土曜日は古寺を歩こう。

寺勢華やかな大寺も、健気に法灯を守り続ける山寺もいにしえ人の執念と心の響きが時空を越え伝わる。その鼓動を見つけに…。

平等院鳳凰堂です。

2017年01月27日 | 京都の古寺巡り





(2017.01.21訪問)


靖國寺から10分余りで平等院に着きます。この界隈やはりなんと行っても平等院、人とクルマがイヤというほど溢れています。
阿字池対岸から見る鳳凰堂は、丹土古色の濃朱で、落ち着いた極楽浄土の味わいを醸しているようです。
今日の平等院は鳳凰堂限定です。なぜかは聞かないで下さい。




▼鳳凰堂。






[ 平等院 ]
●山号 朝日山 (あさひさん)
●寺号 平等院(びょうどういん)
●開基 藤原頼通 (ふじわらよりみち)
●開山 明尊上人 (めいそんしょうにん)
●開創 天喜元年 (1053年)
●宗派 単立
●本尊 阿弥陀如来坐像
▲京都府宇治市宇治蓮華116 TEL.0774-21-2861
▲拝観料 600円 御朱印300円
▲拝観時間 8:30~17:30  
▲HP http://www.byodoin.or.jp/
▲JR奈良線で「宇治駅」下車、東へ徒歩10分。
 京阪電鉄宇治線で「京阪宇治駅」下車、徒歩10分。




▼鳳凰堂。
























平等院縁起 (平等院HPから抄出)
関白藤原道長が左大臣源重信の婦人から譲り受けた別業をその子頼通が、永承七年(1052年)にこれを仏寺に改め、平等院としま
した。永承七年は末法初年に当たるとされ、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流
行していました。その翌年の天喜元年(1053年)には平等院の阿弥陀堂鳳凰堂が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝に
よって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたとされています。約千年前に建立された建造物や仏像が今に
伝えられ、世界遺産にも登録されております。




▼裏側から撮った鳳凰です。
 皆さんご存知ですか、鳳凰に雄雌がいるのを。鳳が雄、凰が雌です。平等院ではこの鳳凰の雌雄は決めてないらしいです。









この鳳凰はレプリカです。本物は鳳翔館に展示されています。




鳳凰堂 (国宝) プロフィール!!
鳳凰堂とは中堂、南北翼廊、尾廊の四棟構成の阿弥陀堂。中堂須弥壇にはあの仏師定朝作の阿弥陀如来坐像がど~んと。創建時に使
われた赤褐色の顔料丹土で柱や扉を塗り、屋根の鳳凰像、金具類を金色に復元、屋根瓦も光沢を抑えた「古色仕上げ」が施されてい
ます。




▼中堂のアップ。



















▼阿弥陀さん見えます?







▼やっとお顔が見えました。
 思い切り引っ張り、思い切り明るくして、さわりまくった阿弥陀さんです。







▼御朱印です。







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