畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

草処理マルチ

2008-07-30 20:58:29 | 我が家の畑
7月30日  ときどき 

昨日のちょっとしたお湿り後、気温はいくらか低くなった感じだ。今日も田んぼの水入れや、畑の草取りにと、動き回ったが、それほど汗はかかないで済む。このくらいで、過ぎてくれればよいのだが。

実況の写真でもわかるが、透明マルチの効果はかなりのものだ。マルチを張って、一月位。マルチの張っていない、畝間の草は、ヒユナなどを中心に、大きいものは30cm位になっている。
しかし、マルチの中は見事に草はない。梅雨明け後の炎天下では、地面の表面は50度を超える温度だ。ましてや、マルチの中は、ゆうに60度を越しているだろう。そんな温度の中8~9時間毎日浸かっていれば、地表の草の種は、茹だって死んでしまうだろう。木の下の木陰になるところは、マルチの中もびっしりの草が、芽を出している。が、その草もここの処の暑さのせいか、少しづつ枯れ始めている。

マルチの中は草がない

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水かけ

2008-07-26 14:16:15 | 我が家の畑
7月25日  ときどき 

昨日に続き、少し残っている大豆を植える。水かけも同じように。
同時に、昨日植えた苗には、二回目の水かけを行う。大豆は丈夫な作物。この水かけで、まず確実に根付いてくれる。
夕方も、5時を過ぎると、ようやく、日差しも弱まる感じだ。6時過ぎ位から水かけ。水のせいばかりでなく、吹く風も涼しく感じる。1300Lの水かけは、やはり8時近くまでかかった。
午前中は、大豆が足りそうもないので、追加の種まき。床土を作りトレイに入れて、種まき。覆土して、たっぷりとかん水する。6トレイ作る。連結ポットに茶豆、黒豆を播く。これで、今年の大豆は良しとする。例年より少ないが、味噌には間に合うだろう。
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大豆定植

2008-07-25 14:27:58 | 我が家の畑
7月24日  いちじ 

だいぶ遅れてしまった大豆の定植。
19日に植えようと思ったが、隣のおばあさんが亡くなって中止。葬儀後は、急な梅雨明けで、田んぼの水入れにてんてこ舞い。トレイの中で、ひょろひょろに伸びた大豆。しかし、空からの畑に、植え付けるのだから、この炎天下では、植える先から、枯れてしまいかねない。
植え付け時間を、夕方4時頃からにする。午前中は、植え付け後の水かけの、ポンプやタンクの準備をしておく。トラックにタンクを三つ。水汲みポンプと、水かけ用のポンプ。タンクに水を満杯にしておく。1300Lだ。
3時を過ぎても、日差しは弱まらない。畑に出かける。草は強い。こんな天気でもしっかり芽を出している。管理機で耕し、除草を兼ねて植え溝を作る。
4時過ぎ、連れ合いが苗を持ってきて植え始める。空からの畑は、土の塊ががちがちで、まるで石ころの中に大豆を植えているようなもの。このままでは活着しようがない。やはり水をかけることにする。
水かけは、涼しくなった6時頃から。暑い昼間では、すぐ蒸発してしまう。夜間なら、いくらか長いこと土を湿らせていてくれる。1300Lの水かけが終わったのは、8時少し前。ホースを片づけて帰ると、8時を過ぎている。体を洗って、ビールを飲むと、バタン、キュウ。

