塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

マルセイユ、サンパオリを新指揮官に指名

2021-02-27 15:39:09 | 日記
 マルセイユの新監督に、ホルヘ・サンパオリが就任しました。

 (専門サイトゲキサカより)

 2010年、ディディエ・デシャンと共にリーグ1を制覇して既に10年が経過しますが。フランスで唯一チャンピオンズ・カップ獲得の老舗は、常に頻繁となる監督交代と共に存在います。

 マルセロ・ビエルサ、リュディ・ガルシア、そしてヴィラス・ボアスにミチェル。

 各段マルセイユのファンではない僕でさえ、デシャンの後任としてヴェロドロームのベンチに腰掛けた指揮官がこれだけ浮かぶわけですから、地元ファンはもっと失望を繰り返しているに違いありません。

 そのファンの苛烈な要求も、辞任が多いことに繋がっている面もあるのでしょうが。

 サンパオリはチリ代表の指揮官として2015、16年コパ・アメリカで連覇を果たし、セビージャ在籍時は現在セレッソに在籍の清武が師事していました。

 彼は開幕戦からゴールを奪うも、フランス代表のサミア・ナスリが加入後、一気に調子を上げ両者が共に活きることが出来ず、清武はワールドカップを目指しJ1に復帰します。

 そのサンパオリはある意味

 「火中の栗を拾う」

 形で、「その」ワールドカップでアルゼンチンを率いますが、戦術も布陣も固定できず、むしろアルゼンチン戦で脚光を浴びた、フランス代表キリアン・エムバッペの引き立て役となってしまいます。

 また、アルゼンチン国内ではサンパオリの人間性が最悪だ、という声も多くマルセイユはある意味「劇薬」を投与したように感じます。

 3-4-3に布陣ならば、長友、酒井の両翼が4の左右を務めることになるのでしょうか。

 フランス代表のパイエやトバン、そしてマンダンダと駒はパリやリヨンほど劣っていないはずですから、順位を上げるにはやはりサンパオリとの意思疎通が大きな要素となるでしょう。

 マルセイユのファンはフランスでも特に手厳しい存在で有名ですからね。
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かつてのドレッシングルームに足を踏み入れる際

2021-02-27 15:19:34 | 日記
 僕が過去働いていた書店には系列店舗があります。

 その店舗の店長さんは僕の上司で、出会うと挨拶やちょっとした世間話くらいは今でもします。

 例えばロナウドがチャンピオンズ・リーグでオールド・トラッフォードやベルナベウに戻る際、かつてのホーム側ではなくビジター側のドレッシングルームで着替えること。

 また終了後にモドリッチやカゼミーロなどの元同僚たちと、異なるジャージで会話する際の心境は、どんな代物でしょうか。

 僕も当初は自分の職場だった「書店」で本を購入することを避けていました。

 何だか恥ずかしいという気持ちがあったことに加え

 「自分で仕事を放り出したような気分」
 「ここでこれまで働いていたな」

 という、苦々しい気持ちと懐かしい気持ち、何とも言えない感情が自分の心で消化できなかったためです。

 さすがに退職して15年以上たちますし、今は平気で本を買いますが、そこに至るまでの葛藤は相当でした。

 ロナウドはユヴェントスに移籍する際、報酬の増額や自身の脱税疑惑の際、ペレス以下のフロント人が擁護する気配がない点に失望、もしくは憤怒したと言います。

 脱税疑惑はクラブの責任ではないと思いますが、ロナウドとすれば

 「ユナイテッドは自分の報酬を何度も見直してくれた」
 「レアルはこれだけ尽くしている僕に、敬意が無い」

 と感じていた、そこにユヴェントスのプロジェクトが目に留まった、と挑戦を決意したのでしょうね。

 

 ロナウドに限らず、移籍した選手は古巣との対戦前夜は、何度も寝返りを打ち緊張すると思います。

 セスクがチェルシーに移籍後、初めてエミレーツに登場したときは、罵声と過去のプレイへの賞賛と半々くらいの比率だったと言います。

 同じアーセナルでもトーゴ代表アデバヨールのような例は、また別でしょうが。

 心中ではブーイングが基本と感じても、拍手が自分に対しての敬意ということであれば、選手としてはかつての自分が報われたと感じるに違いありません。
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スペイン代表ベジェリン、ミズノを試し履きへ

2021-02-26 21:37:54 | 日記
 アーセナルのグラニト・ジャカが青のモレリアを試し履きしている時期がありました。

 結局彼はプーマと正式契約を交わすことになりましたが、「コーヘイズ・ブログ」によると、同じくアーセナルに在籍のスペイン代表ベジェリンが、同じくミズノの「レビュラ・カップ・ジャパン」をブラックアウトで履いている。

 と伝えています。

 両者が同じクラブに在籍している、と言うのは単なる偶然にすぎないのでしょうが、近年スペイン出身の選手が日本でプレイすることが、ベジェリンに何かしらの影響を与えたのかもしれません。

