畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

入所?

2015-02-25 18:56:35 | 介護日記

2月25日(水)   いちじ 

出荷の日。菜花は細くなり、そのうえ、ヒヨドリの被害もあるので、調整に時間がかかる。

午後は、花畑に行き、空いているところのロータリー耕。こちらは、冬の草がびっしり生えているから、丁寧に耕すが、一度だけではだめだろう。

母の薬のため、病院。さらに、申し込んでおいた特養ホームから電話がある。この4月にオープンするホームから、面接の案内。母がショートステイのため、ステイ先で、明日面接、私も同席する。少し後、もう何年も前に申し込んでおいたホームからも電話がある。空きができたので、入所できる可能性があるとのこと。入所希望なら、一度来てほしいとのことだ。不思議なもので、今までは、空きがないからと、ずっと待機だったのに、皮肉なことに、二か所から、同じ日に連絡がある。とにかく、明日、二か所の職員と会うことになった。

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復活

2015-01-29 18:22:10 | 介護日記

1月29日(木)  いちじ 

三日目に入る。朝、パジャマやシーツ類など汚れ物の洗濯をと、着替えや取り換えの手助けを連れ合いに頼んで、母の部屋に入る。しかし、驚いたことに、母は完全にといってよいほどに、復活しているようだった。着替えるからと、いうと、布団の上に起き上がる。補助をしてやるままに、自分で体を動かし、脱いだり着たり。シーツを取り換えるから、椅子に移動するように言うと、ゆっくりだが、移動できた。昨晩とはえらい違いだ。

しかし、食欲はまだ無いようで、お茶だけを要求する。しばらくして、ケアマネさんが来てくれる。点滴の前に、体を拭いてくれるという。お湯を用意する。私たちだけだと、着替えだけで済ませるところ、助かった。

午後になるとだいぶ元気になって、ベットの上に起き上がっていることが多くなる。夕方に顔を出すと、おなかがすいたという。昨日と同じくらいに持ってゆくと、これだけかという。完全復活だ。

やはり、眠りは、熱のせいだったようだ。熱が下がったおかげで、起きて居れるようになった。着替えや食事のことなどは手がかからなくなるだろう。しかし、起きて居るとなると、それはそれで問題だ。いろいろと欲求も出るだろうし、便所も必要になる。便器周りを汚すだろうし、部屋の中で、何をするかわからない。困るようなものはほとんど片づけてはあるが。想像もできないことをするのが認知症。しばらくは、時々の見回りと、モップ掃除が欠かせなくなる。

一日、コンバインの分解清掃。刈取り部のカバーを外しての清掃。終わらず。夕方には、急速に寒くなる。

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再び

2015-01-28 18:56:03 | 介護日記

1月28日(水) 

午前中は、出荷作業。寒い。

ときどきは、母の様子を見る。点滴に来てくれたケアマネさん。一週間ほど家で面倒を見て、熱が下がったら、3日には、ショートステイ先で受け入れてくれるから、それまで頼むとのこと。朝、お茶を飲むぐらいで、ずっと寝ている。夕方に、腹が減ったかと聞くと、おなかがすいたという。サンドイッチとミルク紅茶、ミカンの夕食。

早速に、ポータブルトイレの便座と、シーツを弁で汚す。パンツを交換するにも、腰も上げることができないので、ある程度汚されるのは覚悟しなくてはならない。消臭剤と、大量のペーパータオルなどのごみを出すことで、対応するしかなさそうだ。

高齢の老衰状態で、眠り続けるのではなく、熱のせいで、うつらうつらしている。熱が下がれば、また元気になりますよ、お母さんはと、母のことをよく知るケアマネさん。母に語りかけている。喜んでよいのかどうか。

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一年振り

2015-01-28 17:09:35 | 介護日記

1月27日(火)   のち  のち 

雨は、朝方強まるが、早めに上がり、午後は晴れて暖かになる。

雨が降っていたので、昨年の会計をまとめようとパソコンの前に座る。ついつい、一日中、続けてしまう。確定申告前の恒例行事だ。

午後もパソコン打ちに集中している頃、携帯に呼び出される。母のショートステイ先だった。昨日帰ってきてからも、うつらうつらしているし、食事も声をかけないと眠ってしまうような状態で、と、様子を話し、対応に苦労しているらしい。できたら、家に帰って様子を見てほしいといいたいようだ。しかし、もう一年ほど、家では介護していないので、とても無理で、そちらで、対応できないなら、入院とかを考えざるを得なく、ケアマネージャーに相談するということにした。しばらく何のないので、安心していたら、5時過ぎ、ケアマネから、電話。母が高熱が出たため、ショートステイ先にはいられず、とりあえず、病院に連れてゆくから、6時過ぎに来てくれとのこと。在宅療養も考えられるから、その準備もしておいてくれとも言われる。

まさに、青天の霹靂。昨年、2月、ショートステイを長期利用ということで、以降、一度も帰宅したことはない。まさに、一年振りの帰宅。部屋もベッドももう使用しなくともよいと、すっかり片づけてしまっている。

