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風邪バトン。
①いつ頃から、どうされましたか。
…先週の金曜日ごろから、くしゃみ・鼻水が出始めました。
②症状が出てから受診されましたか。
…花粉症かも、と思い耳鼻科を受診しました。
③その後、症状は緩和されましたか。
…くしゃみの症状は治まりましたが、そのぶん咳が酷くなりました。
④別の病院を受診しましたか。
…内科を受診しました。
⑤何か治療を受けましたか。
…咳止めの点滴を受けました。
⑥薬の処方を受けましたか。
…副鼻腔炎用のムコダイン
咳止めのレスプレン
抗アレルギー薬のシングレア
痰の切れにくい咳用の麦門冬湯(ガクモンドウトウ)
気管を拡げるホクリナンテープ
⑦今の気分を、ひと言お願いします。
…もうやってらんないよ!!!!!!
⑧バトンを回す人を指名してください。
…誰でも、いいよ。先着五名様、風邪菌付きで。取りに来て!!
(実際には、こんなバトンは存在していません。)
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とうとう、わが家の最終走者へカゼキンのバトンが渡されました。
M嬢→モノスヤ→母R子、
同じ空気を吸っててうつらないわけがない(と言われたばかり)。
母R子は主治医(胃腸科内科医)の元で、
ついでに受診するようにと私を伴って出掛けました。
母R子はT胃腸科の常連なので、
「私が点滴なぞ、とナシ(話)つけちゃる。」と。
私も穴屋の手に負えない症状ではT先生にお世話になっていますが、
いままでどんなに切なくても「はい点滴」と言ってもらったことはありません。
母R子は、このところT先生の点滴が大好きで。
ナニカッチャー点滴を打ってもらいに行くのです。
計画どおり母R子が先に診察券を出し、
すこし遅れて私も受付をしました。
一緒に熱を測っていると看護士さんが二人分の体温計を取りに来て、
ほどなく「N・Yさ~ん」といつものように先生が迎えに来てくれました。
先に呼ばれたのは私のほうでした・・・。
先生に、かくかくしかじかマル書いてチョンと経緯を説明すると、
先生はモシモシとノドを見てからひと言。
「点滴と採血します!どうぞ、あちらで!!」
うおお。初めての点滴だ(T胃腸科で)、
それも要求しなくても!!
私は妙なところに感心しながら看護士さんの誘導の下、奥の部屋へ。
奥では婦長さんの次、ナンバー2のベテラン看護士さんの姿が。
「どっちにします??」
どっちに??
”どっち”の意味がわからなかった私は一瞬、
「点滴が先か採血が先か??」
もしくは「点滴も何種類かあって選べる??」のかと思いました。
ラクになれるやつか元気になれるやつか、とかね。
私が朦朧とした頭で、(´△`) えっ!?と聞き返すと。
看護士さんは超不機嫌そうに、
「右腕ですカァ?左腕ですカァ??」
と聞き返しました。
わっかんないよ!
「どっちに」って聞かれて右か左か答えられるほど常連じゃないからっ!!
地元のサービスの質の悪さ。不親切、無愛想を痛感したあのとき。
(病院はサービス業じゃないかもしれないけどさ)
今度は入っていくなり、「左でッ!!!!!!」って大きな声で答えてやるんだ。
そんな元気があったら点滴なんて要らないかもしれないけどさ。
枕元に診察室がある構造で小一時間。
どうやら精神的な不安症を抱えている患者さんの職場での愚痴や、
イボ痔をどうするか。
ピロリ菌の退治の仕方。
骨密度の話などと、うつらうつらと聞いてボーッとしていました・・・。
母R子は、いつものようにリクエストして隣りのベットで点滴を打ち。
家に帰って自分の顔を自分で見たら、
こりゃ先生が私を先に呼ぶのもわかるなってくらいの顔色の悪さ。
蝋人形みたいだから。
もしくは、ジャイケルマクソンか。(○マイケル・ジャクソン)
本屋になんか行ってる場合じゃないですから。
人騒がせな。
今日も早く寝ます・・・
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