ワードを起動させてせっせと文章を打っていた。
と、ふとしたはずみで、どこをどう触ったのか、入力モードが変化してしまい、もとに戻らなくなった。普段、ローマ字入力をしている。「も」を表示させようと「mo」と打つのだが、どういわけか、”mo”とそのまま表示されてしまい、変換されないのである。右下の入力モードを見ても、いつもと同じ、「あ」と出ている。
こうなるとたちまち頭が真っ白になる。長年パソコンに慣れ親しんでいるかに見えて、こういう不測の事態には対処できなくなるのである。
新規のワードファイルを作成して打ち込んでも同じである。
そこで、スマホを購入したときに入会した「何でもサポートサービス」を思い出す。
スマホだけでなく、パソコン、プリンタなどデジタル機器全般の無料お助けサービスである。最近では、サポートデスクも回線を増やしたのかつながりやすくなった。
早速電話をしてみる。自動音声でのご案内やら、本人確認やらまどろこしい手続きを得てようやく本題にはいる。
インターネットからその会社のホームページを検索してみてほしいと言われるものの、文字が打てないのでそれもできない。
どうしたものか。電話の向こうで、スタッフも困っているようである。
と、先方曰く「再起動ってしてみました?」
再起動!!そういえば、数々の難題をクリアしてきた手段として、かつて1番あてになる解決策が再起動だったことを思い出す。もしかして、電話する前に当然試してみるべき操作方法だったのではないか。
実際試してみると、いつもの入力モードが復活している。
「ああ、戻りました。ありがとうございます。助かりました」とわたし。こんな簡単な操作のために時間をつぶさせてしまったことを詫びる気持ちもあり、ことさら愛想よくお礼を言って電話を切る。
サポートセンターのお兄さん、まずは再起動してみてから電話してくれよ!と思ったか、それとも、コワイ相談者も少なくないであろう中で、ほのぼのとした相談内容にほっとしてくれたかわからないが、電話する前になぜ再起動を思い出さなかったんだろう‥‥‥。
そうえいば以前、台所の排水溝の水流が悪くなったので、すわっ、詰まってしまった!と大慌てで、24時間生活サポートサービスなるものに電話して来ていただいたことがある。
小型の掃除機のようなものを持ったお兄さん、しばらく、排水溝の入り口付近をちょいちょいと突っついていたが、
「ほら、ニンジンの皮とか、こびりついてるでしょ。それがたまっちゃって流れにくくなっていただけですよ」とひとこと。
「ああ、よかった、つまっちゃったのかと思った。やっぱりこういうのを流しちゃうと、詰まりの原因になりますよね」とかなんとか、知ったような顔しながらわたし。マメに掃除しておかなかったのがばれてしまった恥ずかしさと、安易に人を呼んでしまった申し訳なさをごまかすように、ことさら明るく感謝の気持ちを押し出し、深々とお辞儀してお帰りいただいた。
これなども、電話する前にまず、排水溝の手の届く範囲ぐらい掃除しとけよ、という話。
何度もこのテのことを繰り返しているのですね。
と、ふとしたはずみで、どこをどう触ったのか、入力モードが変化してしまい、もとに戻らなくなった。普段、ローマ字入力をしている。「も」を表示させようと「mo」と打つのだが、どういわけか、”mo”とそのまま表示されてしまい、変換されないのである。右下の入力モードを見ても、いつもと同じ、「あ」と出ている。
こうなるとたちまち頭が真っ白になる。長年パソコンに慣れ親しんでいるかに見えて、こういう不測の事態には対処できなくなるのである。
新規のワードファイルを作成して打ち込んでも同じである。
そこで、スマホを購入したときに入会した「何でもサポートサービス」を思い出す。
スマホだけでなく、パソコン、プリンタなどデジタル機器全般の無料お助けサービスである。最近では、サポートデスクも回線を増やしたのかつながりやすくなった。
早速電話をしてみる。自動音声でのご案内やら、本人確認やらまどろこしい手続きを得てようやく本題にはいる。
インターネットからその会社のホームページを検索してみてほしいと言われるものの、文字が打てないのでそれもできない。
どうしたものか。電話の向こうで、スタッフも困っているようである。
と、先方曰く「再起動ってしてみました?」
再起動!!そういえば、数々の難題をクリアしてきた手段として、かつて1番あてになる解決策が再起動だったことを思い出す。もしかして、電話する前に当然試してみるべき操作方法だったのではないか。
実際試してみると、いつもの入力モードが復活している。
「ああ、戻りました。ありがとうございます。助かりました」とわたし。こんな簡単な操作のために時間をつぶさせてしまったことを詫びる気持ちもあり、ことさら愛想よくお礼を言って電話を切る。
サポートセンターのお兄さん、まずは再起動してみてから電話してくれよ!と思ったか、それとも、コワイ相談者も少なくないであろう中で、ほのぼのとした相談内容にほっとしてくれたかわからないが、電話する前になぜ再起動を思い出さなかったんだろう‥‥‥。
そうえいば以前、台所の排水溝の水流が悪くなったので、すわっ、詰まってしまった!と大慌てで、24時間生活サポートサービスなるものに電話して来ていただいたことがある。
小型の掃除機のようなものを持ったお兄さん、しばらく、排水溝の入り口付近をちょいちょいと突っついていたが、
「ほら、ニンジンの皮とか、こびりついてるでしょ。それがたまっちゃって流れにくくなっていただけですよ」とひとこと。
「ああ、よかった、つまっちゃったのかと思った。やっぱりこういうのを流しちゃうと、詰まりの原因になりますよね」とかなんとか、知ったような顔しながらわたし。マメに掃除しておかなかったのがばれてしまった恥ずかしさと、安易に人を呼んでしまった申し訳なさをごまかすように、ことさら明るく感謝の気持ちを押し出し、深々とお辞儀してお帰りいただいた。
これなども、電話する前にまず、排水溝の手の届く範囲ぐらい掃除しとけよ、という話。
何度もこのテのことを繰り返しているのですね。