塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今思う、Jリーグが誕生してできた恩恵を探る

2017-07-22 23:20:43 | 日記
 僕がこのブログを始めたのは、いつも心のどこかで

 「コラムを書いて飯が食えたらよいのに」
 「自宅で執筆する生活が実現出来たら嬉しいなあ」

 と思っていたからです。

 僕は自分のペースで仕事がしたい、大企業で働くことは到底無理と思っていますので、コラムのように自室で資料に囲まれた空間は、最適な場所だといつも感じているためです。

 でも、周囲の人間に意思を伝えた事はありません。

 「そんなで飯が食えるか」
 「お前は長男で、俺たちを養っていく必要があるんだぞ」

 と叱責されるのはオチで、バカ扱いされることが目に見えているためです。

 Jリーグが出来た恩恵は幾つもあります。

 でも、一番の恩恵は子供たちが

 「サッカー選手で飯を食べたい」

 と堂々と宣言できる環境が生まれたことですよね。

 カズが15歳の時進路相談で真剣に「ブラジル」と記しても、誰もその真意を捉えることはできませんでした。

 サントスというペレが在籍したクラブを経由し、日本代表を含む多くのジャージを纏ってきた姿は、多くのファンを虜にする一方、日本でプロ、ワールドカップを具現化できる人間は当時いませんでしたから。

 このバカ扱いにもめげず、実際にブラジルでプレイしたカズの帰国とJリーグの発足が見事にシンクロしたわけですが、今では日本の子供たち以外にも、多くの夢を与える存在になりました。

 東南アジア各国代表の選手たちが

 Jリーグに挑むこと

 はすでに日常の光景になりつつありますし、日本サッカーのコラムを執筆することで生計を立てたい!と思う記者だっているかもしれません。

 僕はこのクラムで報酬を得てはいませんが、執筆する喜びを「無料」で得られていることには、本当に感謝しています。
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仮にネイマールがパリ・サンジェルマンと契約したならば

2017-07-22 16:13:49 | 日記
 日本では起きる確率はそう高くはありませんが、欧州では選手の玉突き移籍がしばしば見られます。

 既報通りネイマールがパリ・サンジェルマンの選手になった場合、バルセロナ左翼のポジションにユヴェントスからディバラを獲得すると囁かれます。

 しかし、デルピエロ、ネドヴェド、そしてブフォンとユヴェントスの顔を引き継ぐのはディバラしかいないと、スポンサーもファンも考えているいじょう、ユヴェントスからすればこの話は断固拒否でしょう。

 「お金の問題ではない」
 「ユヴェントスというクラブの名誉と信頼の問題だ」

 ユヴェントスの首脳陣はそう返答するはずです。

 仮にネイマールがリーグ1に移籍し、バルセロナがその後釜の補充ができないとします。

 従来の3トップを覆すことはないでしょうから、新指揮官のバルヴェルデからすればバルトメウを軸とする首脳陣に、左翼の人選を早急に進めてほしいと願うでしょう。

 今思うと、ダニ・アウベスのパリ上陸は、

 「ネイマール移籍の段取り」
 「同僚を在籍させることで、彼が溶け込みやすい環境を作る」

 という戦略でしょうか。

 ワールド・サッカーダイジェストは過去、ロナウドがレアルを退団し、パリに赴くという記事をしばしば掲載してきました。

 年齢的にも若く、チッチ政権で大きな責任を背負うネイマール獲得の方が、資金と報酬は幾分高くなっても、良い移籍になるように感じます。

 ただ危惧するならば

 リーグ1はスペインほど刺激的ではない
 確かに近年はリール、モナコ、モンペリエが優勝した過去を持つが、逆に言えばマルセイユとパリ・サンジェルマンが墓穴を掘っているという形

 であり、ネイマールがリーグ1に「飽きない」という保証はないのではと感じます。
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基礎を習得するという大切さ

2017-07-22 11:49:15 | 日記
 ドレスダウンとだらしない恰好は意味が違います。

 イタリアの人間が特上の背広に「わざと」白のコンバースを履くのは、彼らが基礎、つまり

 「本来背広には革靴を履くもの」
 「公の場には、内羽のレザーソールの紐で結ぶ形しか認められない」

 ことを、幼少時から認識し踏まえているためです。

 昔、アレサンドロ・デルピエロが背広にアディダスのカントリーを履いて授賞式に参加し、大きな話題になりましたが、アディダスというスポンサーへの配慮ではなく、彼なりのドレスダウンだったのでしょう。

 ですから、背広を着慣れない人、服飾文化に精通していない人間がいきなり背広にスニーカーを履いても意味がありません。

 ベルトを1本しか所有せず、ジーパンにもコットンパンツにも背広にもその1本を使いまわす、というのもどうかと思います。

 物を手入れしながら大切に使うこと
 お金を用いず、適切な服装ができないこと

 これも意味合いは全く違うものです。

 メッシやロナウド、近年のバロンドール受賞がテレビのハイライトで用いられる素晴らしい活躍ができるのは、徹底して基礎を習得したためです。

 いきなり派手な活躍が、プロのピッチでできるはずはありません。

 パス、トラップ、ドリブルという基礎をおざなりにしている選手に、周囲がボールを与えるはずもなく、彼らは基礎を踏まえることが、イマジネーション溢れるプレイの土台にあることを誰よりも感じています。

 それは服装でもサッカー以外の競技でも変わらないと思います。

 僕も勤務先でもっと数学を学ぶべきだったと思うことが多々ありますが、これも基礎が不足している良い見本です。
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スポーツブランドが日本を元気にする理由

2017-07-22 01:09:31 | 日記
 スポーツブランドが手掛ける用具、衣類はアスリートだけでなく、僕たちの生活を時に豊かに、時に補助してくれる素晴らしいものだと思います。

 ナイキやアディダスが手掛ける最新シューズはいつの時代でも人気がありますし、中でもヴィンテージ

 フランス生産のアディダスとパトリック
 ブルーリボン・スポーツを名乗っていた時代のナイキ

 などは、今でも探す方が多いと思います。

 逆にナイキのエアは腰を痛めている方にとって最適の衝撃吸収素材でしょうし、ミズノのウエーブにプーマのディスクなど

 手を痛めて靴ひもをうまく結べない
 脚を怪我してしまい、思うように歩けない

 方を手助けしてくれるはずです。

 日本の総人口がどんどん減少する中、老人の割合が更に増加すると、介護、介護医療の問題も増します。

 フィラが男性用トランクスを手掛けているのですが、最近股間の部分に消臭効果や尿漏れ対応の形をとってある品を作っています。

 伝統あるスポーツブランド全体が、病気の方や年齢を気にする方を励ますような商品を作り続けることは、大きな意義がありますよね。

 サッカーに限らず、スポーツ用品はファンを興奮させますよね。

 着用した方が恩恵を受ける、スポーツブランドも喜んでもらえる、この構造はまさにウインウインではないでしょうか。

 長野パルセイロのような地方クラブでも、ご年配の方が熱心に声援を送る時代です。

 サッカーとブランドが地域だけでなく、日本全体が与える影響が今後も増えてゆくに違いありません。
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