モノスヤです
勝てない。
ワールドカップの話、じゃないですよ。
泣く子には、めっぽう強い私ですが。
お天気には、さすがにかないません。
勝とうとしたって無駄よ、ってせせら笑われてますが。
今朝。
「廃品回収日」でした。子供会の第２回目。
案の定、夢を見ました。
回収を終えた子供たちが飲み物を欲しがって、
わが家の玄関先で列を作っている夢です。
目覚めたら小雨、実に微妙な天気。
５時半に起きて何度も何度も空、見上げて。
６時半の段階で、ほぼ雨も上がり「よし」決行。
結構なことじゃないかと思っていたのも束の間。
Ｍ嬢と私と先に朝ご飯を食べていると母Ｒ子が、
「降ってきたよ」
ボツボツと粒の雨が降ってきました。
これを小雨というのか、どうなんだろう。
教えてください良純さん。
子供たちが各家々を回収に回るので、
帽子を被ってしのげる程度が私の思う小雨。
傘を差さなくちゃならない程度は雨降り。
世話人のもう一人に電話を入れます。「降ってきたね」
「明日は晴れるというから」
雨天の場合は翌日に順延と決めているので、
それならということで延期の判断をして連絡網を回してもらいました。
他に２軒、電話連絡を回してもらうようにお願いして。
回収業者さんにも翌日に、とのお電話して。
ふぅ、と一息ついて空を見上げると。
粒の雨が霧の雨になり西の空に青さが見えてきました。
やっちゃったなー、と思いました。
自分の直感では少々の雨でもゴーのつもりだったのですが、
ついつい母Ｒ子の一言に心動かされてしまったのです。
そこで再度「やっぱりやります」と連絡網を回すべきか、
それともここまま翌日に持ち越すべきか。
数分、頭を抱えていると。
連絡網が回ってきました、と最後の方々からの電話が入り始めました。
７時２５分。
やる気になれば充分、回収可能の天気になったものの。
一度決めたこと。
誰が何を言ったとしても最終的には自分で判断して行動したこと。
仕方ない。
私はＭ嬢を連れて回収場所へ出向き、
万が一連絡が届かず集まった子達に伝えるためにそこで待機していました。
近隣の奥さんが覗きにきてくれて、「今日は無いの？？」
「明日に順延になりました」
「そうしたら明日、車庫から持っていって。たくさんあるから。」
と言っていただきました。
１５分ほど待ち誰も訪れず、
きちんと連絡網が回った証拠だなと帰りかけたところへ。
５年生の子のお母さんが走ってくるのが見えました。
「雨、上がっちゃったね。」「判断、早すぎました。」
「それはいいんだけど、出してくれてるお宅があるよ。どうする？？」
子供会の会員には連絡網が回るので良いのですが、
協力してくれている町内の方々に順延の連絡は回りません。
いっそのこと本降りであってくれたらよかったのに、
その時点では雨も上がり曇り空。
せっかく出してくださっている方に悪いし、
また降り出して濡れる可能性もあるので町内を巡回することに。
来てくださった、そのＯさんという方も近所を回ってくださるとのこと。
その言葉に甘えて、お願いすることにしました。
結局Ｍ嬢と数軒を手持ちで回収したほかに、
あらためて車を出し回収に回りました。
いつもワゴン１台分出してくださる町内の役員の方が、
まさに車を出そうとしているところに間に合って。
雨で順延したことを伝えると、
「小雨決行って言ってたじゃないか」
と厳しい指摘。平謝り。
７時の段階で降っていたので判断しました、すみません。
と、とにかく謝って明日にとお願いしてきました。
そこへ先ほどのＯさんも車で駆けつけてくださって。
全体を車で見てまわり、
家に戻って車を置いて近所のお宅をＭ嬢と回って回収を続けていると。
今度は、そのＯさんが自転車で走ってきて、
私たちの持っているのをカゴに入れてくださいました。
Ｏさんは私が動き回っているのを見て、
そのままにしておけなかったようで最後まで手伝ってくださったのです。
人の上に立つって、こういうことですねと私が苦笑すると。
それはそうだけどさ、と言いながら我が家まで回収物を持って来てくださって。
お疲れさま～、と手を振って自転車で帰っていくＯさんの後ろ姿を見て。
泣きそうになりました。
誰か助けてくれる人って、あるもんだなと。
やっぱり自分一人で、できることなんて高々知れてるよなって。
思いました。
今回のことで反省が残りましたが、よい経験もしました。
なかなか人の上に立つのは大変なことです。
どうやっても、またはやらなくても必ず何か言われるし。
その言われることを怖れていても物事は、はかどらないし。
また言われたことを全て無視しても誰も付いてきてはくれないし。
難しい。
難しいけど、やりがいがあります。
お天気は私には、どうすることもできないので。
気持ち切り替えて、また明日。仕切り直し。
明日は、天気になあれ。
モノスヤです