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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が他の競技からサッカーに集中するようになった背景

2013-04-04 22:16:49 | 日記
 実を言えば僕も大リーグにプロ野球、バスケットとアメフトの資料を定期購入していた時期があります。

 何故かと言いますと

 「サッカーにだけ熱中しても仕方が無い。
  サッカー以外の競技も学ぶことで、更にサッカーを奥深くしることができるはずだ。」

 と考えたためです。

 つまりサッカーと言う幹に対して、他の競技は枝の関係だったのです。

 実際他の競技の動向、例えばサラリー・キャップ導入やリーグが一括して特定のブランドと契約し、そのブランドが球団全て
にジャージを提供する。

 こうした事情が理解できた点は、非常に良かったと思います。

 僕がこれらから離れた理由は

 1・お金と本棚の問題
 2・資料を読む時間の確保

 だけでなく、その競技とリーグが抱える問題で興ざめした部分もあります。

 例えば大リーグならば薬物とドーピング問題がそうですし、アメフトは映像で見る機会が非常に限られいた側面は否めません。

 こうしてみますとサッカーは、雑誌、書籍そして映像という観点からも、今の日本からすれば非常に入りやすく、学びやすい
競技であることがわかります。

 何よりJリーグは他国リーグとは異なり

 「八百長とファンの死亡」

 が見られない、素晴らしいリーグと言えそうですが、それは単に当たり前の光景で欧州と南米が「麻痺」しているだけの話で
す。

 野球ではファンが死亡するという話はなく、バスケットでは常にアリーナを満員にする方法論が考えられています。

 イタリアはその施設の老朽化とファンの暴力で疲弊していますが、彼らこそアメリカのスポーツから学ぶ面があると考えます。
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かつてヴェルディ川崎を応援した若きファンたち

2013-04-04 18:27:43 | 日記
 今日古本屋に立ち寄りますと、ヴェルディ川崎特集本が売られていました。

 これは1993年に刊行されたもので、中を読むとファンの大半(10代半ばの男女)が顔にフェイス・ペインティング
を施し

 「ヴェルディ命!」
 「阿部が大好き」
 「こんなにヴェルディが好きでどうしよう」

 などのコメントを読むと、どうしてこんなに彼らは浮かれているのだろうと、不思議で仕方がありません。

 ちなみに中にはとじ込みで選手のブロマイドが切り取り可能の形でついており

 「テレカと同サイズなので持ち運びに便利」

 という注釈を見るだけでも、20年前の世相が見えてきます。

 この浮かれきった若き男女、彼らは僕と同世代ですが今サッカーに関心を抱き続けているのでしょうか?

 どうして彼らの多くは「大好き!」と公言したはずのクラブのサポートを止めてしまったのでしょうか?

 それはヴェルディが経営難で主力を売却したことと、川崎から東京に移転しクラブ名も東京ヴェルディ1969から現在の
東京ヴェルディと3度変更している点は無関係では無いと思います。

 しかし三浦監督を迎え、J1昇格を目指す今こそ当時と同じくらいの観客動員と声援が、選手の支えになるのは間違いない
はずです。

 チアホーンもフェイス・ペインティングも、完全に過去の代物です。

 でもファンはもう一度スタジアムの門を潜ることが出来ますし、過去に敬意を払いながら現在を生きることもできます。

 僕は20年飽きることなくサッカーの見つめてきましたが、当時熱狂的にヴェルディを応援しながら、まるで流行おくれを
気にするかのように足を遠ざけたファンの多くは、今

 「Jリーグとヴェルディ、日本代表」

 をどのように捉えているのでしょうか。
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政治とスポーツは別物と言うが

2013-04-04 18:15:41 | 日記
 「政治とスポーツは別物」

 この格言は日本のみならず世界でしばしば用いられますが、残念ながら建前の域を超えません。

 80年と84年の五輪はそれぞれ東西陣営の思惑で出場国が大きく揺らぎ、サッカーで言えば1992年欧州選手権がその
代表例です。

 デンマークの優勝は大きな賛辞を受けた一方、旧ユーゴスラビア陣営の痛手は途方もない代物でした。

 今韓国と米国が共同軍事演習をおこなっていますが、その発端となったのが北朝鮮による軍事力の強化です。

 「一方が見せつけたため、もう片方が更に意固地になる」

 という形なのでしょうが、今季ケルンからKリーグ水原三星に移籍したチョ・テセは、今何を思うのでしょうか?

