ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

村上靖彦 客観性の落とし穴 ちくまプリマー新書 2023

2023-12-24 14:42:36 | エッセイ オープンダイアローグ
 村上靖彦氏は、大阪大学大学院人間科学研究科教授、東京大学教養学部から大学院、パリ第七大学で、現象学、精神分析などを修められたようである。 現象学は、フッサールが興した哲学の一派で、デカルトの懐疑を基底に、大雑把に言えば、ハイデガー、メルロ=ポンティ、サルトルなど後の実存主義につながるものである。 ちくまプリマー新書は、学問、教養への入門編というか、高校から大学一般教養レベルということになるのだろ . . . 本文を読む