塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

名品の復刻にみる過去と未来と今

2017-07-29 01:12:03 | 日記
 コンバースが1996年、名品オールスターをオンコートに戻すために発案したのが

 「オールスター2000」

 をローンチすることでした。

 このオールスター2000は、1950年代のプロバスケットの世界でシェア9割を誇るオールスターを、現代の最先端技術で蘇らせるというもので、アウトソールに衝撃吸収材のリアクトを用い、デザインも

 「オールスターの未来形」

 という形で、この発想は翌年のドクターJ2000に引き継がれ、デニス・ロドマンが愛用する形となりました。

 今、ディアドラが手掛けた「マッチウイナー」とアップ・トウ・デイト版の映像と写真を閲覧したのですが、ディアドラもバッジョという契約選手の存在を今でも尊重していることが伝わってきます。

 このマッチウイナーは単なる懐古主義で生み出されたわけではなく、

 「2017年ディアドラが考えるマッチウイナー」

 も用意したことで、過去のデザインと現在の機能など、いくつもの比較検討がファンに楽しめる形となっています。

 オールスター2000が発売された1996年はアトランタ五輪の年でしたが、バスケットの男子代表選手にはコンバース契約選手は含まれませんでした。

 セールス的にもバカ売れしたわけでもないようで、当時住んでいた甲府でも入手は比較的簡単でしたね。

 しかしこのコンバースにしてもディアドラにしても

 「オリジナルが持つ力強さ」
 「周囲に与える影響」

 の大きさが確認できます。

 例えば日産がスカイライン、フィアットが500をいつまでも大切に扱っているのも、これらと同じ理由ですよね。
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ダブルブッキングと資金注入

2017-07-29 00:55:53 | 日記
 バルセロナはリバプールが非売品と位置付けているフェリペ・コウチーニョと口頭で合意していると指摘があります。

 それはネイマールが移籍する可能性が残っており、左翼の後釜に彼をおくことで現行の4-3-3を維持する形になります。

 一方でネイマールとコウチーニョ、二人のブラジル代表がバルサで左翼を争うという「ダブル・ブッキング」になる可能性はないのでしょうか?

 ユナイテッドはエバートンからロメロ・ルカクを獲得し、同様に彼の獲得を狙っていたチェルシーはアルバロ・モラタの獲得を発表しました。

 チェルシーの場合はすでにアントニオ・コンテがディエゴ・コスタを戦力外として扱っていますから、1トップにモラタを指名したのは意味がわかります。

 しかし、ユナイテッドの場合

 1・契約更新のあてがなかったイブラが残留するという話がある
 2・独善的で有名な彼が、ルカクの為にベンチに甘んじることはないであろう
 3・むしろキャリックの控えやマルシアルやラッシュフォードに助言できる選手を得るべきではなかったか

 という見方は出来ると思います。

 ルカクはチェルシー時代、モウリーニョに希望されなかったことに心底落胆していましたが、ユナイテッドではどうでしょうか?

 ユナイテッドがこちらが呆れるほどの金を使い、その果てにはシュバインシュタイガーをある意味「飼い殺し」にするような形で、シカゴ・ファイアに追い出しました。

 FAカップにヨーロッパリーグと、ファーガソン退任後必ずしも「無冠」ではありませんが、識者が指摘するように

 ファーガソンが築いたアカデミーの存在
 金の使い方を顧みる余裕

 がまだ見られない気がします。
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