塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手も監督もミスをする。だが

2013-04-06 22:44:18 | 日記
 僕は前回、パルセイロは今後1試合ごとが勝負だと記しましたが、残念ながらすべての試合で素晴らしい内容が得られる
わけではありません。

 それはバルセロナも同様で、中には

 「今日は退屈だった。」

 を吐き捨ててカンプノウを去るシーズン・チケットホルダーもいるでしょう。

 その内容を出来る限り見ごたえのあるものにしようと、今美濃部監督は考えているでしょうし、最終ラインに西口を起用
しているのは、ストッパータイプよりもビルドアップに長けた選手を起用したいと判断したためでしょうか。

 同じ4-3-3-を基軸とするオランダを例に出すなら、フランク・デ・ブールがそうでしたね。

 でもどんなに優れたクラブ、アスリートでも観客全員を虜にはできません。

 そしてどんな名手でも必ずミスをします。

 ペレとクライフもミスはしたでしょうし、名将を呼ばれる存在、ブライアン・クラフはマット・バスビーだって選手交代
を含めて采配を糾弾されたことはあるはずです。

 ですから僕は

 「選手はミスをして当たり前」
 「監督だって常に最適な采配は出来ない」

 と思う反面、それは僕の弱腰なのかと思うこともあります。

 パルセイロ・レディーズの監督に就任した本田氏は、選手の犯したミスを徹底的に追及していくと発言しましたが、それ
は勝ち点3が1、ないし0にならないようにするための方策であることはわかります。

 しかし、もし自分がどう考えても辻褄の合わない戦略で勝ち点を失った際はどうするのでしょうか。

 本田氏の指摘は全くの正論で反論の余地はありません。

 その一方で選手が監督に対して説明を求める余地も、残しておいて欲しいと願います。
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ミシュランの星、一つの勝負か複数か

2013-04-06 22:34:50 | 日記
 本国フランスでも日本でも、ミシュランから星を与えれれた料亭とレストランは誉れに思うのでしょうが、中には星に
値しなくとも素敵なお店は沢山あります。

 聞くところによると、ミシュランの調査というのは

 「覆面調査が基本で視察は一回」

 と聞きました。

 つまり一回勝負というところがミソなのでしょうが、僕はこの方式厳しくもなんともなく、むしろ改めた方が良いので
はと感じます。

 といいますのも、応対した給仕が雇われたばかりの方の可能性もありますし、固くなって思うような料理説明と注文の
具合ができなかったかもしれませんし、料理の味は当日の天候と食べる側の体調に大きく左右されます。

 ですから同じ調査員でなくとも、最低3回はその店に訪れた方がより的確な査定が下せるように思えるのです。

 逆に言えば

 「遠方から来た客」

 を満足させるには、常に最高の素材と給仕が不可欠という意味合いなのでしょうが。

 パルセイロ、2-1で金沢に勝利しましたが、聞きますとお世辞にも内容は大味だった模様です。

 開幕5連勝で勝ち点15は大きく評価すべきですが、歯ごたえのあるクラブとまだ戦っていないことも事実で、薩川氏
率いる琉球、相性がよくないカマタマーレ讃岐。

 このあたりから勝ち点3が奪えれば良いのですが。

 パルセイロは今現在

 「勝っているにも関わらず、観客動員が伸びない」

 という逆説の立場にあります。

 だからこそ選手には1試合1試合の戦いぶりが大きく響いてくることを忘れないで欲しいと思いますし、素晴らしい芝を
提供してくださる長野開発公社と、売店に出店して頂いている皆さまに敬意を表したいと思います。
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受け皿が多様化した今の日本サッカー

2013-04-06 00:04:23 | 日記
 僕は先日のブログの中で、かつてヴェルディ川崎を熱心に応援していたファンを引き合いに出しました。

 かつて人気を誇ったクラブが現在集客で苦しむ背景には、当時10クラブで運営されたリーグが2部制となり、加えてJFJ
や地域リーグにも注目が集まる事で、ファンが分散した面もあると思えました。

 当時のヴェルディ川崎や読売ジャイアンツ同様、

 「全国規模にファンを持つ」

 事を念頭に置いて活動していました。

 ですから地域の支援を受ける事で進むサッカーの発想とは、180度異なる方針で始まったことも悪影響だったと言えます。

 ヴェルディに限らず、当時声援していたクラブから乗り換えたという方は案外多いと思います。

 例えば大宮在住のファンで開幕当時はレッズを応援していたが、今はアルディージャのファンですよという方は多いでしょう
し。東京都はFC東京だけでなく、ゼルビアに横河武蔵野と活動するクラブも多いですしね。

 ですから分散した格好もありますし、僕のようにJFLのクラブを応援するファンも、93年当時から比べれば飛躍的に増加
したはずです。

逆に言えば開幕当時が受け皿が少なかったため、入場券獲得が困難になった面は間違いなくあるでしょうし、逆に

 「確かに僕たちの住む県にはこのクラブがあるが、僕たちが応援したいのはこっちなんだ。」

 と思えるのもサッカーの醍醐味でしょうか。

 新潟と言えばアルビレックスですが、その一方でグランセナ新潟がありますし、仙台ではベガルタの他にもソニー仙台が活動
しています。

 これも県単位ではなく、市町村、欧州で言えば都市単位で発展してきたサッカーの面白さと言えそうです。
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