塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーで数字と経営を学ぶ

2013-04-13 23:30:07 | 日記
 僕は子供の頃から算数が苦手で、高校に入るとその苦手意識に拍車がかかりました。

 追試の世話にも随分となり、今でも電卓を叩いたり家で自主学習しているエクセルシートに冷や汗を流すことがしばしば
あります。

 しかし、不思議な事にこれがサッカーの数字に置き換えられると、さほど嫌悪感を感じません。

 今日僕は

 「ゴールは偶然の産物ではない」

 というタイトルの本を手にしたのですが、このサブタイトルが非常に振るっているのです、

 「FCバルセロナ流最強マネジメント」

 というのがそれで、近年は選手や監督の自伝、コーチング方法が書籍になる事が多くなりましたが、その一方でこの商品
のように、クラブ経営に視点を置いた本も発売されています。

 この書籍はバルセロナだけでなく、プレミアリーグや北米スポーツなど、経営を多角的に捉えており筆者のフェラン・ソリ
アーノ氏は、バルセロナの副会長を務めた経歴の持ち主です。

 (2003-2008年の5年間になります。)

 バルセロナはナイキ、ユニセフ、そしてカタール財団など他のクラブからは羨望の眼差しであろう、スポンサーを抱えて
いるにも関わらず、赤字敬遠なんですね。

 またセビージャ会長のデル・ニドが再三訴えているように、テレビ放映権の殆どがバルサとレアルに流れていることも事実
で、既にスペインは

 「2強+その他」

 という構成でしかありません。

 ラダメル・ファルカオの売却なしにはいられないアトレティコ、負のサイクルから抜ける事のできないラ・コルーニャ。

 彼らからすればバルサの経営論など読むのもおこがましいと思うでしょうが、書かれている内容は僕には大変興味深い
ものです。
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チャンピオンズ・リーグも佳境へ突入

2013-04-13 00:54:07 | 日記
 バイエルン・ミュンヘン対バルセロナ
 ボルシア・ドルトムント対レアル・マドリード

 4強はどちらも巧い具合にドイツ対スペインという形になりましたが、代表では後者が近年常に優位にたっていますが、
クラブ間ではどうなるでしょうか?

 この対戦を見て多くのファンが

 「決勝でデルビ・クラシコが実現しないものか」

 と思った事でしょう。

 事実僕もそう思いましたし、すくなくともテレビ中継を行う立場からすれば、確実に高視聴率が見込めCM出演した企業
の株式は急騰するかもしれません。

 「お前は単なる通訳」

 と蔑まれてきたモウリーニョが、バルセロナを叩きのめし、10回目という前人未到の欧州制覇を導いたならば、彼の名
は確実にレアルの歴史に刻まれます。

 モウリーニョの推進するショート・カウンターはバルセロナの基軸と相違の戦術ですが、マドリードからすればまだ好意
的な代物です。

 その一方でバイエルン対ドルトムントの対戦でも話題は事欠きません。

 新旧のドイツ王者が戦うことでも面白さがありますが、仮に後者が優勝すれば案外

 「帝国バイエルン」

 の土台そのものが崩れるかもしれませんし、その堅牢を維持するためにグアルディオラ招聘に踏み切ったわけですが、は
たしてどうなるでしょうか。

 これはあくまで希望的観測で、どうなるかはまったくわかりません。

 チャンピオンズ・リーグも4強が出そろえば、何もしなくとも注目が増すことは確かですしね。
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旬の選手を招集する大切さ

2013-04-13 00:42:10 | 日記
 「プレイヤーには代表に呼んでほしいタイミングというものがあるが、昨年の彼はまさに今使ってもらえば結果を
  出せるという手ごたえをつかんでいた。」

 これは戸塚啓氏が記した、ナンバー529号62ページからの引用で、氏がこの記事を書いた背景にはジェフ市原
の中西、アントラーズの名良橋と秋田の3選手が、

 「2002年の代表には俺たちが必要になる」

 という心中を激白したことがあります。

 ちなみにこの号の表紙は中山雅史で、秋田豊と共に2002年の代表に招集されたことを思うと、未来を示唆した
形になります。

 サガン鳥栖 豊田洋平
 柏レイソル 工藤壮人
 浦和レッズ 槙野智章 森脇良太

 今挙げた4選手が、今代表に呼ばなければ、何時使い道が開けるのだという類の選手です。

 「こんなにJで足跡を残しているのに、俺には何が足りないんだ!!」

 と選手を腐らせてしまうような選手選考が今後も無いことを期待します。

 トゥルシエの場合はどこか競争しずぎの側面があり、その緊張感が逆に選手を疲弊させてしまった側面があります
が、これはホスト国として予選免除という

 「特権階級」

 であるがゆえの措置でもありました。

 しかしDF中澤、そしてMF中村と波戸は最後まで厳しい視線を送られ、結果落選と言う結末を与えられたことも確
かですが、多くの選手が合宿、試合出場を得たことも事実です。

 代表はビジネスです。

 しかし選手が流した汗に報いる場所でもあります。

 2014年以降も考えますと、どこか代表選手の顔不安になる時があるのですが、皆さんはどうでしょか。
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