畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

キョン 再び

2009-02-17 21:05:41 | 暮らし
2月17日(火)  ときどき 

野菜の育苗用の温床作り。
ハウスの中の、草取りから始める。整地して、木で枠を作り、枠の中の地面に、電熱線を張る。もみ殻を敷いて、防草用の黒いシートを敷く。アーチを組み、保温用のポリシートを被せ、トンネルにする。種まき用温床と、移植用と二つ作る。
昼前、歯の治療。一時過ぎ位に帰ると、連れ合いが、すぐ前の道で、キョンを見たと。やはり、この近くを住みかにして、行ったり来たりしているのだ。
房総半島には、かなりの数のキョンが、野生化しているとのこと。行川アイランドと云う、施設があった。フラミンゴショウで有名だったが、そこでは、小動物園でもあり、キョンもそこで飼育されていた。それが逃げ出して、野生化していったらしい。行川アイランドは、10年ほど前に、すでに閉園している。
こんな形で、本来日本にいない動物が、野生化して、農作物を害するほどに、繁殖してしまった。ある程度、大型の草食動物は、大型の肉食動物がいないから、天敵がいない。冬も、緑が絶えない温暖な地は、彼らの、動物天国だ。
今、当地は、こうした動物が、人間の縄張りに入り込んで、かなりの被害が起きている。
サル、シカ、イノシシ、タヌキ、アナグマ、ハクビシン、キョン、などなど。
鳥では、ハト、カラス、ヒヨドリ、ムクドリ、などなど。

キョン、この写真が、最も似ている。
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キョン

2009-02-16 19:42:48 | 農作業
2月16日(月)  いちじ 

久しぶりに、畑仕事。トラクターを運び、畑の空いている所を耕す。
育苗用の培土つくり。約、500L。

数日前のこと。朝、勝手口から出ると、前の道をとことこ歩いてくる動物が。「えっ、なんだろう」と眼を凝らす。あまり見たことがない姿。犬や猫ではない。タヌキや、アナグマにしては、ちょっと雰囲気が違う。よく見ようと、四、五歩、前に進む。相手も気がついて、急いでユウターン。小走りに戻り、左手の藪の中に。こちらも、先回り。左手の藪の、切れ間で待ち伏せ。と、4~5m先にひょいと出てくる。こんどは、あまりの近さに、大慌てに、藪の中に飛び込んで行った。
それが、キョンだった。写真より少し、白っぽいし、大きさは、50~60cm位。少し小柄な奴だった。今では、家の南側の草藪に住み着いたかも。その後、二度ほど見掛けた。
こんな、害獣が増えて困る。
キョン

体長:70-100cm。肩高:40-50cm。体重:10-15kg。オスには短い角と牙がある。目の下方に臭腺(眼下腺)の開口部があり、これがつぶった眼のように見えるため、四目鹿(ヨツメジカ)とも言う。


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培土作り

2009-02-15 19:36:19 | 農作業
2月15日(日)  ときどき 

今日も暖かい。
小屋作りをした、後片付け。工事のため、庭に移動した、石や、コンクリートブロックなどを元に戻しておく。狭い場所だから、石などの置き場だ。何かやった時、この最後の片づけを、やらずに置くことが多いから、あとで困ることになる。今回は、最後まで、終わらせた。
午後、野菜の育苗用の培土を作る。購入してある、山の赤土を、砕土機にかける。土の塊を粉砕し、篩分けする。大きな粒は、2~3回、機械にかけて、適度な大きさにする。この赤土に、油粕などの肥料、貝殻石灰、もみ殻堆肥、クン炭などを混ぜて、よく混合する。角スコップで、何度も上下を返して、混同する。これも、腰に来る作業だ。約300L作る。
これから育苗する、夏野菜は、大きなポットを使うから、まだまだ必要だ。

砕土


培土
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初夏?

