塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ワールドカップと家電。お互いを補佐した間柄

2013-04-28 02:13:33 | 日記
 「3Dテレビ」

 我が家が地上デジタル放送が始まる2011年夏に向けて、初めてデジタルテレビを購入したのは2011年の秋のこと
でした。

 当時はこの最新技術が不調のテレビ販売の恰好の材料と見なされ、店頭にはデモンストレーション用の機材が沢山置かれ
ていたものですが。

 過去のサッカー雑誌を見直すと、いかに家電量販店やブランドが、この

 「地球最大のスポーツイベント」

 で自社製品を売り込もうとしていたかがわかりますし、ソニーや東芝のようにワールドカップスポンサーはその恩恵が随
分あったと思います。

 2002、2006年ごろですと、現在のように携帯電話と動画が主流ではなく、あくまで

 「テレビと録画と再生技術」

 が重点でしたから、従来の販売方法が通じたのですね。

 スマート・フォンでテレビが見られるのか僕は知りませんが、僕の折り畳み式携帯はテレビが視聴可能ですが、僕には縁
の無い機能です。

 「テレビは無料ですよ。」

 そうしたり顔で販売員の女性は、この電話がいかに優れているかを語ったものですが。

 パナソニックが7000億という莫大な赤字を背負っていることを見ると、ガンバ大阪がガンバ大阪で良かったと心から
思います。

 「パナソニック・ガンバ大阪」

 ならば、今頃選手の大半を売却していたかもしれませんし、少なくとも新スタジアムは座礁し選手は減額提示を示唆され
ていたはずです。

 僕は普段さほどテレビは見ませんが、僕のような流行遅れにはテレビ一つ見るのも難しくなるのかもしれません。
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混戦か、それとも独走か

2013-04-28 00:10:08 | 日記
 どんぐりの背比べなのか、それとも厳しい競争の現れなのか。

 2007年から09年にかけて、鹿島アントラーズがJリーグ3連覇という金字塔を打ち立てた後、J1は昨年まで3季に
渡り、異なるクラブが栄冠を勝ち取りました。

 2010年 グランパスエイト
 2011年 柏レイソル
 2012年サンフレッチェ広島

 グランパスの悲願はやはりクラブの英雄であるピクシーがもたらしたことと、久米GMの的確な補強が実ったもので、特に
闘り王の獲得は素晴らしいものでした。

 レイソルは2010年にJ2を、この年にJ1制覇という

 「2階級制覇」

 を成しとげ、世間をあっと驚かせましたし、レアンドロ・ドミンゲスのMVP文句のつけようがない物でした。

 そして昨年のサンフレッチェも、新任の森保監督が3-4-2-1を基軸に鮮やかなパスサッカーで遂にリーグ優勝を手に
いれました。

 つまり、過去3年の優勝には様々な物語があり、興味が増したのです。

 スペインのように2強のいずれかが優勝する単調なリーグよりも、レベルが低いと揶揄される方もいるでしょうが、現在のよ
うに混戦の中から王者が決まる方が良いように思います。

 もし、今季F・マリノス、もしくはアルディージャが優勝すれば

 「中村俊輔が日本で初めて手にしたリーグ優勝と、2012年序盤の躓きの際に我慢して樋口監督を続投させた結果」
 「万年下位であり、レッズの陰に隠れていたアルディージャの大躍進」

 など、魅力的な見出しを打つことが出来ます。

 リーグの空洞化が混戦の要因とも言えますが、むしろ興味深い内容になっていると感じます。
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