 恐らくスペイン国内でも、アンドレス・イニエスタがナイキからアシックスに契約変更し、セルジ・サンペールがそれに続いたことは、大きく報道されたのではないでしょうか。

 恐らくすべての選手がニット素材を最適と考えることは無く、昔ながらのカンガルーレザーが良いという選手もいれば、イニエスタのように新しい契約先と自分が納得いくまで話ができる環境を求めた。

 と言う事例があっても不思議ではありません。

 柴崎岳が「UバイGAKU」でアンブロからシリーズを販売していますが、その前に契約していたアディダスではできなかった企画ですよね。

 アンブロの方が契約選手がアディダスよりも少ない分、小回りが利いて選手の発案が取り入れやすいという面もあるのでしょうが、今後もアンブロはこのシリーズを継続してゆくに違いありません。

 ベジェリンはあくまで「ブラックアウト」ですから、ミズノと契約するかどうか思案中のはずです。

 僕個人は是非とも彼にミズノと契約して頂き、日本人選手以外にもミズノの品質を体感してほしいと思います。

 アーセナルが一時の不振から抜け出し、ヨーロッパリーグの上位進出が可能な今、ミズノからすれば大きな契機になるかもしれませんね。
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僕が感じるラトビアサッカー

2021-02-26 21:17:50 | 日記
 名古屋グランパスエイトに在籍する大垣勇樹がラトビア・リーグに移籍します。

 僕が思うラトビアのサッカーと言えば

 1・2004年の欧州選手権に出場
 2・リーグの盟主はスコント・リガで13連覇を達成したこともある

 という2点につきます。

 正直、現在のラトビア代表がどのブランドとスポンサー契約を結んでいるのか、有力選手は誰なのか、すらわかりかねます。

 ラトビア・リーグの実力が果たしてJ1、J2とどれくらいの差があるのか、実際にプレイすることと鑑賞することは訳が違います。

 ただ、やはり挑戦は若いうちが良いに決まっています。

 この点だけは間違いないですね。

 恐らく今後はラトビアだけでなく、ブルガリアやルーマニア、デンマーク、スロバキア、チェコなどもJリーグを注視するのではないでしょか。

 それは日本人選手が安く買えるということもありますし、基本指揮官やフロントが注意しなくとも、時間に正確で几帳面であることも評価されていると思うためです。

 ルーマニアならステアウア・ブカレスト
 チェコならプルチェニ
 ポーランドならレギア・ワルシャワ

 など、国内の有力クラブに在籍し、優勝すれば予備予選を勝ち抜いてチャンピオンズ・リーグに参戦する可能性もあります。

 キプロスのアポエル、セルビアのレッドスターなども同様ですし、どんな小規模なクラブでもチャンピオンズ・リーグアンセムは等しく流れます。

 ただ、東欧諸国の多くは社会主義の影響がまだ色濃い面も多く、どこかきな臭い匂いもします。

 クロアチア代表のダリオ・スルナはシャフタル・ドネツクで一時代を築いたように、外国籍の選手が大黒柱になる事例がないわけではありません。

 ただ、日本人であろうがなかろうが、外国籍選手への視線が厳しいという点を学べるだけでも、欧州に移籍するメリットがある気がします。
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総務省の不祥事を顧みて

2021-02-26 20:55:44 | 日記
 菅総理とその長男、東北新社と総務省など、国会が紛糾しています。

 総務省の見解と僕たちの見解には大きな隔たりがある事に間違いはなく、給与返上の対象になった方々は、サッカーをよく見たらよいと思いますね。

 無粋な選手、指揮官、GMはすぐにクビになりますよ。

 仮に残留できたとしても、ファンの厳しい突き上げに我慢はそうできないでしょうし。

 日本代表もこのような私的な形で問題が起きることは是非とも避けてほしいと思いますが、浦和レッズの柏木のように自粛生活にたえきれなかったのでしょう、退団してしまう選手がいるくらいですからね。

 ジーコの時代、選手たちが夜無断でキャバクラに出かけたという事件が勃発し、大騒動となりました。

 実は選手たちは当初、寿司屋で食事をしたいと考え外出したのですが、営業しておらず致し方なくキャバクラに行先を変更した「らしい」のですが、女性とアルコールと言う結びつきを考えた場合。

 やはり軽薄な行動でしたね。

 2006年ドイツ・ワールドカップの際も、セレソンはロナウジーニョとアドリアーノが夜で歩いて問題になったようですが、それだけ集団行動の中で自分を律することは難しい。

 という側面もあるのでしょう。

 ミャンマー戦が飛んでしまったことで、代替試合の検討が起きているようですし、森保さんはA代表対五輪代表と言う形で、兄弟マッチを実現させたいという希望もあるようです。

 過去、日本代表は加茂さんの時にJリーグの外国籍選手選抜と腕試しをしましたが、今でも外国籍の力を借りるのは有力な強化策ではないでしょうか。

 ちなみに海外リーグの選手を招集するならば、ヘンクの伊東のように誰が指揮官でも招集するであろう選手だけでなく、シャルルロワの森岡、シンシナティの久保のように、復帰という考えも必須ではないでしょうか。

 特にMLSは今後、日本人選手が移籍先に選ぶかもしれませんし、その点で久保を視察することは意義深いと感じます。
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