2009-02-14 19:38:59 | 暮らし
2月14日(土)  のち 

夜の雨は、ある程度降ったようだ。水たまりができている。8時近くまで、降るが、異常な暖かさだ。外は、ムッとする、蒸し風呂状と云っても、おかしくないほど。その後も、気温は上がり、上着を脱ぐほどになる。保冷庫内の、米をポリ袋に入れるが、袋の表面が、うっすらとくもってくる。結露するほど、温度差がある。2月の半ばと云うのに、初夏の暖かさだ。
菜花など、出荷を手伝う。その後は、トタン張り。
本日を以て、今回予定した、大工仕事は完了。夕方には、片付け。どうしても、材料は、余裕を見て手配しておくから、少し余る。余った材木や、トタンも閉まっておく。道具や機械も片づける。
10年ぶりくらいで、もみ殻置き場が完成。もみ殻が散らかったり、風に舞い飛ばされたりせずに済むようになった。着手すれば、すぐできるのだが、取り掛かるまでの、長いこと。
少々、時間をかけ過ぎたような、小屋造りだった。さあ、明日からは、畑と田んぼの準備だ。暖かさが、尻を叩く。

もみ殻置き場
工事前


完成 
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ホスピス

2009-02-13 21:19:05 | 暮らし
2月13日(金) 

朝からどんよりとした曇り空。いまにも降りそうな、と云いたいほどだったが、降ることはなかった。気温は高くなるとの予報。が、南風だが、強く、暖かくは感じなかった。
もみ殻置き場に、トタンを張る下地作り、トタン張り。

この何年かの間に、連れ合いの兄、妹の連れ合い、親しくしていた友人、知人との別れがあった。そのほとんどが、癌に起因するものだった。癌は、よほどの悪性のもの以外は、早期に発見して、手術等の処置が良ければ、その後は、ごく普通に生活できるようだ。連れ合いの乳癌も、手術後、もう十年以上、再発、転移することなく過ぎている。十年経過すれば、もう大丈夫と、言われているそうだ。
しかし、手術など、手の施しようがないほど、発見が遅れた場合。手術で、摘出できた場合でも、すでに、かなり進んでいて、臓器の全部を摘出するほどの、進行だった場合。こんな場合は、癌は、かなりの確率で、転移するようだ。そして、癌による、別れは、ほとんどが、この転移した癌に、侵されたことによる、死だった。
こうした場合、完治できない旨、そして、余命の告知がなされるが、本人にもなのか、家族だけなのかは、個々により異なる。いままで、知る限りでは、半々くらいの様だ。
現在の、癌治療の場合、本人にも告知し、ともに治療する方針が、一般的になっていると思う。しかし、完治不可能、余命の場合は?
それぞれの、生き方とか、性格とかにより、一概には言えないと思う。が、やはり、自分のことは、知りたいと思うし、余命を知ることにより、自分なりに、余生を送れると思う。今、そうした生き方を、選ぶ人が増えている。そんな時、肉体的、あるいは、精神的痛みを和らげる、そんな医療が必要だ。在宅にしろ、在院にしろ、終末期のケア(対象を治療するのでない)。今後、確実に必要になっていくだろう。それを、提供してくれる場としての、ホスピス。


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完成

2009-02-12 19:06:23 | ニワトリ
2月12日(木) 

真っ白な霜の朝だったが、日中は暖か。鶏小屋は完成した。だいぶ日にちを食ってしまったが、今年の雛を入れる前に、完成して、ほっとしている。ニワトリの寝床である、止まり木も作る。卵を産む巣箱は、すでに作って、育雛舎に入れてあるものを、移動すればよい。これでいつでも、引っ越しできる。
引き続き、もみ殻置き場の、壁を作る作業に移る。今までは、シートを吊り下げておくだけだった。風でバタバタしたり、切れてしまったり、もみ殻が、外にこぼれたり。強い風の時は、もみ殻が、庭中を飛び交ったり。汚いし、シートが無駄になったりなので、この際、ちゃんと、トタンで壁を作ることにする。あと、一日、二日は、大工仕事だ。


