
(2015.04.18訪問)
迷車大和路号は丹波路を走っています。中国道から舞鶴若狭道、北近畿豊岡自動車道と乗り継ぎ丹波市を目
指して走っているのですが、遠いですワ、片道110キロは。
ピンクの世界がはや過ぎ去り、一雨ごとに黄緑の若葉が一斉に芽吹きだすグリーンシーズン到来、今日は丹
波三山の一つ天目楓の高源寺を目指しています。開山遠谿祖雄禅師が杭州天目山で修行後持ち帰った楓を境
内に植え天目楓と称しているそうで、それはそれは全山天目楓のグリーン息吹が聞こえてくるようです。
若緑から濃い緑へ、グリーングラデーションの変化を目の保養に、降り注ぐ瑞々しいフィトンチッドに心身
の癒しを、紅葉だけがモミジではありませんよ。
▼天目楓の新緑に囲まれた惣門。

[ 高源寺 ]
●山号 西天目瑞巌山 (にしてんもくずいがんざん)
●寺号 高源寺 (こうげんじ) 愛称 丹波のもみじ寺
●開基 遠谿祖雄禅師 (えんけいそゆう)
●開創 正中二年 (1325年)
●宗派 臨済宗中峰派 (りんざいしゅうちゅうほうは) 本山
●本尊 釈迦如来坐像
▲入山料 境内自由 紅葉シーズンは300円 朱印 300円 駐車場無料
▲拝観時間 8:30~16:30
▲兵庫県丹波市青垣町桧倉514 Tel.079-587-5081
▲関西花の寺第四番霊場
▲http://kougenji-tanba.or.jp/
▲中国自動車道から舞鶴若狭道経由、北近畿豊岡自動車道青垣ICから車で約10分
JR福知山線「柏原駅」から神姫バス「佐治」行きで40分、佐治下車、タクシーで10分
▼お地蔵さんにご挨拶をして赤い橋を渡ればその先が高源寺。

▼惣門。

▼寺石標。

[高源寺縁起] 高源寺HPより抄出
正中二年、遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師によって開創。遠谿祖雄は1306年に中国に渡り、杭州天目山
の中峰国師のもとで十年修行後帰国、天目山に似た佐治郷小倉に堂宇を創建。正中三年後醍醐天皇より高源
寺号を賜り、また後柏原天皇の代には、勅願所の礼遇を許され、住職は末代紫衣の宣旨を受けました。天正
年間、織田信長の丹波攻略で堂宇伽藍を焼失、その後享保年間天岩明啓禅師が再興、寛政十一年には、弘巌
玄猊禅師が柏原藩の援助を得て再建し現在に至っています。
▼弘巌玄猊禅師揮毫の「丹丘勝処」と書かれた惣門扁額。

▼天目楓の青もみじトンネルになっている参道石段。

▼天目楓。

▼参道横にポツンと五輪塔。

▼古刹の雰囲気がひしひしと迫ってくる参道石段。

▼城郭のような山門に着きました。

▼山門と青もみじ。

▼西天目瑞巌山と書かれた山門扁額。

▼鳳凰彫刻。

▼境内から見た「紫鳳楼」ともよばれる山門。三間三戸の重層楼門、入母屋造、桟瓦葺。
両袖に階上への階段がついています。階上には釈迦如来坐像、十六羅漢をお祀り。
寛政二年(1790年)弘巌玄猊禅師建立。

▼仏殿、高源寺の本堂で堂宇にしては小さい建物です。方三間、入母屋造、トタン葺に見えますが檜皮か茅
葺にトタン囲みではないでしょうか、ご住職に聞くの忘れました。
享保五年 (1720年) 中興天岩明啓禅師建立。

▼近くに寄って見ると、礎石に直置きですね。

▼仏殿扁額、まず読める方は居ないのでは。灋王殿 (ほうおうでん) と読みます。

▼仏殿本尊、釈迦如来坐像。
このお像はお前立ち像で、ご本尊は秘仏になっているそうです。

▼なかなかユニークな石灯籠でしょ。

▼仏殿横の心字池に、

▼この滝が流れ込み、

▼汀が石で囲われた味のある池です。周辺は不思議と緑が少ないです。

▼仏殿横から小高い地へ、自然石を積みあげた石段はかなり急坂で一段の幅が20cmあるかないか。
コワイ、滑りそうです下りはよほどの注意を。

▼そこに在るのは庫裏を兼ねた方丈なんです。

▼入堂出来ませんでしたが、開山、中興の禅師像が安置されているそうです。

▼この扁額だけは間違いなく読めます。

▼楓木立の中から方丈。

▼天目楓の鬱蒼の勇姿。

▼ニューファッションハット。

▼可愛らしい梵鐘が吊られていました。

▼三笑橋は虎谿泉という渓谷に架かる石橋です。

▼こちら虎谿泉の上手で、

▼こちらは虎谿泉の下手になります。

▼鬱蒼の天目楓。

▼三笑橋を渡ると三重塔エリア。

▼初層が開扉されてます。

▼毘沙門天と書かれた扁額。

▼お寺では多宝塔とよんでるみたいで、内部に輪蔵があるそうです。
それにしても安定感抜群の塔ですネ。

▼いたるところ天目楓。

▼石仏や墓石が積み上げられたテッペンに
お地蔵さんが集落を慈悲の目でご覧のようです。

▼もう一度山門横の楓を。

▼ちなみに高源寺の紅葉時期の写真です。ネットから借りてきました。

さすが丹波紅葉三山一と称される景観ですネ。
▼御朱印です。

御朱印を戴きつつご住職とお話の中、ご住職「紅葉の楓も良いのですが、新緑の美しいこれからのシーズン、
参拝者も少なくお寺をジックリ見ていただけます、ごゆっくり参拝して行って下さい。」
その説まったく同感!「ボクのお寺訪問はそれを実践しています」と申し添えておきました。
紅葉時の凄い人出に閉口感ありありのご住職でした。
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