エッセイ 橋本治の恵み あるいは 永遠と歴史 2010-01-27 20:22:10 | エッセイ 橋本治の「小林秀雄の恵み」(新潮社)という本は、小林秀雄の「本居宣長」を読んで書いた本で、本居宣長は、言うまでもなく、古事記を読んで「古事記伝」を書いたひとだ。橋本治の「小林秀雄の恵み」を読んで、私が、何ごとか書こうとするというのは、また、いささか、ややこしい話になる。 古事記は、稗田阿礼が口述したものを、太安万侶が筆記したものだということまでは、ここでは、問題にするに及ばない。 ただ、続けて、吉 . . . 本文を読む