はい、前回のつづきです(笑)
電装系なんちゃらのつまずきあたりから。
その前に、RG50のオイルポンプの調整を書き忘れていたのでそちらから。
ちなみに、1型と2型でキャブが変更され、この3型に装着されているのは2型以降のキャブです。
まず、キャブにプラスネジがありますので外します。
これを取ると、スロットルバルブが見えます。
で、オイルポンプのカバー(アルミ板)を外し、ポンプのアームとボデーに刻印があるのを確認します。
そして、スロットルグリップを少しづつ開けながら、キャブのプラスネジが付いていた窓からスロットルバルブを見ていると丸い打刻がありますので、それが窓の中心にきた時にグリップを止めます。
その時に、オイルポンプの打刻が、アームとボデー側で一致していればOK。
していない場合はオイルポンプのワイヤーアジャストを調整して一致させます。
後はカバーとキャブのネジを戻して調整は終わりですが、オイルポンプのエア抜きをしても、シリンダーまでオイルが行くまではオイルが回りませんので焼き付きにご注意を。
私の場合は、レストア時はオイルポンプを当てにせず、この調整を行った後、混合ガソリンでエンジンを回し、オイルポンプのアームを全開にしてシリンダーに入るオイルパイプの先からオイルが吐出される事を確認してから通常のガソリンに入れ替えてます。
と、もう一つ修理してましたわ。
スロットルケーブルのハンドルスイッチボックスへの取り付け部が割れて無くなってたんです。
そのままだとアウターケーブルがぶらぶらしてますし、調整もままならず、インナー切れちゃうかもしれないので、ここは適当に修理など。
で、使ったのは100均のこれ。
板金製の安レンチですが、スイッチボックス手前のエルボの外径あたりのレンチの内径を若干削って広げ、曲げ加工をした後に切断してこんな感じで固定しました。
ま、スロットルワイヤー自体がもう製廃ですので、使えるものは使いましょう(笑)
このエルボの部分、ハンドルを振った際にアウターワイヤーの緊張度合いで少し回転しますので、この加工でもちゃんと回転する様になってます。
お次はつまづいていた電装ですな。
前回、ハーネスを調べて線が変な感じだと思っていたのですが、どんどん調べてみたらそうでは無い事が判明。
メインキーシリンダも、ハーネス側より1極分コネクター接点が多いのですが、どうもこれが純正のままのようでした。
で、仕方なく、もう一度車体に取り付けて電源を入れた状態で極性を調べることに。
ここで使用したのは、ホームセンターで売っている検電テスターです。
エンジン、ホーン、リアブレーキスイッチは正常動作ですので、それ以外の端子を全て検電し、各色コードの通電ルートを調べてゆきます。
ま~、数ありますんで混乱しないように各コードに確認テストを終わったものから印を付けて接続。
で、あえなく接続終了。
20分くらいで各電装は正常に動きました~。
原因はハーネスと各電装品のコード被服色が一部色違いで接続する部分があっただけでしたね。
考えるより実際に装着して検電しちゃた方が早かったですね~あはは。
配線図があれば楽だったでしょうけど、事前調べで1・2型とE型はあったのですが、この型はちょうど過渡期のモデルらしく、おそらくサービスマニュアルも追加版しかないのかもしれませんね。
ちなみに純正のターンランプはランプのボデーが金属製でアースになっているのでコードは1本しかないのですが、今回使用したものはプラスチックですので2本、片側をフレームにアースしました。
電装が済むと残った取り付けパーツはヘッドライトのみなんですが、このRG50にはヤマハYB系のヘッドライトが付いていたんですね。
そのまま付けちゃおうかな~なんて思ったんですが、ハウジングを仮付けしてみたらイヤにデカイんですよ。
下の画像は、左が純正ライト、右がヤマハYB系ライトです。
ヤマハの方は付くことは付くんですが、ライトステーが広がっちゃってターンランプがハの字になっちゃうんですね。
で、ここは体裁の良い純正ランプを取り付けました。
ただ、ハウジングのハーネスを入れるホールが1つしかないのと、ヤマハのものよりかなり小ぶりなので、コードがライトの邪魔にならないように除けるのが手間でしたかね。
さあ、完成ですが、画像は次回に(笑)
では、また。
