塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

かつて、タイから来た方に話かけたことがあります

2021-02-04 22:42:43 | 日記
 現在、信濃毎日新聞が朝刊で「メビウスの輪」という、日本で酷使され安い給料で嘆く外国籍の労働者の声を拾っています。

 その多くが東南アジアからの方で、最近ミヤンマーでは軍部が政権を牛耳ったと批判が集まっています。

 僕は東南アジア諸国からの方と、特別親しくなったことは無いのですが、侮蔑的な態度を取ったこともないと思っています。

 むしろ、東南アジアサッカーの事を知りたいので、知っている選手はリーグの情報を通じて、現地の事を教えてほしいくらいなんです。

 以前、タイから来た親子と話したことがあります。

 興奮していたので、伝わる伝わらないはどっちてもよくて、

 「チョンブリ、ブリーラム、ムアントンの3クラブは、日本でも大変有名です」
 「チャンピオンズ・リーグの常連ですし、来日してJリーグのクラブとも戦っていますから」

 と無我夢中で伝えたんです。

 父親の方は、初めて会う日本人がいきなり英語でわめいたので、きょとんとしていました。

 でも息子の方が改めて

 「この日本人はサッカーが好きだ」
 「そしてタイのサッカーに関心を抱いている」

 と伝えてくれたんでしょうね、最後はとても喜んでくれて、僕も嬉しくなったものです。

 インドとパキスタンは折り合いが悪いわけですが、クリケットが盛んなことは共通しています。

 台湾は日本同様、プロ野球がありますし、タイではセパタクロ―やムエタイが人気です。

 こんな些細なことでも話題の切り口でできたらいいのに、東南アジアからの出稼ぎだからということで、ピンハネや過酷な労働条件を与えることもないだろうと思ってしまいます。

 日本人も欧州でも南米でも、サッカーができないと小ばかにされ続けてきたわけですが、もう他人を侮蔑的な目で見ることは、当然僕もそのような場合があるのですが、終わりにするときが来たと言えますね。
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日本代表南野、新天地はサウサンプトン

2021-02-04 22:23:57 | 日記
 南野拓美がサウサンプトンにレンタルで移籍しました。

 現在、サンプドリアに在籍する吉田麻也の古巣ということで、日本のサッカー好きではお馴染みのクラブですね。
 
 しかし本国イングランドでは、アラン・シアラーが最初に契約したクラブとして知られています。

 シアラーは当然、ニューキャッスル・ユナイテッドの印象が強いのですが、実は15歳で「セインツ」の練習生になるんです。

 そして1988年4月9日のプロデビュー戦、17歳と7カ月26日で当時のイングランド1部リーグ、そうプレミアリーグではない時代ですよ、でいきなりハットトリックでデビューしたんですよ。

 当然歴代最年少記録であり、

 1992年イングランド代表招集
 当然リネカーの後継者として期待され、96年欧州選手権で得点王

 という形で責任を果たします。

 そしてブーツは当然「アンブロ」なんですね。

 (参考資料 ニッポン放送出版 サッカーハンドブック93)

 またセインツでは、左サイドを疾風の様に駆けあがる、イングランド代表ル・ティシエも在籍していました。

 1997年ワールドカップ欧州予選、イングランドはイタリアと同組であり、最終的には1位通過、イタリアは2位通過でプレイオフで何とかロシアに勝利する、と言う形でした。

 イングランドはまず、ホームであるウエンブリーにイタリアを迎えるのですが、0-1で敗戦してしまい序盤戦はイタリアを追いかける形だったんです。

 その際、指揮官グレン・ホドルは、このル・ティシエを抜擢したと記憶していますが、ル・ティシエは代表では大きな足あとをのこせずにいても、クラブではファンから大きな支持を受けていたのです。

 南野もそんな選手になると良いですね。

 サディオ・マネとファン・ダイク、リバプールの先輩もそうでしたから。
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デサント、その実力を考える

2021-02-04 22:04:31 | 日記
 日本を代表するスポーツブランドと言えば、アシックスとミズノが代表格です。

 しかし、冬季五輪、野球を軸に多くの契約選手を支えてきたデサントも忘れてはいけません。

 10万円を超えるダウン・ジャケット、モンクレール、タトラス、ピレネックスにカナダグース。

 それら人気銘柄以上に支持を集める完全日本製の「水沢」ダウンは、デサントの技術が最大の効果を発揮する逸品としても知られています。

 デサントが仮にサッカースパイクを自社名義で開発、販売すれば大きな反響があると思います。

 しかしデサントがそうしないのは、過去アディダスとル・コックの版権を持ち、現在では日本企画のアンブロ製品を生み出しているためではないでしょうか。

 デサントも企業ですから、版権を見直す、不採算部門は潔く閉じるという判断が不可欠です。

 レイオフ(一時解雇)だろうが解雇だろうが、従業員が負う心の傷を思えばビジネスでは経営陣の冷静さが必要ですからね。

 僕はアクセレレイターを試着したこともありませんし、柴崎岳の意見を採用している「UバイGAKU」も写真でしか見たことが無いのですが、契約選手が満足することは品質の高さを証明しています。

 アンブロも本当は、自社名義のスパイクを作りたいのかもしれません。

 ただ、自社名義とアンブロや他に抱えるブランドのロイヤリティをはかりにかけた際、現在の方法、つまり日本企画品を生産した歩が効果的を考えているに違いありません。

 ただ、これまでの顧客であったガンバ大阪の藤春が、もしかしますとミズノの契約変更する可能性もあるようで、契約選手に今後何かしらの変更があるかもしれません。

 それでもアンブロのダブル・ダイヤモンドが、サッカーの発展に寄与してきた事実、これは間違いない事でありデサントもその責任を引き受ける時点で確認しているはずです。
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