えらい漠然としたお題ですが・・。
また昔話で恐縮ですが、戦後まだ所得が今ほど恵まれていない頃は自転車を買うのもやっとでした。
バイクや自家用車なんてのは夢のまた夢、街で見かける乗用車は外車や官用車くらいで特権階級か富裕層の乗り物であった時代です。
なんかしみったれてますが、こんな時代でしたので、家にあった乗り物は大切に整備されていました。
精度も材質も良くない時代でしたので壊れるとかまともに動かないは当たり前、道路も舗装が珍しい時代でタイヤチューブなんて補修のパッチだらけ、1台の乗り物を何度直して乗ったかなんて忘れるくらいです(笑)
最近、自転車のサスペンション付きフロントフォークが折れて大事故、訴訟になった記事がありましたが、昔はこの様な事故は本当に多かったんですね。
バイクが高くて買えない戦後、手元にある実用自転車に単気筒のエンジンを取り付けて走る「バイクモーター」なるものがありまして、1馬力程度の出力でも非常に当時は重宝されました。
ただ、取り付けているのは何の変哲もない自転車ですので、フレームの強度が持たず突然ポッキリとか、変に加速して凹凸に前輪を突っ込もうものなら、最悪フォークが折れて投げ飛ばされるなんて事も。
自動車では長い登坂でオーバーヒート、ブレーキは下り坂でベーパーロック、過積載でトラックのフレームやスプリングが折れるなんて、今では信じられない様な事が日常であったんです。
まあ、今ほど交通量が多くない時代ですので、それでもなんとか対応して動かしていけたというアバウトそのものですが、それだけに使っている人が乗り物に常に注意を払っていたのですね。
ところが現在、人も乗り物も多くなったのに、逆に乗り物に対して関心がない時代になっているのではないかと。
メンテナンスフリーで動いてしまう乗り物が多い今日、使い捨てに近い使用状況が生み出した意識とも感じます。
時代がいくら進んでも、乗り物を管理・維持するのは「人」でなければなりません。
人の手から離れて暴走した乗り物は危害を与えます。
もっともな事ですが、乗り物は全て安全に移動できる事が前提です。
その為に、全てのオーナー様が乗り物に対して関心と維持が必要なんですね。
では、また。
また昔話で恐縮ですが、戦後まだ所得が今ほど恵まれていない頃は自転車を買うのもやっとでした。
バイクや自家用車なんてのは夢のまた夢、街で見かける乗用車は外車や官用車くらいで特権階級か富裕層の乗り物であった時代です。
なんかしみったれてますが、こんな時代でしたので、家にあった乗り物は大切に整備されていました。
精度も材質も良くない時代でしたので壊れるとかまともに動かないは当たり前、道路も舗装が珍しい時代でタイヤチューブなんて補修のパッチだらけ、1台の乗り物を何度直して乗ったかなんて忘れるくらいです(笑)
最近、自転車のサスペンション付きフロントフォークが折れて大事故、訴訟になった記事がありましたが、昔はこの様な事故は本当に多かったんですね。
バイクが高くて買えない戦後、手元にある実用自転車に単気筒のエンジンを取り付けて走る「バイクモーター」なるものがありまして、1馬力程度の出力でも非常に当時は重宝されました。
ただ、取り付けているのは何の変哲もない自転車ですので、フレームの強度が持たず突然ポッキリとか、変に加速して凹凸に前輪を突っ込もうものなら、最悪フォークが折れて投げ飛ばされるなんて事も。
自動車では長い登坂でオーバーヒート、ブレーキは下り坂でベーパーロック、過積載でトラックのフレームやスプリングが折れるなんて、今では信じられない様な事が日常であったんです。
まあ、今ほど交通量が多くない時代ですので、それでもなんとか対応して動かしていけたというアバウトそのものですが、それだけに使っている人が乗り物に常に注意を払っていたのですね。
ところが現在、人も乗り物も多くなったのに、逆に乗り物に対して関心がない時代になっているのではないかと。
メンテナンスフリーで動いてしまう乗り物が多い今日、使い捨てに近い使用状況が生み出した意識とも感じます。
時代がいくら進んでも、乗り物を管理・維持するのは「人」でなければなりません。
人の手から離れて暴走した乗り物は危害を与えます。
もっともな事ですが、乗り物は全て安全に移動できる事が前提です。
その為に、全てのオーナー様が乗り物に対して関心と維持が必要なんですね。
では、また。
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