塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アンダーアーマー、スパイクで新しい提案へ

2017-07-23 00:54:08 | 日記
 今NBAにあるオクラホマ・シティサンダーは、シアトルにあったチーム、スーパーソニックスが地元からの支援を得られることは困難と考え、移転してできたチームです。

 そのシアトルが1996年にNBAファイナルに進出した際のポイント・ガードに、ナイキと契約するゲリー・ペイトンという選手がいました。

 ナイキは彼のために、エアー・グローブという専用シューズを開発、提供しますが、ナイキらしいと思うのは

 1・アッパーにジッパーを用いるという斬新なデザイン
 2・シューレースを締め、シッパーを用いることで靴紐がほどけない

 という新しい提案をしたことです。

 「グローブ」という品名は、ペイトンが非常に守備に長けた選手という意味でのニックネームで、当時のファンは彼が相当のおしゃべりだったことも覚えているはずです。

 さて、そのジッパーを用いる手法、バッシュでもスパイクでも以後見ることはありませんでしたが、ナイキではなくアンダーアーマーが、メンフィス・デパイの靴にジッパーを搭載しています。

 専門サイト「コーヘイズ・ブログ」で実物を確認できますが、デパイはすでに着用しているとのことです。

 ジッパーがボールに当たる事
 甲のフィッティング

 についてアンダーアーマーは相当な研究をしたでしょうし、ジッパーと言えば日本のYKKがすぐに連想できるように、日本企業への影響もあるように感じます。

 ロットがゼロ・グラビティを発表したときと同様、このジッパー付きスパイクは比較検討する材料が無いのですが、興味深いデザインと言えます。
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セレッソ、今季J1優勝の可能性はどうか

2017-07-23 00:33:56 | 日記
 ユン・ジョンファン監督の特集が組まれるほど、今季のセレッソは驚きを提供しています。

 仮に今季、彼らが優勝しても優勝回数やタイトル獲得数でいえば、ヴィッセルを上回る事にはなりますが、ガンバに追い付くことはできません。

 しかし、マンチェスター・シティが

 1・マンチーニの招聘とシルヴァの獲得
 2・FAカップ優勝からリーグ優勝への歩み
 3・ペジェグリーニ政権で再度リーグ優勝
 4・グアルディオラの招聘に成功し、スポーツ・コンプレックスの建設へ

 というように、指揮官との出会いと選手獲得で大きく変わった例があります。

 今、韓国代表は指揮官の選出に苦しんでおり、ウリ・シュティーリケを更迭するなど、フース・ヒディンク以降の外国籍指揮官との相性が悪いことを露呈しています。

 いずれ、ユン・ジョンファンを代表監督に!という声があがるかもしれません。

 僕はサガン鳥栖時代を含めて、彼が異国の地でこれだけの成果を短期で得たことは、純粋に素晴らしいと思います。

 セレッソが過去、2度にわたりリーグ優勝に近づいたシーズンがあります。

 2014年のザッケローニ体制では柿谷がFWの軸へと成長し、合宿には山下も招聘されるなど、この年フォルランの獲得という話題先行の形にはなりましたが、やはり地力があったということでしょう。

 言い換えれば、ユン監督と現有戦力の相性が良かったこともそうですし、フロントもこれ以上の降格経験はごめんだという強い意気込みがあるはずです。

 アントラーズだけでなく、セレッソとレイソルにも優勝の可能性がある今、通年性を再度用いていることがプラスに働いていますね。
 
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