塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

カシジャス、バロンドールの有力候補に

2012-07-05 00:28:29 | 日記
 遂に今冬、バロンドールの歴史が塗り替えられるかもしれません。

 1956年から2011年まで45年に渡る歴史の中、GKが受賞した例は過去にただ
1度しかありません。

 レフ・ヤシン(ディナモ・モスクワ)が1963年に受賞したのみで、バロンドール
はその殆どが攻撃の選手が受賞しています。

 ジャンルイジ・ブッフォンですら手が届かないバロンドール。

 しかしフランス・フットボールは実力とその人間性を加味した上で、スペイン代表の
イケル・カシジャスをバロンドールに推していると言います。

 常々カシジャスは

 「ブッフォンを敬愛している。」

 と述べており、仮に彼が受賞したならばこのイタリア人も心から祝福するでしょうし、
多くのGKが新しい目標を得られます。

 バロンドールはGKを含む守備の選手に厳しい賞で、過去の受賞例は

 2006年 ファビオ・カンナバーロ
 1996年 マティアス・ザマー
 1976年 1972年 フランツ・ベッケンバウアー
 1963年 レフ・ヤシン

 という形になります。

 ドイツ出身のふたりが「リベロ」として受賞したことを踏まえると、ヤシンとカンナバー
ロの特殊性が際立ちますし、カシジャスの受賞が仮に決定すれば、それはまさに快挙です。

 サッカーが得点を奪う以上、攻撃の選手が賞を受賞しがちなのはわかります。

 しかし質の良い攻撃は同じく質の良い守備があってこそ可能ですから、カシジャスが受賞
すればその点も評価されますね。
コメント
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