(2015.04.22訪問)
四条のマルタカにお使いに行った帰りに、久々の京町中をブラブラと東山へ。しばらくご無沙汰の高台寺を
訪ねてみました。相変わらず境内は綺麗で参拝者もお行儀が大変よろしい。ねねさんとはお会いした事はあ
りませんが、その人柄が皆さんに伝わっているようです。今日の東山界隈はいつもの賑わいがありません。
そりゃそうですね、よく考えてみるとウィークデイの真ん中、水曜日でした。しかし変な隣国団体のデカい
声だけはどこへ行っても聞こえてます。
▼いつもはごった返している、今日のねねの道。
[ 高台寺 ]
●山号 鷲峰山(じゅぶざん)
●寺号 高台寺 (こうだいじ) 正称 高台寿聖禅寺
●宗派 臨済宗建仁寺派
●開基 高台院湖月尼 (こうだいいんこげつに) 豊臣秀吉夫人北政所ねね
●開山 三江紹益禅師 (さんこうしょうえき)
●開創 慶長十一年 (1606年)
●本尊 釈迦如来坐像
▲入山料 600円 朱印 300円 駐車料 1時間500円
▲拝観時間 9:00~17:00
▲京都市東山区高台寺下河原町526番地 Tel.075-561-9966
▲http://www.kodaiji.com/index.html
▲JR京都駅・近鉄京都駅から市バス206(東山廻り)→東山安井停下車東へ徒歩5分
JR京都駅・近鉄京都駅からタクシーで約15分
阪急 河原町駅・京阪 祇園四条駅から市バス207→東山安井停下車東へ徒歩5分
▼参道台所坂。
高台寺縁起 (高台寺HPから抄出)
正しくは高台寿聖禅寺といい、豊臣秀吉没後、その菩提を弔うために秀吉夫人の北政所が慶長十一年開創し
た寺である。寛永元年建仁寺の三江和尚を開山として迎え、高台寺と号した。徳川家康は当時の政治的配慮
から多大の財政的援助を行ったので寺観は壮麗を極めたと云う。秀吉と北政所を霊屋に祀り、北政所像の下
はその墓所となっている。
▼台所坂を上がるとすぐ庫裏があります。
▼拝観手続きを終え、→に添って進むと茶室遺芳庵。灰屋紹益と吉野太夫との好みの茶席だといいます。
吉野太夫に興味のある方、
http://blog.goo.ne.jp/mrslim2/d/20130322 をご覧になってください。
▼書院から方丈へと進みます。
▼方丈西前庭。
▼本尊 釈迦如来が祀られている仏殿。
▼方丈東前庭。
▼庭園。開山堂の臥龍池、西の偃月池を中心として作庭されています。小堀遠州の作。
▼観月台 (重文)。
書院と開山堂をつなぐ渡り廊下の中心に檜皮葺きの四本柱で構成され、三方に唐破風をつけた屋根の下で
月を愛でたそうですヨ。
▼東山霊山の山麓に境内が広がっています。
▼偃月池。
▼開山堂 (重文)。
▼開山堂。高台寺第一世三江紹益禅師を祀る塔所。礼堂部中央の彩色天井には北政所の御所車の天井が用い
られている。(高台寺HPから抄出)
▼臥龍池。
▼開山堂と霊屋をつなぐ階段、臥龍廊。霊屋からのシャッターです。
▼上に行ってみましょう。
▼霊屋 (重文)。
秀吉と北政所を祀り、北政所像の下はその墓所となっている。須弥壇と厨子は華麗な蒔絵装飾が施され、
桃山美術を代表する「高台寺蒔絵」として知られる。(高台寺HPから抄出)
▼軒の垂木や組物が再彩色、キンの金具で装飾されきれいですが、建物全体を見るとちょっとチグハグ感。
▼傘亭 (重文)。
利休意匠の茶席。伏見城から移建したもの。
▼傘亭天井。
竹と丸木が放射状に組まれ、カラカサを開けたように見えることからその名があり、正式には安閑窟と呼ばれ
る。(高台寺HPから抄出)
▼竹林。
▼ボリュウム豊かに育ってます。
▼成長し過ぎの筍。いずれ竹になるんですよネ。
▼竹林。
▼阿の龍。横に吽の龍もいるんです。いったいこれは何?
▼勅使門。
▼江戸の葵が氾濫している中でやっと見つけた五七の桐。
▼御朱印です。
言い出しっぺは富士フィルムと聞いてますが、最近認知されて来た「ネオ一眼」を入手したので、今日はそ
れを使ってみました。
ワイド域16mm、ロング域200mm (ななんと1000mm超えもあるそうです) マクロ50mm~、アスペクト
比3:2のスペックを有しているカメラです。今日はオールフルオートで撮ってます。早い話がコンデジの高
スペックと思ってください。
なんと云っても小さくて軽いのが一番!!
↓ ポチッと押していただければたいへん嬉しいのですが。
神社・お寺巡り ブログランキングへ