最後に完成した、壁




止まり木


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ホスピス

2009-02-11 18:04:24 | 暮らし
2月11日(水)  いちじ 

小雨の降る朝だった。その後も、薄日が射したりもしたが、時々、小雨が降る、そんな一日だった。
車で、一時間弱くらいの所に、ホスピスがある。連れ合いは、乳癌の患者会の活動をしていることから、院長と知り合いだ。また、友人が、厨房を任されていることもあり、我が家の米のお客さんでもある。
その、ホスピスで、イベントがあり、連れ合いは、出かける。

午前中は、菜花の収穫と、整理、出荷作業。
午後は、鶏舎作り。
ところが、時々、小雨が降る。作業出来ないほどの雨量ではないのだが、今日の仕事は、ちょうど、屋根の雨だれの落ちる場所。少雨でも屋根面を集めると、かなりの量。下にいると、濡れてしまう。時々休まざるを得ない。それでも、下地は終わらせ、金網を張る。トタン張りが残ってしまう。
雨休みの間に、鶏舎の中にもみ殻を運び入れ、敷き料とする。
これで、トタンを張れば、鶏の引っ越しができる。

ホスピスのこと、書こうと思ったが、サッカーが始まったので、後日。
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2009-02-10 20:53:39 | 農作業
2月10日(火) いちじ 

近頃では、久しぶりで、割と暖かだった。
飽きもしないで、鶏舎作り。扉を作るのに、ほぼ一日かかる。扉は、重過ぎると扱いにくいし、厚すぎると納まりが悪くなる。それで、縦の桟と横の桟を組み合わせる時、両方、半分ずつ削って組み合わせる。そうすることにより、桟の厚みだけの扉になる。(プロなら、もっと難しく、片方は、真ん中に穴をあけ、一方は、真ん中を残し両端を切り落とし、穴に差し込めるようにする。)
この削る時には、のみを使う。これが、素人には難しい。のみ自体の切れも良くない。桟の両端ならまだよいが、中で組む場合はさらに難しい。また、角々が、直角になるように組まなければ、枠の中に入らない。慎重に測りながら組み立てる。当然、時間はかかる。
扉を枠に取り付けるのは、蝶番(ちょうつがい)と云う金物。これで取り付けるのも、傾いたりしないように、慎重を要する。
こんな訳で、扉を作り、取り付けるのに、一日近く、かかってしまった。が、これで、入り口側は完成。残すは、向い側の壁だけになる。ここは、狭いから、半日もあればできるだろう。いよいよ、近づいた。

扉の取り付け


入り口側は、完成
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胃カメラ

2009-02-09 22:09:33 | 暮らし
2月9日(月) 

定期点の日。胃カメラを予約してある。今回は、確か3回目だと思う。カメラが食道から、胃、十二指腸と、入っていくが、そのカメラ目線で、画面を見れるのは、面白い。大した技術だと思う。消化器官内をカメラが動き回るのは、たいして気にならない。しかし、スコープの動きが、時々、咽頭を刺激する。うぇ!と、吐き気のようにむせ込む。これだけは、なんとも嫌な気分だ。
眼鏡を外しているから、はっきりはしないが、中はきれいなものだった。結果も、特に、異常は見られなかった。前回、11月の血液検査も、変わりなく、異常はなかった。ひょんなことから、健康チェックを始めて、3年過ぎた。幸いにして、全く問題なく、来ている。
午後は、鶏舎作りの続き。だいぶ完成してきた。

作業途中だが、少し明るいうちに、写す
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鶏舎作

2009-02-08 21:31:18 | 農作業
2月8日(日)  いちじ 

一日、鶏舎作り。
入り口側の、下地作りを続ける。既存の鶏舎や、物置の間の、狭い場所に出たり入ったり。踏み台に上ったり下りたりの作業。それでも、昼過ぎには、あらかた終わり、金網とトタン張りに、手を付ける。
タヌキなどの外敵から、守るために、壁の下の方は、トタン張りにする。地面と接する部分は、二重張りだ。上は、換気のためにも、金網張りにする。

入り口側、脇の下地


金網と、トタンを張る


夕方なので、薄暗く、金網はよく写らなかった。トタンは、一度使ったものの、再利用。かなり錆が出ている。
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