塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アディダス、リーボックを手放すことへ

2021-02-17 22:57:36 | 日記
 今初めて知りましたが、アディダスはリーボックを売却するんですね。

 コロナウイルスの影響で、起業業績は明暗がはっきりしていますが、アディダスは5年計画の中でこの売却を決めたとあります。

 リーボックがアディダスの傘下企業となったのは2005年の事ですが、それ以来リーボックはフィットネスで強い存在感を示す一方で、アスリートとの契約には消極的だったように思えます。

 例えばフィラが1990年代を代表するメジャーリーガー、サミー・ソーサを支援していたことは、今思い浮かべることが難しいでしょう。

 どれと同様に、ブランドが選手契約から離れてしまうと、一瞬で存在感が薄れてしまう危険性はあるように思います。

 だからこそフィラはグラント・ヒル、リーボックはシャキール・オニールという、かつてのNBAオールスターと再契約し、コンバースはドレイモンド・グリーンを迎え入れた形なのでしょう。

 ナイキが2013年、傘下企業のアンブロを手放しましたが、逆にアンブロはナイキから離れたことによって、買収以前の独自性が戻ったようにも見えます。

 ラグビーイングランド代表の支援もその成果のように思えますし、ヴェローチタに代表されるグローバルモデルも展開していますから。

 リーボックがアディダスに代わる親会社を見つけることは、いささか時間がかかるように思えます。

 仮にナイキやニューバランスといった米国企業が買収すれば、売上高は伸びますけれども、日産とルノーの提携で明らかになった、歪な構造が生じる可能性もあるでしょう。

 リーボックもアンブロやコール・ハーンのように、ナイキが手放しても独立形態を保っている企業のようになるのが理想だと思いますが、まだ現状がどうなるかは定かにはならないと感じます。
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視点を変えてみてはどうでしょうか

2021-02-17 20:45:16 | 日記
 オールドファンならば、プラティニやラウドルップが「パトリック」を愛用していたことを懐かしく思うでしょうね。

 現在のパトリックは日本市場においてサッカーではなく、日本製で丁寧に作られたスニーカーで支持を集めています。

 面白いのは企画力で

 坪内浩氏と共に、外見はビジネスシューズそのままの「ドレス・スニーカー」を発表
 スイスのMBTとのコラボレーション
 アニメの代名詞、ドラえもんをデザインに起用

 するなど、他社では考えられない品が多く見つかります。

 スニーカーやバッシュの世界で、ナイキ、アディダスの収集家が非常に多く、プーマは特に「目つきプーマ」を探す愛好家が多いのです。

 また日本のオニツカタイガーを集める方もいますが、ここで考えたのはサッカースパイクではなく、単純に欧州ブランドがtrが蹴るスニーカーは「にっち」ではないか、という視点です。

 玉数が少ないこともあるのでしょうが、ディアドラやロット、パトリックなどのオールドモデルを集めているという方の話は、あまり届きませんよね。

 米国ブランドでは、サッカニーと兄弟関係にあるスポットビルトやブルックスは一定の支持があるようですし、コンバースは愛好家が多い一方、ケッズはそうでもなさそうです。

 ニューバランスは現行品でも米国製、英国製、日本製が入手できますから、むしろオールドモデルを探す必要がないのでしょうか。

 ただ90年代のJDスポーツ別注のネオン色の「576」あたりは、そろそろオールドの範疇に入る気がします。

 何が言いたいかと言いますと、コンバースのタイムラインや上記でお話ししたパトリックの企画品は、将来多くの方が探すことになるであろう品だということです。

 逆に言えば、セビージャやアタランタのように、選手獲得の指針をわずか変更するだけで、これだけの結果が伴うように、オールド、現行品問わず、審美眼を磨くことが大切ではないか。

 と考えたのですがどうでしょうか。
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先物買い、という発想

2021-02-17 20:34:39 | 日記
 サッカーでは青田買いが珍しくありません。

 僕は青田買いではなく「先物買い」をします。

 僕の場合、4月に母の誕生日、翌月は母の日、そして今夏には車検と車の保険料と出費が重なるんですね。

 ですので今日もそうだったのですが

 「お金に余裕がある場合、使うであろう日用品をあらかじめ購入しておく」
 「大きな出費と日用品、食材の出費が重ならないようにする」

 という形が、僕の先物買いです。

 母は僕が大豆シリアルを好むことを知っているので、外出した際に購入してくれる時もあるのですが、シリアルのように保存がきく食材は、場所をとっても有難いですし、比較的早く消費できるので。

 サッカーではバイエルンが先物買いがうまいですよね。

 2018年ワールドカップ前、ウリ・ヘーネスはシュットガルトに在籍するフランス代表、バンジャミン・パバールをいち早く獲得していました。

 彼の契約違約金は35億円と聞きましたが、これが世界王者フランス代表の主力としてワールドカップを戦いぬいた後だとすれば、この違約金では獲得できなかったに違いありません。

 ただ、バイエルンは適正価格を重要視する一方、本当に必要な選手と判断すれば、お金を惜しみません。

 2006年ワールドカップ準優勝に貢献し、在籍するマルセイユの顔をなったフランク・リベリ。

 しかしリベリが必ずバイエルンにとって最高の存在となると考えたウリ・ヘーネスは、強気のマルセイユに35億円とも言われる違約金を支払い、見事その読みが当たります。

 ちなみにファン・ハール時代、リベリ獲得の打診がレアルからあった際、指揮官が売ろうと判断しましたが、ヘーネスが

 「リベリは100億円以下では譲らない」

 と語り、その姿勢にリベリが大きな感銘を受けたという話もあります。

 バイエルンは本当に、手持ちの資金を有効活用する算段に優れています。

 その首脳陣も世代交代でオリバー・カーンが就任しますが、彼もヘーネスのような目利きができるか、ファンは注視するでしょうね。
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