9月29日(月)
昨日の昼前のこと、ショートステイ先から携帯に連絡。折り返し電話すると、27日から、左手を痛がり、動かすこともできず、おまけに傾いたように椅子に座り、よだれもたらしているような状態とのこと。ショートステイなので、施設では、医療を施せないので、家族に連絡することになる。日曜日なので、今日はどうにもならないので、明日、朝に迎えに行き、病院に連れてゆくことにした。
朝、連れ合いのワゴン車を借り、ステイ先に向かう。状態は変わらず、昨日からは熱もあり、食欲もないようで、残すという。とりあえずは、かかりつけの内科医に診察してもらった方がよさそうと、病院に向かう。さすがに、老人が多い病院、内科医の先生も、一目で、診断を下す。「偽通風」。そう言えば、数年前も、偽通風で、入院したことがあった、と思い出し、話をする。カルテを確認し、整形外科に回る。
念のためのレントゲン撮影と、整形外科の診察で、偽通風と確定。治療は、痛み止めの薬の処方で、自宅療法。手首の偽通風では、入院にはならないとのこと。このままショートステイ先に戻せるか不安になると同時に、ステイ先では、職員へのかなりの負担を強いることになるのではないか、との思いから、再度、主治医のないかに回してもらう。主治医の先生曰く。入院は、病名で決めるのではなく、患者にとって良いかどうかで決めましょう。ただ、問題は、本人が、入院を納得するかどうかだ。前回、春の入院時には、なんともないのに、なぜ入院させるのかと、おおもめにもめた。今回は、手首の痛みがかなりひどいので、説得できる思いがあり、入院を嫌がる母の説得に少し時間をもらった。同時に、ケアマネージャーに連絡し、どうしても嫌がるときは、ショートに戻してもらえるよう手配も頼んだ。
廊下で、手首にちょっとでも触ると激痛が走る状態を確認し、入院して治療するか、このまま痛いのを我慢するか、どうすると問う。直した方がいいだろう、と問うとうなずく。だったら、先生に頼んで、入院して、直してもらおう、というと、お願いしますという。じゃあ、先生にも、お願いしますというんだよ、というとうなずく。
ようやく、入院の手続きへ。以後は順調に進み、昼過ぎには、手続きを一通り済ませ、母が落ち着いて、昼食をとっているのを確認し、一度帰宅。
午後は、ステイ先に行き、入院ということで、一度退所ということになり、荷物と薬などを引き取り、再び病院。薬をナースステイションに渡し、残る手続きを済ませ、帰宅。3時を大きく回っていた。そのまま、30分ほど横になり、一休み。長い一日となった。