電装系なんちゃらのつまずきあたりから。
その前に、RG50のオイルポンプの調整を書き忘れていたのでそちらから。
ちなみに、1型と2型でキャブが変更され、この3型に装着されているのは2型以降のキャブです。
まず、キャブにプラスネジがありますので外します。
これを取ると、スロットルバルブが見えます。
で、オイルポンプのカバー(アルミ板)を外し、ポンプのアームとボデーに刻印があるのを確認します。
そして、スロットルグリップを少しづつ開けながら、キャブのプラスネジが付いていた窓からスロットルバルブを見ていると丸い打刻がありますので、それが窓の中心にきた時にグリップを止めます。
その時に、オイルポンプの打刻が、アームとボデー側で一致していればOK。
していない場合はオイルポンプのワイヤーアジャストを調整して一致させます。
後はカバーとキャブのネジを戻して調整は終わりですが、オイルポンプのエア抜きをしても、シリンダーまでオイルが行くまではオイルが回りませんので焼き付きにご注意を。
私の場合は、レストア時はオイルポンプを当てにせず、この調整を行った後、混合ガソリンでエンジンを回し、オイルポンプのアームを全開にしてシリンダーに入るオイルパイプの先からオイルが吐出される事を確認してから通常のガソリンに入れ替えてます。
と、もう一つ修理してましたわ。
スロットルケーブルのハンドルスイッチボックスへの取り付け部が割れて無くなってたんです。
そのままだとアウターケーブルがぶらぶらしてますし、調整もままならず、インナー切れちゃうかもしれないので、ここは適当に修理など。
で、使ったのは100均のこれ。
板金製の安レンチですが、スイッチボックス手前のエルボの外径あたりのレンチの内径を若干削って広げ、曲げ加工をした後に切断してこんな感じで固定しました。
ま、スロットルワイヤー自体がもう製廃ですので、使えるものは使いましょう(笑)
このエルボの部分、ハンドルを振った際にアウターワイヤーの緊張度合いで少し回転しますので、この加工でもちゃんと回転する様になってます。
お次はつまづいていた電装ですな。
前回、ハーネスを調べて線が変な感じだと思っていたのですが、どんどん調べてみたらそうでは無い事が判明。
メインキーシリンダも、ハーネス側より1極分コネクター接点が多いのですが、どうもこれが純正のままのようでした。
で、仕方なく、もう一度車体に取り付けて電源を入れた状態で極性を調べることに。
ここで使用したのは、ホームセンターで売っている検電テスターです。
エンジン、ホーン、リアブレーキスイッチは正常動作ですので、それ以外の端子を全て検電し、各色コードの通電ルートを調べてゆきます。
ま~、数ありますんで混乱しないように各コードに確認テストを終わったものから印を付けて接続。
で、あえなく接続終了。
20分くらいで各電装は正常に動きました~。
原因はハーネスと各電装品のコード被服色が一部色違いで接続する部分があっただけでしたね。
考えるより実際に装着して検電しちゃた方が早かったですね~あはは。
配線図があれば楽だったでしょうけど、事前調べで1・2型とE型はあったのですが、この型はちょうど過渡期のモデルらしく、おそらくサービスマニュアルも追加版しかないのかもしれませんね。
ちなみに純正のターンランプはランプのボデーが金属製でアースになっているのでコードは1本しかないのですが、今回使用したものはプラスチックですので2本、片側をフレームにアースしました。
電装が済むと残った取り付けパーツはヘッドライトのみなんですが、このRG50にはヤマハYB系のヘッドライトが付いていたんですね。
そのまま付けちゃおうかな~なんて思ったんですが、ハウジングを仮付けしてみたらイヤにデカイんですよ。
下の画像は、左が純正ライト、右がヤマハYB系ライトです。
ヤマハの方は付くことは付くんですが、ライトステーが広がっちゃってターンランプがハの字になっちゃうんですね。
で、ここは体裁の良い純正ランプを取り付けました。
ただ、ハウジングのハーネスを入れるホールが1つしかないのと、ヤマハのものよりかなり小ぶりなので、コードがライトの邪魔にならないように除けるのが手間でしたかね。
さあ、完成ですが、画像は次回に(笑)
では、また。
ありがとうございました。
末永くお乗りくださいね~(笑)