塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーにおいて体格とは何か

2017-07-17 01:15:38 | 日記
 なでしこジャパンのアメリカ遠征に、パルセイロ・レディースから坂本、泊両選手が初選出となり、ファンは沸いています。

 僕は泊選手を近く、と言いましても10メートルくらいの距離でしょうか、で拝見したことがありますが、本当に小柄な女性なんです。

 僕が見たのは試合会場ではなく、2015シーズンの善光寺門前で行われた2部優勝1部昇格のパレードの時なのですが、なるほど、北欧や米国のように骨格で上回る相手と戦うのは大変だと感じました。

 テレビ中継の際、解説の方が身長について指摘しますが、最終ラインでの攻防だけでなく、日本が攻撃に転じた際の相手最終ラインの攻防の際、闇雲の高いボールを蹴るのではなく、パスやフリーランニングで崩してのゴール。

 これが必要だと思うんです。

 泊選手が本田監督から常に先発を任せられるのは

 1・常に前線からのプレスを欠かさない
 2・後半の一番しんどい時間帯でも体力が落ちない

 という、脚力と体力に秀でているためではないでしょうか。

 リバウンドボールも拾える、相手GKとセンターバックにプレッシャーを与える。

 こうした泊選手の動きが、高倉監督も評価したと感じます。

 2015年、敵地のノジマステラ戦で6ゴールというとんでもない結果を出し、多くの注目を浴びた泊選手ですが、今後の代表戦でパルセイロと同様に横山と2トップを組めるようになれば。

 長野の地は拍手喝采で両選手を応援しますよ。

 坂本選手ともども、米国での体験が大きな収穫になると良いですね。
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年末のクラブ・ワールドカップは興味倍増か

2017-07-17 01:03:15 | 日記
 パソコン、特にエクセルの教科書では

 「ショート・カットを有効に使いましょう」

 という言葉が頻繁に登場します。

 つまり、マウスを動かすのではなく、キーボードを軸に書類を作成する方が、時間の短縮につながりますよ、という意味ですね。

 パチューカと契約した本田も、ある意味「時間短縮」を用いたのかもしれません。

 通常、クラブ・ワールドカップに出場するには

 1・各大陸のチャンピオンズ・リーグを戦う必要がある
 2・同時に開催される国内リーグ、代表戦を掛け持ちで戦わねばならない

 と、心身共に疲れ果ててしまう、その果てに優勝がめぐってきます。

 2004年のポルトのように、必ずしも強豪ではないクラブが優勝する可能性もありますが、優勝の多くは名門であり、優勝するにはクラブ内でのレギュラー奪取も不可欠ですし、何より強豪であることが

 「優勝の保証書」

 にはなりません。

 しかし、パチューカのように既にクラブ・ワールドカップに参加できる資格があるならば、本田はまさに「ショートかット」の形で、参戦できる可能性を高めました。

 欧州王者はレアルになるわけですが、今後レアルが獲得した選手も本田と同様の恩恵があります。

 日本テレビの関係者は

 1・フロンターレかレッズが是非アジア王者になってほしい
 2・彼らが昨年のアントラーズのような躍進を遂げてほしい
 3・もし日本のクラブがパチューカと対戦するならば、視聴者の興味が倍増

 という、皮算用を考えている、かもしれません。
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