃がす小穴が片側3ヶずつ開いています。
ほとんどと言っていいほどカーボンで詰まっている場合が多く、この穴の貫通作業が必要になります。
針では貫通できない硬さのカーボンの詰まりですので、私はピンバイスでちょこちょこほじって除去(笑)
で、新品のリングセット、これですね。
ちなみに、トップリング・セカンドリングは合い口に刻印がある方がヘッド側。
それと、外したサークリップは交換、新品は見えにくいですが、YAMAHAの「Y」の字の上(笑)
ピストンは頂部に矢印刻印がありますので、必ず「↓(矢印が下向き)」で。
この時も、サークリップをクランクケースに落とさないようにウエスで開口部を養生、ピストンピンは使い回しですが、オイルを少量塗布しています。
次はシリンダーの組立、ベースガスケットを装着しておきます。
このガスケットはそのまま組んでもよいのですが、私の場合は液体ガスケットを両面に少量塗布しています。
理由は後述、新品はこちら(笑)
ピストンリング合い口をトップ・セカンド・オイルで120度ずつずらし、シリンダー内面に少量の潤滑油を塗布、ピストンを挿入します。
ここら辺は4ストのセオリー通り、張力ではみ出すリングを縮めて少しずつ挿入する方がリングを折らずに済みます。
シリンダ組付け後はこちら。
次にチェーンガイド(地面側)を組付け、ヘッドガスケットを装着します。
メタルガスケットですね、新品はこちら。
こちらはガスケットとチェーンガイドの装着状態。
(地面側チェーンガイドはチェーンの下敷きになっています)
ここで、分解前に行ったマグネトーの刻印を合わせ、スプロケットの刻印はプレートが無いと正確な位置は決められませんので、おおよその位置にチェーンに仮に組付けします。
ここからヘッドの組付け、長くなるので次回(笑)
では、また。
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