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刈草マルチ

2008-07-15 19:54:38 | 我が家の畑
夏野菜の畑。畝間の草取りと刈草マルチも大分進んだ。今日も午前中は、畔の刈り草を集めて、軽トラックに一台、畑に運ぶ。一抱えずつ抱えて、草取りの終わった、ナスやピーマンの畝間に運び敷いていく。この作業で畑の雰囲気はがらりと変わる。
黒のポリマルチと畝間の草、草取りの終わった裸地。そこに、刈り草が、たっぷりと敷かれる。雑草の種は、芽を出せなくなる。ポリマルチだけでは、地温は上昇するが、刈り草を株下まで敷いてやると、日陰になり、地温の上昇は和らげられる。
本当なら、ポリマルチをやめて、全部、刈草などの有機物でマルチしてやれれば、理想なのだが、手間が足りないし、体もしんどい。雑草に閉じ込められて、悲惨な運命の夏野菜を想像すると、ポリマルチは欠かせない。
役目が終われば、マルチは片づけなければならない。ポリマルチの撤去は一仕事だ。しかも、リサイクルするといっても、産業廃棄物だ。しかし、刈草は、三~四ヶ月もするとかなり腐ってきて、畑に必要な、有機物として、すき込むことができる。畑の土壌改良材に変身してくれる。
午後は、畔の草刈り。この草も、畑が待っている。
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夏野菜

2008-07-09 20:34:25 | 我が家の畑
7月10日  いちじ 

ナスやピーマンがようやく取れ始めてきた。今日から、トウモロコシも初収穫。もぎたてを茹でて、朝食時にいただく。(ただし、朝食を取らない私は、昼までお預け) ハウスの中だから、虫にも、狸にも害を受けない。きれいな、それこそ、売っているようなトウモロコシだ。ただ、アブラムシだけは防ぎようがなく、外の皮は何枚か剝いての出荷になる。
野菜の種類も増えたこともあり、午前中は出荷を手伝う。ズッキーニとサラダゴボウを収穫しに畑へ。畝間の草取りを少しやり、かぼちゃの蔓を整理。延びるに任せておくと、ほかの作物の中に侵入してしまうから、自分の畝に曲げ戻してやる。

午後は、田んぼの溝切。畔の草刈り。早めに引き揚げてきて、家の周りの草刈り。とにかく今の時期、適度に水分もあるから、草の育ちは速い。
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ナメクジ

2008-06-06 20:28:46 | 我が家の畑
6月6日 

畔草刈。ヤーコーン、エンツァイ定植。ジャガイモ収穫。


雨の多い、4月、五月だったせいか、ナメクジが多い。多すぎる。畑も家の周りもナメクジだらけだ。被害も甚大だ。
被害、その一。ナメクジは発芽したばかりの芽を好んで食べる。土から頭をもたげ、双葉が開いたとき、その双葉を食べてしまう。こうなったらもうその苗は育たない。とくに、瓜類に被害が多い。今年は、細心の注意を払い、毎日、育苗ポットを点検した。ナメクジを見つけては、捕殺したおかげで、瓜類の苗は、ほとんど被害が無かった。
落花生をポットに蒔いた。連中がこんなにピーナツが好きだとは思いもしなかった。農道に棚を作り、その上にポットを置いておいた。農道の草むらから這い出た連中は、棚に這い登り、土に頭を突っ込み、中のピーナッツを食べていた。活動は夜だから、気がつかなかった。どうも発芽が悪いと思っていたら、ナメクジの食害だった。水を張った容器にポットをぶち込み、溺死させる。
被害、その二。畑での被害は、葉物類の葉の食害。でもこれはそれほどひどくなく、許せる範囲だ。しかし、困るのは、結球物。キャベツやレタスだ。巻いた葉の中に入り込み、食害する。お客さんの所にもついていってしまう。一個の野菜に一匹や二匹なら、ご愛嬌、許してくださいで済む。葉をむく度に、一、二匹となるとそうは行かない。今回収穫のレタス。一度送ってしまった。その時、我が家でも食べてみて、びっくり。
残りの百個ほどは、ニワトリの餌に!
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ズッキーニ