 僕は彼がケルン退団を決意した際、もう一度日本でプレイして欲しいと思いましたし、実際彼も古巣フロンターレの中村か
ら誘いがあったことを公言しています。

 FWとしての能力
 人前で恐れず自分の発言ができること
 日本代表選手とも交流があり、真摯にサッカーに取り組む姿勢

 そんなチョン・テセを今でもフロンターレ・ファンは気にかけていると思います。

 政治の思惑は市井の人々の気持ちを揺れ動かしますし、残念ですけどそれは僕も同様です。

 今の北朝鮮と韓国の姿勢が、サッカーに限らず多くの分野に波及した際、軋轢は避けられそうもなくその際は再びチョン・テ
セは移籍を模索するかもしれません。

 水原三星はKリーグ屈指の人気クラブですから、ファンの意見も強いと思います。

 かつてトテナムのファンがアルディレスを護ったように、彼らもこの北朝鮮代表FWを支援して欲しいと願います。

 
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アジア・チャンピオンズリーグも厳しい現実が

2013-04-04 02:13:19 | 日記
 翻ってアジア・チャンピオンズリーグも勝ちあがりの厳しさは同様です。

 J1王者の広島は現時点で3戦全敗で勝ち点はゼロ、負傷者が相次ぐ仙台も苦戦を強いられています。

 好調なのはレイソルだけですが、レイソルはこうして勝ち続けることで他のアジア・クラブに恐怖心を植え付けることが
可能ですし、勝ち上がりはJ1の内容にも反映されることでしょう。

 「やはり柏レイソルは強い」

 とグループリーグで戦う相手が勝手に怯んでくれれば思うツボですし、その一方で選手たちが

 「確かにアントラーズは凄い
  でも俺たちはアジアでもっとしんどい戦いにかってきたじゃないか!!」

 と、胸を張れることも出来るでしょう。

 柏に限らず、アジアで名を売る事ができれば選手補強にも好影響があるでしょう。

 単純に口説き落とすことよりも

 「チャンピオンズ・リーグ優勝するには君の力が必要だ」

 と言われたならば選手は俄然やる気が漲るでしょうし、国内移籍でもアジアへ挑戦できることは非常に大きな魅力となる
でしょう。

 レッズに代表経験者4名が集まったのも、チャンピオンズ・リーグの影響はあるはずです。

 欧州チャンピオンズ・リーグ同様、アジア・チャンピオンズリーグも優勝するには毎年かかさず出場し、慣れを会得する
必要があります。

 慣れることは落着きと同異議であり、落ち着きは相手の挑発をかわす原動力になります。

 痛んだ芝や相手ファンの罵声、時に爆竹がなるような殺風景な中でサッカーをするには、経験を重ねるしかありません。

 2008年のガンバ以降、Jのクラブが王者から遠ざかる中、今季はレイソルに期待したいものです。
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欧州チャンピオンズ・リーグの厳しさ

2013-04-04 02:04:04 | 日記
 欧州チャンピオンズ・リーグは8強が出そろいましたが、やはり「ぽっとで」でのクラブは勝ち上がる事はできません。

 過去3度の優勝を誇るユナイテッドの2度目の優勝は1999年の事でしたが、彼らはあのエリック・カントナが在籍
した92-93シーズン以降、幾度ものこの舞台に立ってきましたが、栄冠からは程遠い戦績でした。

 それはチェルシー、アーセナルも同様で、クラブが長い歴史を持ち、どれだけ国内で優勝経験があっても、それらは何
の担保にもならないのです。

 今でこそガラタサライやオリンピアコス、シャフタル・ドネツクは

 「ダークホース」

 と見なされますが、当初は単なるアウトサイダーでしかなく、完全に見下されていました。

 一歩ずつ一歩ずつ勝ち点を積み上げ、ようやく侮りがたしという印象を欧州全体に受け付けることが出来たのです。

 ですからベンフィカのように優勝経験がありながら、近年上位進出が出来ていないクラブはいとも簡単に「古豪」と
呼ばれてしまいますし、PSGやシティのように資金を注入して

 「欧州王者」

 という玉座を得ようとするクラブは多いのです。

 もしモウリーニョ政権で10度目の欧州王者の座に輝いたならば、近年バルセロナの勢いに押されその名声が霞むレア
ルにとって、最高の名誉挽回の機会を得た形になります。

 モウリーニョにとっても

 「10度目という前人未到の記録を打ち立てた功績」

 を語る事ができますし、ロナウドにとってはメッシのバロンドール5連覇を阻む、最高の武器(実績です)が与えられ
ます。

 優勝賞金も莫大ですし、カカやケディラ、エジルのように移籍が囁かれる選手を売却できれば、スポンサー収入も含め
莫大な金額が入手できます。

 現時点ではまだ「架空」の話ですが。

 
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