塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

古着を購入する際の注意点

2021-02-07 21:05:36 | 日記
 僕は古着を買う際、努めて冷静でいようと思いますが、それは難しいんですよね。

 先日も、フランス製のネクタイ「シャルル・ジョルダン」を500円以下で買いましたが、帰宅して確認すると大剣の部分に破損がありまして、だからこれだけ安値なのか、と苦笑いでした。

 セーターを買う際も、案外「ほつれ」「穴あき」の状態で売られていることもありますし、ネクタイもディンプルは作りやすいか、大剣と小剣の長さはどうかと、必ず確認しますが、うまくいかないときもあります。

 今日、戦利品として、ニューヨーカーのコットン・チノを購入しましたが、試着して前から後ろから、横からあらゆる角度から眺めて、痛みがないか、シルエットはどうかを確認しました。

 それは価格が1000円に満たないこともそうですが、有名ブランドの品がこれだけ安値ということは

 「何かある」

 と考えたためです。

 これは裾がダブル仕立てと言う僕好みだったこともありますし、綿ですから洗濯の関係上、いささか色あせている面はあります。

 ただ、シルエットと着心地は抜群ですし、通勤用に紺色の上着を併せるのに適していると思えたのです。

 感覚としては、インテルがブルックス・ブラザースと衣装提供していた2014年ごろの姿でしょうか。

 このとき、ブルックス・ブラザースはさすがアイビーの総本山という名目にぴったりの

 インテルカラーの黒と青のレジメンタルストライプスのネクタイ
 ベージュのパンツにブレザー
 シャツは白無地

 という形で衣装を提供したのです。

 インテルは現在ヒューゴボスと契約し、過去にはコスチューム・ナショナルの時代もありました。

 ブルックス・ブラザースは現在野球日本代表と契約中ですが、その公式スーツは野球が生まれた米国の老舗らしい、実に爽やかな印象です。

 イタリアは案外米国ブランドを好むので、選手たちにも好評だったのではないでしょうか。
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古着を前にして悩みます

2021-02-07 20:52:45 | 日記
 古着探しをしていると、時に困ったことになります。

 買えない価格では無い、そして品そのものは実に魅力的ではあるが、購入しても手持ちの服との相性はどうだろうか、と言う品を見つけた時です。

 アウトドアブランドの代名詞である「パタゴニア」

 パタゴニアは1980年代中期は、シンチラ・フリースやジャンパーを米国生産で出荷していました。

 その当時を思われるジャンパー、当然米国製を一万円以下で見つけたのですが、果たして僕に似合うかなあ、と今思案しています。

 通常、ヴィンテージウエアと言いますと

 1940年代や50年代のリーバイス、リー、ラングラー
 1950年代のガゼット付きのスエットシャツ
 1960年代の3本線コンバース、チャックテイラー

 などが連想されます。

 しかし東京のようにマービンズ、ベルベルジン、フェイクαなど、古着の名店があれば別ですが、地方都市ではなかなか見つけることはできないでしょう。

 ちなみに同じ店舗で、これは本当に安いと思ったのですが、1990年代の米国製リーバイス501、赤耳付を見つけました。

 裾が些か長く、結構な色落ちをしていますが、これを昔のようにヴィンテージ・スエットやアワード・ジャケットにあわせるのではなく、ジャケットやネクタイなどと合わせるのが「旬」かもしれません。

 これはリーバイスが90年代、サンフランシスコのバレンシア工場で復刻した、60年代の501がモチーフの品と思われます。

 当時、この企画が「ブーン」に掲載された際、凄く反響がありましたが、16000円(今では相当安いと感じますが)という値段に、僕はため息をもらしたものです。

 でも、試着して感じもわかっているので、もしかすると買うかもしれません。

 何が言いたいのかと言いますと、サッカージャージやサッカー・スパイクにも古着と同じように、ヴィンテージの世界が築かれつつあるという点です。

 逆に言いますと、投機目的で買う輩がいれば、必然的に価格は上がりますし、下手をすれば偽物をつかまされるかもしれません。

 サッカージャージならばヴィンテージ・スポーツのような大手の通販が利用できますし、店舗でも案外「バッタモン」は売られています。

 やはり目利きになることは大切ですが、そのためにはエラーを数多く経験することも必要なのですが。
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ほんの一瞬で崩れ堕ちる信任

2021-02-07 20:41:07 | 日記
 現在だけを考えるのか、それとも過去と現在を連結させて考えるのか。

 森喜朗氏の女性蔑視を連想させる発言に、内外から厳しい意見が飛び交っています。

 これは「現在」だけを切り取った形ですよね。

 一方で橋下徹元大阪府知事は

 「森さんがこれまで担ってきた責任を私たちはわすれてはいけない」
 「でも、発言自体は考え物」

 というように、過去の足跡には最低限の敬意を払う、その後で「私はこう思う」と記者たちは伝達すべきだった、と先日の「バイキング」で語っていた点が印象的です。

 僕はこの騒動を見て、ヨヒアム・レーブを思い出しました。

 森氏のただ「一度」の発言が、過去無報酬で五輪に対してさまざまな準備をしてきたことが、脆くも崩れ去ろうとしています。

 そしてレーブも、2018年ワールドカップ、1次リーグ敗退という最悪の結果を受けて

 「2014年ワールドカップ優勝」
 「準決勝のブラジル戦は7-1の圧倒的大差での勝利」
 「ビッグトーナメントで常に4強まで進出」

 という、功績が一瞬で崩れてしまいましたよね。

 レーブが2017年のコンフェデ杯において、ユリアン・ドラクスラーのような、先発出場に食い込めるか否か、と言う選手たちで代表を構成し、優勝しています。

 コンフェデ杯がワールドカップと同じ格付けではありませんが、少なくとも彼の指揮下でドイツ代表は2度の大きなトロフィーを得ています。

 2018年一気に信任を失ったレーブは、ジェローム・ボアテング、トーマス・ミュラー、そしてマッツ・フンメルスの招集を今後市内ことを宣言し、物議を呼びます。

 このような劇的な選手選考が、ドイツ代表には必要だと考えたのでしょうね。

 クリンスマン政権で参謀役として携わったのが2004年、彼は17年もの長きにわたり重圧に耐えてきました。

 今のレーブに必要なのは、案外外野の穏やかな姿勢かもしれません。
 
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