塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2017年J1の中断期間に関して

2017-07-24 00:30:26 | 日記
 2000年代中期に先鞭をつけたレアルの日本ツアーは、ベッカムやジダン、グティを生で見てみたいファンにとっては素敵な話でした。

 しかし、ジェフやヴェルディと確かにフレンドリー・マッチは行いましたが、文字通り「フレンドリー」であり、嫌な言い方をすれば

 「集金目当ての来日でしかない」

 という意味合いが強いものでした。

 2017年のJ1中断期間、レッズはドルトムントと、アントラーズとセレッソはセビージャと対戦し、FC東京はドイツ遠征に出かけるなど、10年前のお茶を濁すような形ではない真剣勝負を実現しています。

 セビージャの番記者たちは

 「カシマがレアルを慌てさせたことを忘れているのか」
 「この敗戦が、彼らにとってのモーニング・コール」

 という形で、セビージャの奮起を促しました。

 別の見方をすれば、集金目当てで楽な試合ができるような相手ではなくなりつつあるのが、現在のJクラブではないかという見方も可能ではないでしょうか。

 これまで海外クラブと戦うには

 1・今回のFC東京のドイツ遠征、過去のエスパルスが行ったオランダ遠征のように自らが海外に出向く
 2・ルヴァン・カップで優勝し、スルガ銀行杯で南米王者を戦う
 3・アジア・チャンピオンズリーグでのアジア遠征

 という3つの方法がありました。

 しかし、このような中断期間とプレキャンプでマッチメイクができるならば、来季もぜひ行うべきだと思います。

 レッズ対ドルトムン戦には「副音声」「炎上」という、二つのおまけがつく形になりましたが、これは選手たちがどのように感じているのか興味があります。
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ネイマールの移籍話に世界が騒然

2017-07-24 00:13:01 | 日記
 ネイマールの移籍報道を見ていますと、バルセロナという世界の頂点に立つクラブのひとつでも、主力を引き留めることが困難なものかと感じさせます。

 サッカー・マガジンウエブでは、バルセロナがネイマールを失った際、リバプールのフェリペ・コウチーニョを引き抜くと指摘しています。

 ユルゲン・クロップは彼の移籍を断固として阻止する構えで、記事によれば最初のオファーである104億円を115億円にまで増額しているとあります。

 ネイマールが280億円で移籍すれば、コウチーニョの獲得費用はその中で賄えますが、スアレスとメッシとコウチーニョの呼吸やアイコンタクトがスムーズにいくかどうかはわかりません。

 僕は実生活で主役になりたい、この役柄でなくては嫌だ!と感じることはありません。

 よくエンゴロ・カンテが最高の黒子を呼ばれているように、僕も主役でない端役や黒子の方に関心があるのですが、ネイマールは主役を張りたいのでしょうか。

 確かにバルセロナは世界最高峰のクラブである
 しかし、現状ではメッシ、スアレス、下手をすればブスケッツのようなカンテラ育ちの選手の方が主役という見方ができる
 確かにパリ・サンジェルマンに伝統は無い
 ないからこそ、自分が主役になれる

 という思惑があるのかもしれません。

 セレソンでもナイキでも今後はネイマールがアイコンとして今後も登場する頻度は高くなるでしょう。

 一方でパリに移籍することは、スペインよりもプレイしやすくなるかもしれませんが

 「お金のために移籍を決断した」
 「カタールは湾岸諸国と国交を断絶するようになるなど、政情にいささかの不安がある」

 と批判、不安があることも事実です。
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