塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手が契約を結ぶ際、注目する点はどこでしょうか

2021-02-19 18:08:31 | 日記
 選手にとって、スパイクの選択肢はどの程度が適切なのでしょうか。

 例えばヒュンメルは先日、ヴォラートを改良した「ヴォラート2」を発表し、ワイズとカラーリングというふたつの選択肢がある一方、基本この1型しか現状はラインアップが無い様子です。

 ただ、そう簡単に廃盤、新作が発売されるわけではありませんから、もし気に入れば長期愛用できます。

 アディダス契約選手が2014年の発売だったと思いますが、軽量スパイク「F50]のピンクを好んで履く事例が多いのですが、これは契約選手だからできることです。

 廃盤にしたスパイクを流通させるわけにはいきませんし、残った在庫量で希望をかなえていたと思われます。

 この事例からもわかるように、アディダス、プーマと言う大手は廃盤、新商品の提案が目まぐるしく、そこには選手のプレイスタイルを考慮している側面もあるのですが、気に入ったスパイクが終了になる。

 という状態もあるわけですね。

 恐らく選手が契約を結ぶ際は、契約年数や支度金も考慮するでしょうが

 1・モデルチェンジが頻繁かどうか
 2・トレーニングウエアやスエットなどの衣類のデザイン、着心地はどうか

 というトータルパッケージで考えていると想像します。

 冒頭でヒュンメルを紹介したのは、僕は彼らのデザインがすごく優れていると思う一報、社会貢献活動に一番熱心なスポーツブランドと感じているためです。

 ロットは引き続き日本市場で購入できますが、カッパ、ディアドラは不透明ですし、マイターのように既に撤退している企業もあります。

 ガビックも「マトゥー」以降、スパイクとキーパーグラブの新作が登場したという話を聞きません。

 それだけ素材の調達と開発、モニターテスト、価格設定など市場に出すには多くの労働力が必要ということがわかります。

 だからこそ契約選手には大きな責任がのしかかるのですね。
 
 プーマがフランス代表ラファエル・ヴァランヌと契約しましたが、果たしてレバンドフスキはどう結論を出すのでしょうか。
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日本代表、ミャンマー戦が延期へ

2021-02-19 17:51:39 | 日記
 ミャンマーの政権転覆を聞くと、今でも軍事独裁を掲げる国があるのだな、と思います。

 でもよく考えれば北朝鮮も書記長を頂点に軍事に力を入れていますが、日本のように国交を断絶している国ばかりではありません。

 例えばスイスはそうですし、北朝鮮代表の選手でセリエAに在籍した選手がいたと記憶しています。

 「アラブの春」と北アフリカで独裁を掲げる国々で、民衆が反目を唱えるようになってから、今年で10年になります。

 チュニジア、モロッコ、リビア、エジプトがそうで、特にリビアは

 カダフィ大佐の死去
 リビアの石油会社「ターモイル」は過去、ユヴェントスの胸スポンサーだった
 息子のサーディ・カダフィはペルージャに在籍経験あり

 というように、イタリアサッカーと一部で強いつながりがありました。

 でも、今挙げた国々はいずれも民衆がサッカーを贔屓にしていますがね。

 軍事独裁というのはもはや機能しない政治体系と思いますが、それでも近年のアジアやアフリカではまだ根強く残っています。

 タイもそうですね。

 一方で南米サッカーの2強、ブラジルとアルゼンチンも1970年代は軍事独裁でした。

 特に78年ワールドカップ前後のアルゼンチンでは

 1・軍事独裁に反対する民衆が虐殺される
 2・代表監督セサル・メノッティにのしかかる重圧
 3・バレンシアに在籍するマリオ・ケンペスの代表招集

 など、とても開催国としての体裁があるようには思えませんでした。

 それでも守備のダニエレ・パサレラ、攻撃のケンペス、オジー・アルディレスなど選手の奮闘によりアルゼンチンは優勝、軍事政権も面子を保つことが出来ました。

 ケンペスが6ゴールで得点王になった足元には、プーマが輝いていました。
 
 74年大会のクライフ、そしてこのときのケンペスからでしょうか、プーマを履くスターの多くがどこか一筋縄でいかない、反骨精神を持つと見なされるようになったのは。

 ミャンマー戦が延期となったのは、もう致し方ないのですがね。
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2021年Jリーグ選手名鑑が発売されましたね

2021-02-19 17:34:01 | 日記
 エル・ゴラッソ、サッカーダイジェスト、両編集部が手掛ける2021年Jリーグ選手名鑑が刊行されました。

 ちなみにサッカーダイジェスト版は、J全クラブの主将が顔写真で確認できますが、長野パルセイロは2020年の東から、今季は三田へ移行しておりクラブの期待が感じられます。

 三田は長野パルセイロで数少ない、県内出身選手であり移籍初年度の昨年から、ファンの大喝采を浴びていましたから。

 本題は、両編集部とも締め切り後の移籍はもう致し方ないという形で刊行していると思う点です。

 例えばアビスパ福岡が昨日18日、サガン鳥栖から突然、金森健志が移籍することを発表しました。

 彼は2016年までアビスパに在籍したのち、鹿島アントラーズ、サガン鳥栖を経て5季ぶりにアビスパのジャージを纏います。

 今、アビスパ福岡の公式ホームページを閲覧しますと、金森は福岡生まれなのですね。

 彼自身、故郷でプレイすることを楽しみにしていると語っており、J1定着の足掛かりのシーズンにしようと奮闘するはずです。

 ただ、このような移籍が相次ぐと、編集部としては

 選手名鑑が選手名鑑としての体をなさない
 Jの選手名鑑はシーズン1度の発行なので、夏の移籍市場に関してはどうしようもない

 という点は、読者も納得していると考えざるを得ませんよね。

 ちなみに契約違約金2億円程度で、タイ代表チャナティップを欧州クラブが狙っているという話が浮上しています。

 ケニア代表オルンガの違約金がいかほどかわかりませんが、レイソルとしては満足のいく提示額だったと推測します。

 浦和レッズはレオナルドを売却しないようですが、一説にはCリーグから7億円という具体案が提示されていたようですね。

 東南アジアの有力クラブに在籍する選手たちも、いずれは欧州で腕試しをしたいと考えるでしょう。

 その際彼らの代理人が

 「まずいきなり欧州ではなく、日本でプレイしよう」
 「日本で数年研鑽を積み、それから欧州クラブへ移籍する方が、君にもクラブにも古巣にも多くなメリットがある」

 と語りかけたら、より移籍市場は活性化するでしょう。

 例えばムアントン・ユナイテッドがJクラブに選手を供給し、違約金を得る一方でJクラブもその選手を売却して利益を得ると同時に、選手は欧州へ羽ばたく。

 それだけJリーグのタイム・スケジュールはよく出来ている、という証ではないでしょうか。

 
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