日曜日に奈良県の西側生駒山系の麓を南北に走る国道168号を北田原から南下、ク
ルマの量はやや多いですが1本道です。竜田川沿いに斑鳩の手前平群町にある金勝
寺から元山上千光寺、斑鳩の吉田寺を訪ねました。
金勝寺
真言宗室生寺派のこのお寺の寺歴縁起は古く、天平18年僧行基の創建と云います。
しかし奈良の天敵松永弾正の迷惑を被り創建時の姿は望むべくもなく、現在の金堂
は17世紀中庸の再建と云い、他のお堂は比較的新しいものだそうです。
国道が竜田川を西から東へ渡る手前角に総門がありすぐ北側に南門が在りますが
この門は閉じられています。
総門
道路沿いに在る金勝寺総門は道路に面しており、手前の駐車場の標識を見逃し、お
寺を右に見つつ行き過ぎ四苦八苦で戻りました。
総門は立派な作りで平成の再建と聞きました。僅か数メートルの北側にこれまた立
派な南門がありますが、なぜ門が二つ並んでいるのでしょうか。聞き漏らしました。
金堂
総門を入ってすぐの石段を上りきった台地に金堂が建っています。ご本尊は寄木造
薬師如来坐像、像高1mほどですが、肉髻が大きく螺髪が見た目細かく左手に薬壺
をお持ちで薬師如来の儀軌どおりの彫像、漆箔がよく残り目が非常に印象的でした。
金堂前を掃除されている方が、お茶をお持ちのご婦人をご紹介くださり、聞くとご
住職の奥様とのこと。ちょうど金堂内も掃除中ですがどうぞ中へのお言葉に甘えて
内陣で手が触れんばかりの距離でご本尊と対面でき、しばらく時間を頂戴いたしま
した。
本堂のすぐ横にある宝形造りの無量寿殿
鐘楼
金勝寺で特に有名な磨崖仏、本堂脇の岩に彫られています。
右下の石仏が未だ結論のでない「茶々逆修」の地蔵菩薩。「逆修(ぎゃくしゅ)」
とは生前供養のことと云い、淀君の事なのか、当地の武将で石田三成の盟友、島左
近の夫人の事なのかどちらも名前は「茶々」で論争中と云います。
この磨崖仏の前で奥様としばらく雑談。
これが「茶々逆修」の地蔵菩薩
金勝寺五輪塔
開祖行基さんの供養塔。
境内はさほど広くはありませんが、行き届いた綺麗な境内でした。参拝の方は居ま
せんでした。奥様ありがとうございました。
ルマの量はやや多いですが1本道です。竜田川沿いに斑鳩の手前平群町にある金勝
寺から元山上千光寺、斑鳩の吉田寺を訪ねました。
金勝寺
真言宗室生寺派のこのお寺の寺歴縁起は古く、天平18年僧行基の創建と云います。
しかし奈良の天敵松永弾正の迷惑を被り創建時の姿は望むべくもなく、現在の金堂
は17世紀中庸の再建と云い、他のお堂は比較的新しいものだそうです。
国道が竜田川を西から東へ渡る手前角に総門がありすぐ北側に南門が在りますが
この門は閉じられています。
総門
道路沿いに在る金勝寺総門は道路に面しており、手前の駐車場の標識を見逃し、お
寺を右に見つつ行き過ぎ四苦八苦で戻りました。
総門は立派な作りで平成の再建と聞きました。僅か数メートルの北側にこれまた立
派な南門がありますが、なぜ門が二つ並んでいるのでしょうか。聞き漏らしました。
金堂
総門を入ってすぐの石段を上りきった台地に金堂が建っています。ご本尊は寄木造
薬師如来坐像、像高1mほどですが、肉髻が大きく螺髪が見た目細かく左手に薬壺
をお持ちで薬師如来の儀軌どおりの彫像、漆箔がよく残り目が非常に印象的でした。
金堂前を掃除されている方が、お茶をお持ちのご婦人をご紹介くださり、聞くとご
住職の奥様とのこと。ちょうど金堂内も掃除中ですがどうぞ中へのお言葉に甘えて
内陣で手が触れんばかりの距離でご本尊と対面でき、しばらく時間を頂戴いたしま
した。
本堂のすぐ横にある宝形造りの無量寿殿
鐘楼
金勝寺で特に有名な磨崖仏、本堂脇の岩に彫られています。
右下の石仏が未だ結論のでない「茶々逆修」の地蔵菩薩。「逆修(ぎゃくしゅ)」
とは生前供養のことと云い、淀君の事なのか、当地の武将で石田三成の盟友、島左
近の夫人の事なのかどちらも名前は「茶々」で論争中と云います。
この磨崖仏の前で奥様としばらく雑談。
これが「茶々逆修」の地蔵菩薩
金勝寺五輪塔
開祖行基さんの供養塔。
境内はさほど広くはありませんが、行き届いた綺麗な境内でした。参拝の方は居ま
せんでした。奥様ありがとうございました。