塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2014年のセレッソ、2017年のヴィッセル

2017-07-30 01:27:20 | 日記
 2014年、もしセレッソが降格せず、フォルランの個性とランコ・ポポビッチ監督の戦術がうまくかみ合い、他の選手ともども勢いよくプレイできていたら、と思う時が幾度かありました。

 セレッソが2010年ワールドカップMVPを獲得したニュースは、セレッソファン以外をも興奮させましたし、ダービーの相手であるガンバファンも、ライバルの動きの瞠目したと思います。

 ただ、結果的に思うようにかみ合わないまま終わってしまい

 「高額選手獲得の機運」

 は、一気に盛り下がり、ブラジル、韓国、そしてオーストラリアからの選手が多くなりました。

 あの時、セレッソがフォルラン獲得の投資価値に見合うような結果が出ていれば

 「よし、俺たちもセレッソに続こうぜ!」
 「あの、一流外国籍選手が見られら当時の熱を、今もう一度呼び起こそう!」

 という意見が多くなったかもしれません。

 そのフォルラン獲得後から3年後、ポドルスキが来日し、国内リーグもチャンピオンズ・リーグも賞金がより整備され、投資の面で財政を気にしなくても良いのは、他のクラブに大きな刺激を与えていると思います。

 勿論、コンサドーレのように

 1・ジェイ獲得が前線の活性化を生み出す
 2・チャナティップの獲得で新規ファンを獲得し、同時にタイ代表の底上げに貢献する

 という、目的が一致した補強も素晴らしいですよね。

 一方でヴィッセルのように

 より興奮する試合をファンに提供したい
 大物選手が来日する契機になりたい

 と思えるクラブが出てきたことは、良い傾向と言える、そんな気がします。
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ポドルスキは左足でレンジに入ればシュートを打てと語る

2017-07-30 00:55:13 | 日記
 「レンジに入ったらシュートを打て」
 
 FWにとってはお馴染みの言葉かもしれませんが、日本代表やJリーグではこの光景よりも、パスを出すまどろっこしい姿の方が印象深いと思います。

 しかし、ホームでアルディージャを迎え撃ったヴィッセルが、ポドルスキが魅せた一連の動き

 「トラップ、反転、シュート、ゴール」

 を学べば、ヴィッセルからシュートの意識が変わるかもしれません。

 2点目のヘディングもそうでしたが、ポドルスキが接触プレイで倒れない事、味方の位置を常に把握する視野の広さ、反転からシュートという動きに無駄が無いことは、初戦という言葉を差し引いても、まさに

 「ワールド・クラス」

 と言える、素晴らしいものでした。

 会見の際、彼の後ろのボードにはノエビア、カワサキ、楽天などスポンサーの名前が確認できましたが、初戦から

 「投資に見合う活躍」

 を見せたポドルスキは今後の外国籍選手の在り方を考えるかもしれません。

 こんなにファンが喜んでくれるなら、お金を出してよかった
 彼の練習内容や取り組みを、選手たちも取り入れてくれるに違いない
 
 というように、本当にクラブに不可欠な大物選手を加える喜びが、すでに神戸には満ち溢れていると感じました。

 これまでドイツ代表と言えば、ブッフバルト、バインにルンメニゲが在籍してきたレッズの印象が強いものでしたが、今後もドイツ代表経験者が来日することはあるでしょうか。

 ドイツ代表そのものはバラックが全盛期である2004年に来日し、3-0で日本代表を破っていますが、もし彼らと再度戦えることができれば、有意義な一戦になると考えられます。
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