塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

劇的に変化しているサッカー視聴を思う

2017-07-12 01:32:18 | 日記
 浦和対ドルトムントの副音声で、小柳ルミ子さんが解説を行うことが話題を集めています。

 べらぼうな数の観戦歴を持つ小柳さん、聞くところによるとレッズでは槙野が

 「対戦相手の戦力分析係として、是非クラブと契約してほしい」

 と願っているとか。

 小柳さんは現地観戦だけでなく、テレビやタブレッドなど最新鋭の機器を巧みに使いこなしているのでしょうが、ここに注目点があります。

 僕でさえ見たことがある「ユーチューブ」ですから、皆さんだって楽しんでいますよね。

 ユーチューブは今、テレビ番組も自社で手掛けていると聞きましたが、経営陣は

 「若い世代は自分が好きな時に、好きな場所で映像や動画を楽しみたい」
 「テレビの番組表を見て、テレビの前に座る世代とは違う」

 という分析結果の下に、手掛けているんですね。

 それだけ従来の保存、録画、再生という形が崩れていることを意味しますし、今後テレビ中継におけるサッカーも様変わりしてゆくはずです。

 大会を追うごとに放映権料が値上がりするワールドカップ。
 
 もし、視聴者の多くがテレビではなく、スマートフォンとタブレットと向き合うならば、放映権料は従来のテレビ局ではなく、ダ・ゾーンのような配信会社が支払う形になるのでしょうか。

 それともテレビ中継が無くなることはないでしょうから、

 「テレビ局との折半」

 になり、より幅広く低価格で観戦できるのでしょうか。

 韓日ワールドカップのころはテレビで生観戦、過去の大会はビデオを振り返るという単純なしりものでした。

 しかし、今サッカーを取り巻く形が大幅に変化するなかで、映像ビジネスもまた再編してゆくのでしょうか。
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J1とドイツで起きた移籍話から

2017-07-12 01:13:27 | 日記
 コロンビア代表ヴィクトル・イバルボが、カリアリからサガン鳥栖に完全移籍になるようです。

 スペインでは既報通り、ハメス・ロドリゲスがレアルを退団しバイエルンに加入しますが、この移籍話を通じて思うことは、お金や契約内容よりも、

 「やりがいがあるかどうかが一番大切」

 というものです。

 どうで給料をもらうならば、監督やコーチが目をかけてくれるクラブでプレイしたいと選手皆が思うはずです。

 例えばエバートンからユナイテッドに加入するベルギー代表ルカクが騒がれたのは、チェルシーを率いていた際にモウリーニョが彼のレンタルバックに消極的だったためですよね。

 モウリーニョからすれば

 「機は熟した」
 「今のルカクならばユナイテッドでも十分やれる」

 と感じただけかもしれませんが、ルカクからすればその言葉、チェルシーに復帰する前提で聞きたかったでしょう。

 ロドリゲスがバイエルンを移籍先にしたのは、チリ代表のビダル、ペルー代表ピサロ、ブラジル代表エウベルなど、冬の寒さが厳しいドイツでも同じ南米出身の選手が在籍した過去があるからでしょうね。

 しかし、一番大切なのは

 「自分を尊重してくれる監督がいるから」
 
 アンチェロッティとの再会がある事は言うまでもありません。

 ジダンとの折り合いが悪かったことも事実でしょうし、ロドリゲスが練習に集中できていなかったことも同様でしょう。

 しかし実社会同様に、すべての指揮官と選手が調和できるわけはなく、だからこそ移籍という形があるわけです。
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