塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今季注目すべきダービーはアンダルシアではなかろうか

2017-07-20 00:59:55 | 日記
 スペインでダービーと言えば通常「クラシコ」を連想します。

 エスパニョール対バルセロナ
 レアル対アトレティコ
 セルタ対ラ・コルーニャ

 などもスペインで開催されるダービーの代表例ですが、今後はアンダルシア・ダービーが面白いと思います。

 ベティスは近年戦績がセビージャに大きく見劣りしていますし、降格さえ経験しました。

 一方、日本遠征をおこなっているセビージャが

 ヨーロッパリーグで3連覇
 移籍市場で大きく実りを得る

 というように、素晴らしい躍進を遂げています。

 しかし、遂にその立役者であったモンチSDがローマに移籍し、強化部門が新しい時代に突入します。

 最初のうちはモンチさんとの比較で苦しむでしょうし、モンチさんがローマでセビージャ同様の慧眼を見せられるかもわかりません。

 ベティスからすれば今こそ、セビージャとの力関係を覆す最適の瞬間を感じているのではないでしょうか。

 セビージャがニューバランスと契約し、ダニ・アウベスやルイス・ファビアーノなど主力の売却の獲得で

 「金銭と補強のバランス」

 を維持してきたことが、モンチさんを手放す要因になったことはある種の皮肉です。

 彼の手腕を当然他のクラブが求めることは当然ですし、2017シーズン遂にその時が訪れた形となります。

 モンチさんにはセビージャファンもローマでの健闘と祈っていると聞きますし、今季のローマの動向はイタリア国内を飛び越えて注目されるはずです。
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有名選手獲得で起きるお得感

2017-07-20 00:44:46 | 日記
 本田がメキシコリーグに移籍したことで、リーグそのものが日本でも注目を集めています。

 サッカー好きならば、クルス・アスル、チーバス、モンテレイにピューマスなどパチューカ以外のクラブを連想できるでしょうし。

 2012年五輪金メダル
 ドス・サントスやラファエル・マルケスらという選手名。

 これらの「戦績や選手の所属先だってそらで言えると思います。

 しかし、サッカーは好きだが今までメキシコには関心が無かった、というファンにとっては、リーグと代表を学ぶ最適の時期と言えます。

 丁度中村俊輔がセルティックに移籍した際

 レンジャーズとのダービーは「オールド・ファーム」と呼ばれる
 セルティックは1967年に欧州王者に輝いた
 ヘンリク・ラーションは今でもセルティック・ファンの敬意を集めている

 など、多くの事実が改めて学べました。

 ルーカス・ポドルスキがヴィッセルと契約したことで、ケルンやアーセナルのファンが神戸やJリーグそのものに関心を寄せるかもしれません。

 今Jリーグに関心を抱き始めた方は

 過去、ヴィッセルは白と黒の縦じまジャージを愛用していたこと
 ミカエル・ラウドルップが在籍していたこと
 イルハン・マンスズ契約の時は、日本中が驚いたこと

 などは知らないでしょうね。

 しかし、日本に限らずファンが歴史や遺産を学ぶことは歓迎すべきことですし、選手の活躍も加われば猶更嬉しいに決まっています。
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