大慌てで、部屋にカーッペットを敷き、ベッドを出して整える。しかし、防水パットなどは、ステイ先で、ほしいというので、すべて届けてしまった。パジャマなども、あらかた、ステイ先だ。でもまあ、しょうがない。最低限の受け入れ準備をして、病院に向かう。

時間外だったが、たまたま担当医がいてくれて、昨日に引き続いての診察。できる、いくつかの検査の結果、血尿だということで、そちらから来る、発熱と、そのための眠気ではないかという診断。病室は、満室のため、自宅で抗生物質の点滴をやりながら、数日様子を見ることになる。

そんなわけで、あわただしく、一年振りの直接介護が始まった。

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呼出

2015-01-26 18:22:28 | 介護日記

1月26日(月)  ときどき 

昨夜、パラパラと降ってきたので、風呂の薪を屋根の下に入れた。小雨だったが、予報はなく、一時的なものと思っていた。が、起きてみると、大きな水たまり。夜中のうちに、かなり降ったようだ。

昨日、母のショートステイ先から電話があり昨日から、母の様子がおかしいとのこと。話を聞くと、どうも脳梗塞のような症状と心配しているようだった。はっきりとは言わないが、そう感じた。しかし、日曜日。ケアマネに相談してみたが、当直は整形外科の医師。明日一番に予約を入れるからと言われる。ステイ先でも、今日は、落ち着いているようだというので、明日朝、迎えに行くから、様子を見てくれるように頼んだ。

というわけで、朝から、母を迎えに行き、病院へ。ケアマネから、連絡を入れてもらっていたので、対して待たずに診察。CT画像もとるが、異常は見れないといわれる。一過性の脳虚血だったかもしれないが、ただの恒例による寝ぼけ状態、居眠り、などでの反応の鈍さを、そのように判断されたのかもしれない、とのこと。

ステイ先では、万一のことがあってはいけないと、責任問題との判断から、まますると、大げさに判断することがある。今の社会にあって、わからないでもないが。まあ、なんともなくて、再び、ステイを続けられて、一安心。

午後は、大豆の脱穀機の分解清掃。格納。再び使用するのは、暮れになるから、一番奥に鎮座してもらう。

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2015-01-23 18:17:36 | 介護日記

1月23日(金)   のち  のち 

雨は朝も残って、しばらくは、パラパラと降り続き、曇りに変わった。昼ころからは、晴天となり、日差しのもとは暖かくなる。

母を診察に連れてゆこうと思ってはいたが、昨日の雨で、何となく億劫になり、取りやめた。で、今日、病院に薬の処方箋を頼みに行った。受付を済ませ、午後にもらいに来るからと、一度帰宅。待合室で待つのは時間の無駄だから。天気は良くないので、大豆の選別。友人が、大豆の脱穀機を借りに来るので、その準備もしておく。

午後、再び病院へ。処方箋は出ているが、二月続けての、診察のパスとなったので、石からのお手紙も着いている。来月には、必ず、診察を受けてください、と。少なくとも、一月おきに診察をしてくださいということだ。薬局に回り、薬を持って、ショートステイ先に、届ける。

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峠越

2014-11-17 17:54:51 | 介護日記

11月17日(月)   いちじ 

秀畑。ソラマメ、エンドウの畝立マルチ張。5畝つくり、すべて完了。全部で、17畝。何もないむき出しの畑土の上に、17本の黒い筋ができたようなもの。早めに終わり、機械や、資材類の片付け、引き上げも昼前に済ませてしまう。

午後は、母の診察。連れ合いの専用車である、軽のワゴン車を送迎用に借りる。ステイ先は、隣町。峰岡山系の峠越えを二往復。車の運転と、待合室での待機が、主な仕事。診察は10分とかからない。会計が出るまで、再び待機。薬局で薬をもらい、母を車に乗せ、3度目の峠越えに出発。母を送り届け、帰りの峠越えはもう暗い。空はどんより、小さな雨粒が、ポツポツとフロントガラスに打ち付け始め、ヘッドランプを点灯する。5時前には、帰れたが、半日が終わる。

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入院

2014-09-29 18:30:44 | 介護日記

9月29日(月)  

昨日の昼前のこと、ショートステイ先から携帯に連絡。折り返し電話すると、27日から、左手を痛がり、動かすこともできず、おまけに傾いたように椅子に座り、よだれもたらしているような状態とのこと。ショートステイなので、施設では、医療を施せないので、家族に連絡することになる。日曜日なので、今日はどうにもならないので、明日、朝に迎えに行き、病院に連れてゆくことにした。

朝、連れ合いのワゴン車を借り、ステイ先に向かう。状態は変わらず、昨日からは熱もあり、食欲もないようで、残すという。とりあえずは、かかりつけの内科医に診察してもらった方がよさそうと、病院に向かう。さすがに、老人が多い病院、内科医の先生も、一目で、診断を下す。「偽通風」。そう言えば、数年前も、偽通風で、入院したことがあった、と思い出し、話をする。カルテを確認し、整形外科に回る。

