いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

RG50をいじってみる。(その3)

2013年11月10日 | 日記
では、ニコイチ作業開始です(笑)

車体に載っていたエンジンと予備エンジンとを比較します。
上の画像が搭載エンジン、下が予備エンジンのケースを割った所です。




搭載エンジンはギア周りが、予備はクランクが死んでいます。
ギア周りの比較で上が搭載、下が予備です。




ギア・シフト周りは予備の方が健全ですので、そちらを使用します。

で、クランクの比較。
上が搭載、下が予備です。




こちらは搭載の方がガタ・ベアリングなど健全ですので、こちらを使用。

お次はクラッチ。
上が搭載、下が予備です。




これは比較してもあまりダメそうな部分はなかったのですが、搭載は水没の可能性もありますので予備の方を使用します。

ちなみに、腰下ケースはシフト・ギア周りが健全な予備の方を使います。

それでは分解。
クランクを外すために、クラッチを分解します。



スプリングを押さえているボルト5本を外し、センターにナットがありますのでそれを外すとクラッチのギア部分が取れます。



そして、クランクシャフトに噛んでいるギアを取ります。



で、シフトのテンションスプリングを掛けているプレートをネジ3本を外し取り、後はプラハンなどでクランク軸を叩いてやればクランクが抜け取れます。




搭載・予備共に同じ作業をしてクランクを交換・取り付けしますが、その前にケースや内部の清掃を行います。
これが結構骨が折れるんですね~(泣)

特にケースの合わせ面は液体ガスケットを使ってシールしますので、キッチリ清掃と面出しをしなければなりません。
クランクケースのガス漏れとかギアケースのオイル漏れなんて、組んだ後に分かったらヘコみますんで(笑)

下の画像は清掃が全て終わった状態です。



搭載エンジンはこんなにドロドロだったんですよ・・・。



それでは組み上げ。
先ずはクランクの取り付けです。




そしてクラッチ周り。



それからガスケットを塗布し、ケース両側を合わせ組みます。



まあ、最初の2台のエンジンの状態よりはキレイになったかな?






これで、一旦ガスケットが完全に硬化するまで放置するのですが、合わせ面からはみ出たガスケットは乾かないうちに拭き取ります。



あ~、こんだけやってもクルマより楽ですわ(笑)

では、また。

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