塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

マクロン、新しい道のりを開拓

2017-07-25 15:14:22 | 日記
 専門サイト「フットボールウエブ・マガジン」が、マクロンとUFEAが業務提携を締結した記事が掲載されています。

 これはどういう意味かと言いますと

 1・フェロー諸島やキプロスなど、小さな国家の代表に対して、マクロンがジャージを「無償」で提供する
 2・テンプレートを用いた味気ないデザインではなく、各国に対応するカスタム・メイドである
 3・従来はアディダスが担っていたが、マクロンに契約変更

 という形になるそうです。

 これをアジアにたとえてみれば、アシックスやミズノが、ラオスやカンボジア、ブルネイなどの国に物品を無償で提供する代わりに、自社製品の良さを現地に知ってもらう良い機会となる。

 という塩梅でしょうか。

 スパイクはさすがに提供しないでしょうが、ベンチコートやトレーニング・パンツ、ストッキングまで全てを提供する形になるはずです。

 マクロンからの提供で、各国協会はおよそ3888万円を節約できるとのこと。

 馬鹿にならない金額と言えます。

 日本はトヨタとキリンがトヨタカップ、キリンカップの開催で日本代表とファンへ大きな刺激を与えました。

 トヨタは各国クラブの胸スポンサーとなり、ヤンマーもセレッソを通じて東南アジア諸国でクリニックを行っています。

 今、中国が獲得した外国籍選手にかかった費用と同額を税金として納めることを決定しましたが、むしろリーグのレベルよりも、中国リーグそのものが他国の発展に関心が見られない事。

 これが一度移籍しても満足できない外国籍選手の心情にあるのではないでしょうか。
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V・ファーレン長崎、観客動員水増しが露わとなる

2017-07-25 14:48:45 | 日記
 過去、大宮アルディージャが観客動員を水増ししていたことが発覚し、リーグから制裁金2000万円という制裁を受けました。

 そして今朝、Ⅴ・ファーレン長崎も観客動員を水増ししていたことが露わとなりました。

 Ⅴ・ファーレンはヒュンメルと共に毎年必ず「平和」を題材にしたジャージを提供し、改めて太平洋戦争や戦後を考える良い機会を与えていました。

 今季のジャージも大変好評とのことで、この水増し報道に対してヒュンメルはどう感じているでしょうか。

 長崎の経営状況が思わしくなく、ジャパネットたかたでおなじみの高田社長が経営に参加することを表明しましたが、もし経営陣が刷新していなければ、今回の事例は発表されなかったかもしれませんね。

 新しい経営陣になったことで

 1・過去の至らない点は、まさに今改善する必要がある
 2・クラブにとっては痛い目を浴びるかもしれないが、痛い目を見ることでスポンサーとファンからの信頼を得る

 という形ではないでしょうか。

 Ⅴ・ファーレンは高木監督の下、J1昇格プレイオフまで歩んだこともありますし、先日もセレッソから丸岡満の獲得を発表したばかりです。

 西日本、九州地区は

 1・京都サンガの天皇杯優勝
 2・ガンバの3冠獲得を含む幾多の栄冠

 はありますが、他のクラブは優勝どころか昇格、降格を繰り返す場合が多いと思います。

 サガンのような地方都市が、ベスト・アメニティスタジアムを満席にし、コロンビア代表ヴィクトル・イヴァルボを獲得するなど、方法論が間違っていなければ十分たれることを証明しました。
 
 長崎も今は視線がいたいでしょうが、やれることをやればスポンサーもファンもより強力するのではないでしょうか。
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パルセイロで得るある種の感慨

2017-07-25 01:11:07 | 日記
 遂にパルセイロもここまで来たかという思いですね。

 昨日の信濃毎日新聞に、FC琉球戦の試合前に長野Uスタジアムで結婚式を挙げたカップルを紹介する記事がありました。

 別々に試合を観戦していた男女が、パルセイロを応援する事でお互いを尊重し、互いに欠けている部分を補おうと考えるまでになった。

 そして縁結びの材料となったパルセイロとUスタジアムでお披露目したい!

 これは凄い事だと思います。

 笑い話のようで笑い話にならない出来事がサッカーにはあります。

 1・バルセロナファンとレアルファンが結婚することの難しさ
 2・セルティック・ファンの男性は、自分の孫が男の場合、行きつけのパブですぐにお披露目をする
 3・ミラノでは例え家族でも、ミラン好きとインテル好きに分断される

 というように、信じられないような事柄がいくつもあります。

 冒頭のカップルが父親、母親になった際、子供の手を引き連れて

 自分たちが出会ったときの選手たちを子供に語り掛ける
 ふたりで見てきたスタジアムの風景

 を共に感じることは、欧州では当然でありながら、日本ではようやく定着しつつあります。

 今では想像できませんが、当初ミュンヘンではバイエルンではなく1860ミュンヘンの方が勢いがあり、強豪の地位を得ていました。

 しかしベッケンバウアーやウリ・ヘーネスというスターの獲得と、適格な経営方針で今の彼らは世界の名門に数えられるまでになりました。

 今パルセイロは3部ですが、近い将来アジアを舞台に戦う可能性だってあるわけですし、もしそうなれば最高の気分と冒頭のお二人は思うはずです。
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