念のためのレントゲン撮影と、整形外科の診察で、偽通風と確定。治療は、痛み止めの薬の処方で、自宅療法。手首の偽通風では、入院にはならないとのこと。このままショートステイ先に戻せるか不安になると同時に、ステイ先では、職員へのかなりの負担を強いることになるのではないか、との思いから、再度、主治医のないかに回してもらう。主治医の先生曰く。入院は、病名で決めるのではなく、患者にとって良いかどうかで決めましょう。ただ、問題は、本人が、入院を納得するかどうかだ。前回、春の入院時には、なんともないのに、なぜ入院させるのかと、おおもめにもめた。今回は、手首の痛みがかなりひどいので、説得できる思いがあり、入院を嫌がる母の説得に少し時間をもらった。同時に、ケアマネージャーに連絡し、どうしても嫌がるときは、ショートに戻してもらえるよう手配も頼んだ。

廊下で、手首にちょっとでも触ると激痛が走る状態を確認し、入院して治療するか、このまま痛いのを我慢するか、どうすると問う。直した方がいいだろう、と問うとうなずく。だったら、先生に頼んで、入院して、直してもらおう、というと、お願いしますという。じゃあ、先生にも、お願いしますというんだよ、というとうなずく。

ようやく、入院の手続きへ。以後は順調に進み、昼過ぎには、手続きを一通り済ませ、母が落ち着いて、昼食をとっているのを確認し、一度帰宅。

午後は、ステイ先に行き、入院ということで、一度退所ということになり、荷物と薬などを引き取り、再び病院。薬をナースステイションに渡し、残る手続きを済ませ、帰宅。3時を大きく回っていた。そのまま、30分ほど横になり、一休み。長い一日となった。

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本音

2014-07-19 17:56:31 | 介護日記

7月19日(土)   のち 

午後、母のステイ先に、薬などを届けに行く。失禁がひどく、タオルケットを予備に持ってきてもらえれば助かる、とのことなので、タオルケットと、防水シーツも届ける。職員の話では、なかなか大変のようだ。着替えや、入浴など、尿取りパッドを使ってくれるように話しても、素直に言うことを聞かない。私が、そんな粗相をするはずがない、と、拒むことが多いとのこと。日増しにそうした態度が強まるようで、苦労しているようだ。とにかく、自分は人に迷惑をかけることがない、と思い込んでいる人間だから、認知症が進めば進むほど、扱いにくい人間になってゆく。その半面、肉体的健康は、元気そのもの、わが母とはいえ、いい加減にしてもらいたい、というのが本音だ。

帰り道、3時を回るころから、フロントガラスにポツポツしてくる。昨夜は、テラスをたたく雨音に期待はしたが、空振りだった。今日こそは、少しだけでもお湿りをと、宮畑に回ってみる。大豆は、生き生きととまではゆかないが、しっかりと立っている。カンカン照りにならない限りは、活着してくれそうだが、一雨来てくれれば、完璧だ。

帰宅して、雨雲の予想を見ると、これから、しっかりとした雨雲が、やってきそうだ。半分あきらめていた、サツマイモ畝の空いているところに、植えられるかもしれない。と、苗取りを始めると、大粒の雨が。濡れるほどに降ってきたので、仕事仕舞いとする。

午前中、秀畑。防獣ネットを片付け、草刈りと、マルチフィルムの撤去。

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牢屋

2014-04-27 19:58:59 | 介護日記

4月27日(日)  

今日も一日代かき。7枚、70a強。よほどのことがない限り、明日、終了の見込み。

昨日午後、田んぼでトラクターの運転中、母の入院先の病院から電話。トラクターを運転していると、携帯が鳴っても、バイブレーターを働かせていても、全く分からない。それで、時々、確認することにしている。留守メモに折り返し電話をしてくれとの言づけ。電話をすると、母が、こんな牢屋みたいなところに入れて、家に帰ると聞かず、車椅子で、ナースステーションに連れてきているとのこと。

診察を受けた時も、具合は悪くない、なんともないと言っていたし、病室に入った時も、なんでこんなところにいるんだ、と言っていた。先日、様子を見に行ったときは、変な女が来て、どうのこうのと、わけのわからないことを言う。病院だというと、少しは安心するが、すぐに、帰ると言い出す。こんな変なところに、居たくないという。具合が悪いから、先生が、見てくれているというと、少しは分かったようなそぶりも。しかし、すぐ、なんともないから帰ると言い出す。そんな繰り返しだった。

主治医が電話を代わる。症状は少し良くなったようだが、とにかく、本人は、なんともないの繰り返しで、話も聞いてくれない。認知症の症状出だと思うが、家への引き取りは無理ですよね、と。ショートステイ先も、土曜、日曜と続くし、少し無理をしても、休んでもらうようにするしかないですね、とのこと。全くその通りで、今、現在、家に引き取るなんてできないし、長期入所にしているので、ショートに帰れるまで、なんとかお願いしますと、依頼した。

全く困ったものだ。95歳を過ぎて、元気だねー、とケアマネージャーさんに相談すると、感心しきり。認知症の恐ろしさだ。

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