2008-05-18 21:00:02 | 我が家の畑
5月18日 

一日畑仕事。ズッキーニを定植する。その後、定植したズッキーニとカボチャに、防虫ネットを掛ける。瓜類にも害虫がいる。ウリハ虫だ。苗や若い株が食害を受けると、生育が止まってしまい、ひどいときは株がなくなってしまう。定植してしばらくは、ネットを張り防ぐ。同時に防風の効果もあるから、一面防虫ネットのトンネル掛けにする。株が一定育つと、それほどの害は受けないから、撤去する。そうしないと、逆に受粉しないから(雄花と雌花があり、蜂などの虫で受粉する)、花が盛りになる前にとってやる。
ズッキーニ、西洋のカボチャで、熟さない若い実を食べる。今は、一般的に流通されるようになり、人気の野菜のひとつになった。しかし、一昔前までは、何だろう、キュウリ?といわれるような野菜だった。
十数年前、初めて作ったときは、収穫時期もよく分からず、大きくしすぎ、水っぽいカボチャの印象で、作るのをやめたくらいだ。その後、レストランに野菜を納めるようになり、再び栽培を始めた。7~8年前位から、一般の家庭でも少しずつ食べられるようになったようだ。
イタリアンが流行し、一躍人気者になったような野菜。
野菜も変遷する、見本のようなものと思う。

定植したカボチャ


ズッキーニ


防虫トンネル

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菜の花畑

2008-03-18 20:02:00 | 我が家の畑
3月18日 

収穫の終わった菜花、大根畑を耕す。大根はまだ少し残っているが、トウが立ってきたので、もう使えない。菜花は花が満開。耕すのが惜しいようだが、これからの作業の予定から、今のうちにやっておく。畑に鋤き込んで緑肥とする。
腰くらいの高さに花をつけている菜の花の中に、トラクターを突っ込む。花びらが散り、蜜を吸っていた蜜蜂が何事かと、あわてて飛び立つ。走った後は、菜花が倒れ、土の中に半分埋まっている。蜜蜂や花にはかわいそうだが、これから作付けする夏野菜、ナスやピーマンの為に、許してもらう。作業の後の風景は全く様変わり。次に苗を植えるまでは、黒い土だけ。

菜の花畑とトラクター


今日は一日トラクターの運転で、田んぼの耕起も行う。
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花ざかり

2008-03-17 20:46:26 | 我が家の畑
3月17日  いちじ 

今、我が家の畑は花ざかり。冬野菜として収穫した、菜花、コウサイタイ、などアブラナ科の野菜の黄色の花が満開だ。大根もとう立ちしてきて、収穫は終わりだ。

コウサイタイの花


また、これから実を付けるそら豆や豌豆類も花をつけてきた。

そら豆の花


また草たちも、一斉に花をつけ始めた。私たちが初めて借りた頃は、イネ科の草が多かった。その代表のスズメノカタビラがびっしりだった。

スズメノカタビラ


十数年有機物を少しづつすきこんできて、畑の状態は大分変わってきた。今は、スズメノカタビラは少なくなり、少しのナズナと、オオイヌノフグリ、そして、圧倒的にホトケノザ、ハコベが多くなった。

ナズナ (白い花)


オオイヌノフグリ
  

ホトケノザ
  

ハコベ
  

今日は畑の空いているところをトラクターで耕す。草を押さえ、これからの作付けをやりやすくするため。
水稲の芽が出たので、シルバー被覆のポリを外す。暖かい日が続いたため早く芽が出た。
  
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アピオス

2007-12-10 19:59:16 | 我が家の畑
今日は  時々 

昨年春、茨城の有機農業生産グループに行った折、アピオスという芋をもらってきた。アメリカ原産のキク科の野菜で、健康野菜だといわれた。食べてみると、ホクホクで栗のような、落花生のような味。それほど美味しいとは思わないし、基本野菜ではないと思ったが、少し植えてみた。最初の生育が遅いため、草に負けてほとんど収穫できなかった。
今春、畑を片付けていると、ぽつぽつとアピオスの芽が出ている。雑草に負けず、育った芋が芽を出したのだ。周囲を掘り、7,80個の芋を収穫して、再度植えることにした。昨年に懲り、マルチを張り、植えつけた。蔓が伸び、支柱を立ててやる。夏には花をつけた。花を取ってやると芋が太るらしいが、そのままになったしまった。
今は、すっかり地上部は枯れてしまっている。忘れたのではないと、掘ってみると、大きいのは少ないが、芋になっている。根が伸び、そのところどころに、養分を貯蔵し、芋になる。珍しい作物だ。

収穫したアピオス


根のところどころが太って、数珠のようになっている


作業  サツマイモの貯蔵
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